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学校教員免許


※このページは、2010年度入学生までの情報です。

2011年度以降は制度が一部変更になりました。

お気をつけください。


 広島大学の学生は、5つの方法でこの免許を取得することができます。

1つ目は、各学部の学生便覧に記されている方法です。
2つ目は、他学部の授業で「教科に関する科目」に指定されている授業を受講する。
3つ目は、放送大学で「教科に関する科目」に指定されている授業を受講する。
4つ目は、その他通信制大学など、他大学の授業を受講する。
5つ目は、認定試験を受験する。
というものです。

各学部の学生便覧に記されている方法


「文学部では、中学校の国語、社会、英語、ドイツ語、フランス語、
高等学校の国語、地理歴史、英語、ドイツ語、フランス語の
教職免許状を取得することができる。」

学生便覧にはこのように記されています。

 これと同じような内容が、教育学部を含め、各学部の学生便覧に記されています。
しかし、これは卒業前に学生支援室にて手続きをすることで、卒業証書と一緒に
教員免許状が授与されるというもの。

つまり、本来教育委員会が行う手続きを、学生支援室が代行してくれるのです。

それでは、教職免許を取るためには、どうすれば良いでしょうか?

まず、学生便覧の「教育職員免許状の取得について」というページを見ると、
教養科目の中から

 日本国憲法2単位
 体育(スポーツ科学、運動科学、スポーツ実習ABC)から2単位
 外国語(コミュニケーションⅠⅡAB)から2単位
 情報活用演習2単位(学部学科によっては情報活用基礎など異なる)

が、必修科目として定められています。

ここまでは、どの学部の学生であっても、どの教科であっても変わりません。

 次に、「教職に関する科目」です。
「教職入門」や「各教科の指導法」、「総合演習」と言った教科が該当します。
恐らく「各教科の指導法」を除けば、殆どが月曜日に開講される科目ですね。

 これは、各学部によって取得しなければならない科目が異なりますが、
ご自身が在籍されている学部の学生便覧に沿って、履修していって下さい。

 なお、道徳教育指導法に関しては、高等学校教員免許のみ取得する場合は
履修する必要はありませんが、「教科に関する科目もしくは教職に関する科目」
として高校の教員免許取得に必要な単位に振り分けることができます。

 教育学部には「観察実習」という科目があり、免許取得のためには必修と
なっています。しかしその他の学部生には、この科目は履修できません。
これは、教育学部では実践を重んじて演習を履修させる代わりに、他学部では
教科内容を重んじて、1つでも多くの講義を受けさせようとしているからです。
つまり、他学部生が「観察実習」を受けられないからと言って、免許状が取得
できないというものではありません。

「教科に関する科目」は、各教科によって異なりますが、学生便覧に記されている通りです。

 各コースによって、履修することを求められている科目が異なりますが、学生便覧に
記されている通りに履修しなければ、学生支援室で免許状を発行して貰うことは
できません(困難です)ので、そのつもりで居てください。

 その反対に、例えば教育学部3類英語コースの学生が、教育学部2類の社会系コース
の学生が受講すべき科目(教科に関する科目と教科の指導法)を受講すれば、社会科の
免許状を取得することができますし、文学部地理学コースの学生が文学部日本文学
コースの学生が受講すべき科目を受講すれば、国語科の免許状を取得することができます。

 そして「教育実習」、これは小・中高の2区分に分けられています。
中高免許用の教育実習を受けたとしても、小学校の免許状を取得できない理由が、
これです。その逆に、初等教員養成コースの学生さんが副免取得のために、
何度も教育実習に行かなければならないことも、お分かりいただけるかと思います。

 区分が小・中高の2つに分かれているとは言え、小学校は8週間、中学校は4週間、
高等学校は2週間と実習期間が定められています。
しかし、中高は同じ区分とされているので、中高両方の免許を取得する場合は
合計4週間の実習で良いこととされています。

 広島大学には、2つの附属小、4つの附属中、2つの附属高がありますので、
このいづれかから実習先を選択することになります。初等教員養成コースの学生は
3年次に附属小学校への実習、4年次に中高の教育実習に参加します。
その他の学生は、中高両方の免許を取得する学生は3年次に4週間の実習、
教育学部生のうち小学校免許も取得する場合は、4年次に小学校実習があります。
高校の免許のみを取得する学生は4年次に2週間の実習に参加します。

 このうち、中学校の免許を取得する場合は、実習先の希望が偏らないようにと、
皆実×福山、皆実×三原、東雲×福山の組合せで、2週間×2の実習を行うように、
調整されます。組合せについては、学生が希望を書いて提出しますが、
殆どの場合が第2希望までには沿うことができるようです。

