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第1回ミーティング資料


                                    2009/02/14
地理学野外演習実験 第1回ミーティング


        「長崎市内における造船業と関連産業について」

研究目的;長崎県において、造船とその関連産業は全事業社従業員数の内およそ10%の
雇用人口と、全産業の内およそ20%の製造品出荷額を占めている(長崎県H18年度版工業
センサス)。長崎県において産業の中枢とも言える造船業は、主に長崎港に集中しており、
長崎県内122の事業所のうち、42が長崎市内に立地している(長崎市H18年度版統計年鑑)。
しかし近年は中国・韓国の造船業の発達によって国際競争が激化し、1980年代には50%
の世界シェアを持っていたものの、2007年には30.6%まで落ち込み、製造品出荷額だけ
を見ると、韓国に世界1位の座を譲っている(ものづくり白書)。さらには長期に渡る
不況によって従業員の新規採用を控えてきたため、人材育成の遅れが深刻化しており、
経営基盤の貧弱化が懸念されている。そこで、長崎市内における造船とその関連産業
の現状を調査し、産業基盤の強化や国際競争力の強化を図るための対策を考察する。

研究方法
  • 造船とその関連産業の立地構図を系統的に図化する。
  • 長崎において造船業が発展した背景を探る。
  • 比較対象として、同じく造船業の盛んな瀬戸内海沿岸を挙げる。
  • 市役所や長崎県造船協同組合、その他各事業所などを訪問することによって、
 他産業との結び付きや自治体の対策、その実態を調査する。

対象地域;長崎港湾岸地域

参考文献
  • 高柳暁『海運・造船業の技術と経営~技術革新の軌跡~』日本経済評論社 1993.6
  • 長塚誠治『21世紀の海運と造船~日本と世界の動向~』成山堂書店 1998.9
  • 溝田誠吾『造船重機械産業の企業システム』森山書店 1997.1
  • 村上雅康『造船工業地域の研究~相生・因島両地区の場合~』大明堂 1973
  • 山下幸夫『海運・造船業と国際市場・世界市場への対応』日本経済評論社 1993.3

参考資料
  • 呉ものづくり産業振興・雇用創造促進計画
  • 長崎県・長崎市工業統計、その他各種統計
  • ものづくり白書(経済産業省)
  • 運輸白書(旧運輸省)