「リーダーシップ力」とは何でしょう?

「リーダーシップ力」=「場を仕切る力」?

確かに「場を仕切る力」も、リーダーシップの内だと思う。

でも私の考える限り、それだけでは足りない。


私は「リーダーシップ力」には、「観察力」「経験値」「人間力」の3つが
伴っていると思います。


まず「観察力」は、大きく見れば全体を見渡す能力で、全体把握のために
欠かせないもの。小さく見れば1人1人の個性をしっかりと把握することで、
ひとり一人、何が適しているか見極める人事面で欠かせないものです。


次に、集団を総括する上で、チャレンジ精神は欠かせないものです。
でも、チャレンジ精神というものは、ある程度自分に自信がないと
持てないものですね。自分に自信をつけるためには、やはり「経験値」が
関係してくるのではないでしょうか。経験によって目標が生まれ、
新たなチャレンジへとつながるのではないかなと感じます。


そして「人間力」は、その人の人格です。その人がリーダーとしてふさわしいか、
その人について行きたいと思える人物か、これを問われるのがリーダーでしょう。
しかし、リーダーというのは単純に「しっかり」しているだけではいけない。
「しっかり」というものは、リーダーを支える“サブ”に不可欠なのであって、
リーダーに本当に必要なのは、「思いやり」ではないでしょうか。

今の自分の行動について、相手はどう思っているか。

相手の立場に立って考えることが、リーダーには求められているように思います。

その中で、新しい視点を示すことで「観察力」を上げ、実際にさせてみることで
「経験値」を高めるのが、リーダーシップの育成であり、教育者の役目だと思う。
最終更新:2009年03月25日 17:48