 平成20年度入学生の中高教育実習は、教育学部生が3年次6、9月、
文理学部生が3年時9、10月に実施されるようです。
なお、その他の学部生は小学校・中学校教員免許取得に必要な「介護等実習」
が受けられないため、高等学校の免許状しか取得できません。故に、教育実習は
4年次の6月に行われます。

 教育実習に関してよく聞かれることなのですが、教育実習は免許状1枚につき
1回なのではなく、学校種につき1回となっています。つまり、小学校教員の
教育実習は1回ですが、小学校と中学校の免許を取得する場合は2回、中学校
「英語科」と高等学校「英語科」を取得する場合は1回(中学校と高校は同じ区分)
ですが、同じ学校種である中学校だけでは、英語科、国語科、理科等、いくつの
免許状を取得しても、教育実習は1回だけです。なお、複数教科の免許状を取得する
場合、教育実習を受ける教科は予め選択することができます。

 なお、先ほど学生便覧に沿って、他教科の免許状を取得する方法を書きましたが、
これは学部を超えることはできません。つまり、文学部生は文学部の学生便覧に
記されていること、教育学部生は教育学部の学生便覧に記されていること、総合科学部生は
総合科学部の学生便覧に記されている教科の免許だけが、取得可能となります。
それ以外の教科を取得したい場合は、この下でご紹介する方法が必要です。

 免許状発行の申請は、4年次の10月を目途に学生支援室から書類を受け取り、
学生支援室に提出することになっています。そうすることで、卒業式において
卒業証書と一緒に免許状が授与されます。

 この方法で免許状を取得する場合、学生便覧に記されている通りに履修して下さいと、
繰り返し述べていますが、文学部で 社会科・地理歴史科 の免許状を取得するために
必要な科目が、学生便覧では非常に分かり辛いとの指摘があったので、 ここ でご説明します。

他学部の授業を受講する方法

 この方法は、各学部で取得可能とされている以外の科目の免許状を取得するためのものです。
つまり、この方法で免許状を取得するとしても、介護等実習を受ける必要があることから、
教育学部、文理学部以外の学生は中学校免許を取得することはできませんし、
教育学部以外の学生が小学校免許を取得することもできません。

 また、それだけ授業を多く履修しなければならないことになりますし、
主専攻ではない系統、科目の勉強もしなければならないことになりますので、
あまりおススメはいたしません。

 しかし、文学部では取得できないことになっている「高校公民科」の免許は、
私立学校の教員を志望する場合は「地理歴史科」だけでなく「公民科」の免許も
取得していることが必須とされている学校も多いので、文学部の中には取得を
希望する学生もいると思います。実際、私もそんな学生の一人です。

 そういう場合、どうすれば良いのかという情報を掲載します。

 上に記しているように、学生便覧に記されている教科の免許状は、卒業と同時に
免許状を事務にて発行して貰えますが、この方法は卒業後、文学部で取得した
免許状(これを「基礎免許状」といいます)と、その他の科目の単位認定証明書を
広島県教育委員会に持参することで、免許状を発行してもらうことができる、
というものです。つまり、文学部内(学習支援室にて発行される方法)で最低
1科目は教職免許を取得して、卒業する必要があります。例えば、文学部の
学生が「公民」の免許だけを取得したいと言っても、それでは「教育実習」や
「介護等体験」が受けられないので、これはできません。

 ただ、1科目を落としてしまった等の理由で「介護等実習」や「教育実習」を
受けたにも関わらず、教員免許状が取得できなかったという場合には、免許状取得に
必要な「日本国憲法」や“体育に関する科目”「介護等実習」と「教育実習」を受講
済みであるので、その修了証明書と単位認定証明書を広島県教育委員会窓口に持参する
ことで、免許状を発行してもらうことができます。

  この方法で免許状を取得する場合も、学生便覧で取得するのと同様、

 日本国憲法2単位
 体育(スポーツ科学、運動科学、スポーツ実習ABC)から2単位
 外国語(コミュニケーションⅠⅡAB)から2単位
 情報活用演習2単位(学部学科によっては情報活用基礎など異なる)

  の4科目はもちろん必修であり、

  「教科に関する科目」20単位以上と、

中学校教員免許の場合は「教職に関する科目」31単位以上で合わせて59単位 を。
高等学校教員免許の場合は「教職に関する科目」23単位以上で合わせて59単位 を。

  取得しなければ、教員免許状を取得することはできません。

 ただし、文学部で「国語科」と「社会科」の両方を取得する、総合科学部で「社会科」
を取得して、学生便覧以外の方法で「国語科」の免許を取得するなど、 2教科以上の
科目を取得する場合は、2教科目以降の「教科に関する科目」は20単位、
「教科の指導法」は4単位を取得すれば、2教科目の科目を取得することができます。

 この方法で免許状を取得するためには、卒業と同時に学生便覧に記された通りの科目を
履修して、1科目の免許状を取得するするか、「教育実習」や「介護等体験」を始め、
教職免許に必要な科目全てを受けておく必要があります。

 「教育実習」や「介護等体験」は、学生便覧に記されている科目で申請した場合で
しか受講することができません。そこで、例えば文学部では「公民」の免許を取得する
ために「社会科」を取得する、総合科学部では「国語科」の免許を取得することが
できませんので、「英語」など各学部で取得可能な教科の免許を取得するということ
にして、その科目で「教育実習」を受け、「教科に関する科目」と「教科の指導法」のみ
上記の科目群を履修し、県教育委員会に申請することで、各学部では申請できない科目の
免許状を取得することができます。

 この方法では、他学部の学生便覧に記されている「教科に関する科目」や「教科の指導法」
を探すことが必要ですが、これは大変な労力が必要となります。そこで、教科毎に
取得することが必要な科目群をご紹介します。


この記述を基に免許状を取得したいという人は、必ず意志を実行に移す前に、
  管理者に相談するか、教育委員会に問い合わせて、履修すべき科目をご確認下さい。
 授業科目1つ1つの採点が厳しかった昔は、この方法で免許状を取得する人が多かった
 のですが、 安易に大丈夫と思い履修ミスをして免許を取得できない こともあり得ます。
  事前確認なしに履修の上、免許状を履修することができなかったとしても、管理者は
  一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

※掲載分以外の教科については、このページ閲覧者の大半が文学部生であろうとの
推測から、ここでは省略させて頂きました。

放送大学で授業を受講する

 放送大学は、広島大学生にとって最も身近な通信制大学であろうと思います。
というのも、学習はテキストにて行い、期末試験のみ東千田キャンパスに赴けば
良いというものだからです。
学部によっては提携されていない学部もあるようですが、事前に学生支援室に
単位互換制の適応を申請することで、登録料等が割引になる制度もあります。

 私も、公民や理科(地学)の免許を取得するために科目等履修生として放送大学を
利用している一人です。この方法は、基本的には他学部の授業を受講するのと原理
は同じで、「介護等実習」と「教育実習」の修了証明書もしくは卒業時に取得した
他教科の基礎免許状と単位認定証明書を広島県教育委員会窓口に持参することで、
免許状を発行してもらうことができます。

 こちらの方法も、授業科目は科目毎に異なるのですが、放送大学は授業名の
変更が著しく、このページ上に各科目を表記すると非常に紛らわしいので、
放送大学の教員免許状取得のページにリンクしておきます。

 リンク先では中学校免許に該当する科目一覧がP12~、高等学校免許に該当する
科目一覧がP18~記されています。

 放送大学で履修する場合、1年の登録料8000円と1単位あたり5500円が
必要となります、学生の身分では高いようですが、通信教育の中では格段に安いです。

他大学の授業を受講する

 放送大学の授業も、他大学の授業には違いないのですが、教職課程を設置している
通信制大学等の授業を受けることで、単位互換はできませんが、教職免許状に必要な
授業科目を履修することができます。

 授業科目は、各大学のウェブサイトや資料等で確認して頂くことになりますが、
通信教育の実際を調査すべく玉川大学や北海道情報大学、星槎大学、佛教大学の
授業科目一覧表を取り寄せていますので、興味がある方はpostにてご連絡下さい。

 どの大学が通信課程を設置しているかは、教科別にご紹介いたします。


他の教科についてはこちらを参照下さい。

 法律によって「二重学籍の禁止」が定められているため、広島大学に在籍している
最中は、科目等履修生として授業を受けることしかできません。そのため、通信制大学の授業を
受講したとしても、「介護等実習」や「教育実習」は受講できません。
ただ、広島大学を卒業した後、就職しながら通信教育を受講するという場合は、
本科生としてその大学の授業が受けられるので、「介護等実習」や「教育実習」が
受講できます。そのため、例えば工学部出身の方が最初から教員免許を取得する
こともできますし、必要単位を補うためだけに入学し、通信制大学を中途退学する
という方法によって総合科学部出身の方が中学校免許を取得できたり、文学部生が
小学校免許を取得することもできるのです。


認定試験を受験する

 この方法は現在、小学校、幼稚園、特別支援学校の教員免許のみ実施となっています。
大学に2年以上在学、62単位以上取得済み等の受験条件はありますが、試験を受ける
ことで、教員免許状(2種)を取得することができるというものです。