「ターミネーター」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ターミネーター」(2009/03/11 (水) 22:17:41) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

スカイネットは、抵抗軍リーダーのジョン・コナーを抹殺したい。  ↓ ターミネーターを過去に送り込み、母親を殺そう。  ↓ 抵抗軍も戦士やターミネーターを過去に送って対抗する。 というのがターミネーターシリーズのベースだが、 「ターミネーター」「ターミネーター2」「3」「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクル」と 続いてくるにつれ、どうも違和感をおぼえるのでまとめておこう。 ・スカイネットはなぜ戦力を小出しにするのか。  もっとも過去の時代(ターミネーター1の時代)にターミネーターを100体も送ればそれでOK。  1体ずつ、しかもちがう時代に送るというのはあまりに愚策。 ・スカイネットはなぜ「過去のジョンコナー殺し」にこだわるのか。  たしか、ジョン・コナーがスカイネットの中枢部に攻め入ったとき、  一発逆転を狙ったスカイネットがターミネーターを過去に送り出したように思う。  それよりも、2,30分だけ過去にターミネーターを送り込み、  ジョン・コナーが入ってくるだろう中枢部の、ドアあけてすぐのとこに落とし穴つくるとか、  ドアの上に黒板消しおいとくとかしといた方が確実なんじゃないか? ・スカイネットに成功する可能性はあるのか。  ふつうに考えると、    過去にジョン・コナーが死ななかったことがFIXしてる → ジョンが中枢部に入ってきちゃった♪  なので、いま中枢部にジョンが入ってきたって事は、これから過去に送る刺客がすべて失敗する(した)ことを意味する。  しかし、当然それじゃお話的にタイムトラベルの意味がないので、    「これから」過去を変えることが可能であり、過去の改変によって後の時代は影響を受ける  という法則が必須となる。  ここで問題は、後の時代が影響を受けるのは「いつ」か、だ。  それは当然、「過去の改変行為を開始した瞬間」でなければならない。  仮に、改変を開始してから1年後にターミネーターがジョン・コナーを殺したとして、  中枢部にいるジョンが1年後に消える、とは思えない。  ジョンが殺されるのが1年後であろうと10年後であろうと、改変が成功したのなら、  「ジョン・コナーは中枢部に入らない」ということに変わりはないはずで、だから  スカイネットが過去にターミネーターを送った瞬間に、テレビのチャンネルを変えるように  一瞬で全てが変わる、とするのが妥当だろう。  (よって、「過去において現在進行中」なバックトゥザフューチャー的な事態は起こらず、  ジョンが薄くなっていったりもしない)  とすれば、  スカイネットの過去改変が成功する(した)なら、その瞬間にジョン・コナーは消滅しなければならない。  しかし実際には、スカイネットが過去改変を開始したその後もジョンは消滅せず、  戦士やターミネーターを過去へ元気に送り出している。  この事実は、スカイネットの最後の抵抗はすべて失敗したことを意味する。  だから、「スカイネット打倒」のためだけであれば、ジョンは過去に対して何もしなくて良かったわけだ。  しかし、自分の父になる戦士を過去へ送らなければ、ジョンは消える。  タイムマシンを前にしたジョンが「あれ勝ち確定してんじゃね?やっぱやめとこ」などと思った瞬間に消える。  これを避けるために、ジョンはカイルを過去へ送ったわけです。  カイルの本当の任務はターミネーターを倒すことやサラ・コナーを守ることではなく、  サラを妊娠させることだったと。  ジョンあくどいなー。アメリカ人らしいや。  これを逆手に取ると、スカイネットはジョンを消滅させることができる。  スカイネットはターミネーターを過去に送ったりしなければよかった。  それだけで抵抗軍のリーダーを消すことができたのだ。 ・サラコナークロニクルの致命的な失敗  まぁヒロインがタイガーウッズにしか見えないとかいろいろあるんですが、  タイムトラベルに関していえば、未来へのタイムスリップ(90年代あたりから2011年へ)を  してしまったことに尽きる。  これが可能なんだったら、中枢部のジョン・コナーは過去の自分やサラやカイルやシュワをみんな  未来(スカイネットに勝利した)に連れてくればいいわけで。それが一番安全でしょ。  過去から来たジョンを20年くらい?徹底的に鍛え抜いて、過去ジョンの年齢が  審判の日時点のジョンの年齢と同じになったら、審判の日の1日前へ送りとばして実戦投入ですよ。  ・・・なんというか、クロニクルにはこの手の安易な展開が多いように思われて仕方ない。 ・コナー一家の児童虐待  T2以降、コナー一家は審判の日を回避すべくスカイネット開発を妨害しているのだけど、  ジョンと母親は、自分たちが何をやっているのか理解しているのだろうか。      妨害成功 → カイルが父親にならない → ジョン生まれない。 → ジョン消滅  さっきのスカイネットの逆で、妨害に成功した瞬間にジョンは消滅することになる。  わかってやってたらそれはそれですごい英雄行為で、深いドラマになるんだけどなあ。  妨害しなけりゃ救世主あつかいされるのがわかってて妨害して、ひっそり消滅する主人公、だもんね。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: