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#image(tenshouki.gif,width=320,height=143,title=天翔記,right)
#contents
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*「信長の野望 天翔記」とは?
1994年12月19日に初版が発売された、光栄(現・コーエー)作歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズの第6作。
同社作品としては比較的COMが手強いことや、軍団制の採用、最大9城が巻き込まれる戦争システムなどが主な特徴である。
[[公式製品案内>http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/Rltenshopk.htm]]
[[Wikipediaでの解説>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E9%95%B7%E3%81%AE%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%83%BB%E5%A4%A9%E7%BF%94%E8%A8%98]]
**対応機種
|PC|PC-98・DOS/V・Windows3.1・Windows95/98/Me/XP・FM TOWNS・Macintosh・Windows(HD版)|
|家庭用ゲーム機(CS)|スーパーファミコン・プレイステーション・セガサターン・プレイステーションポータブル・PSVITA(HD版)|
|携帯電話|iモード・Yahoo!ケータイ|
後二者は前者と多少(SFCは大きく)異なるので注意。またそれぞれ数種の「版」があり、若干の差異がある。
詳しくは[[機種・版について]]を参照。
**買うならどれ?
Win版の「&bold(){定番シリーズ版}」が、税別定価1980円で最も簡単に入手できる。特に問題点もなく、もっとも一般的。あるいは将星録とのセット「&bold(){ツインキャンペーン版}」(同2480円)でもいい。
ただし2016年現在、コーエー直販のGAMECITYショッピングからは消滅(=既に在庫なし)。Amazonでもプレミア価格になっている。安く買うためいろいろな店を探すか、プレミア価格に手を出すか、HD版にするか、はたまた…おや誰か来たようだ。
「パソコン持ってない」という人は家庭用ゲーム機版を探すことになるけど、なかなか見つからないし、スピードや操作性に劣る。Win版はWin95以上のOSが問題なく動くマシンならノートパソコンでも十分にプレイ可能なので、どこかから古いPCを調達してきてWin版をプレイする手もある。そのくらい、Win版がおすすめ。ただし(少なくとも)インストールにCD-ROMを利用するので光学ドライブが付いていない機種だと外付けドライブが必要になるので注意。
どうしても場所を選ばずプレイしたいならPSP版か携帯アプリ版だけど、両方ともPKなし。携帯版は月額制、スマホ非対応と正直おすすめしがたい。PSP版は1200円でダウンロード購入が可能。動作はかなり速くプレイ感覚もPC版に近いのでおすすめできるが、PK対応でないのが惜しい。
ただ、PSP版発売から10年経った2015年、PSVITAとWindows(Steam)でリメイクとしてHD化されたものが11月に発売されることになった。まだ未発売なので何とも言えないが、双方共にパッケージ版は5800円、DL版は5143円と前記と比べ多少値が張るものの、PKも付属するためかなりお勧めできると思われる。
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*天翔記の特徴
わりと一般的に言われるものを集めた。当然長所と短所は紙一重であり、人によっては長所が短所になり、逆もしかり。
それから、[[制限プレイ>プレイスタイル]]や[[神パッチ>外部ツール・ファイル]]である程度は好みの設定にできることも忘れずに。
**長所
-CPUが好戦的、しかもやたら能力が上がるので、慣れない内はすぐに詰む。CPU優位とはいえ、この厳しさが名作たらしめている。
-教育システムが秀逸。才能のある武将でも若い内は弱い。逆に弱い武将でも使い込めばそれなりになる。
-一度で多くの城がとれることと軍団制を採用したことにより、シリーズ最多の城数でも単純作業に終わらない遊び方ができる。
-せりふの種類が多い。決めぜりふからギャグっぽいものまで多彩で、後の作品で失われつつあるKOEIの遊び心を感じられる。
-20年以上前の作品なので要求スペックが非常に低い。最新パソコンならデモプレイが20秒未満で終わるし、倉庫に埋もれているような化石レベルのマシンでもWin95以上ならちゃんと動作する。
-アーキテクチャが古いため解析が進んでいる。ディスクレスその他改造ノウハウの蓄積がある。
**短所
-登場武将数の制限がきつい。
-武将の能力成長幅が大きく、名将も最初は弱い。特に戦国後期(安土桃山及び江戸初期)の武将は、登場するや否や戦闘だけMAXの猪武者に捕まって涙目、ということになりがち。
-捕虜になると、仕官身分血縁に関係なくいとも簡単に寝返る。内応も効きすぎ。
-暗殺の成功率がきわめて高い。
-城のやり取りが簡単すぎる上に領土の増減がプレイに影響しにくく、城に重みがない。本拠地にメリットがないので、史実ではありえないようなイナゴ放浪プレイなどが可能。
-内政の効果が低く、戦争で城を取った方が収入増につながりやすい。
-日本の端の大名が、中央と比べて明らかに有利。
-大名従属の概念がない。クリア方法も武力統一のみで同盟統一ができない。
-弓部隊が組めない。
-256色、しかもマップ以外実質16色でグラフィックがしょぼい。汎用顔グラが多い。(HD版を除く)
-戦争画面が細かく、スケール感に欠ける。
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*天翔記に似たゲーム
このゲームにはまった人が「他に似たゲームはないの?」と思うのは自然なことだろう。しかし、信長の野望シリーズも含め、基本的にコーエーのゲームは作品ごとにゲームシステムが大きく変更される。同じシステムが他シリーズへ流用されることも少なく、例えば「天翔記のシステムで三國志」というようなゲームは存在しない。
「COMが手強い」「グラフィックは貧弱だけど奥が深い」「単に面白い」といった特徴を備えた作品を探しているのであれば、2chなどで尋ねれば答えがもらえるかもしれない。
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#image(tenshouki.gif,width=320,height=143,title=天翔記,right,float)
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*「信長の野望 天翔記」とは?
1994年12月19日に初版が発売された、光栄(現・コーエー)作歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズの第6作。
同社作品としては比較的COMが手強いことや、軍団制の採用、最大9城が巻き込まれる戦争システムなどが主な特徴である。
[[公式製品案内>http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/Rltenshopk.htm]]
[[Wikipediaでの解説>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E9%95%B7%E3%81%AE%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%83%BB%E5%A4%A9%E7%BF%94%E8%A8%98]]
**対応機種
|PC|PC-98・DOS/V・Windows3.1・Windows95/98/Me/XP・FM TOWNS・Macintosh・Windows(HD版)|
|家庭用ゲーム機(CS)|スーパーファミコン・プレイステーション・セガサターン・プレイステーションポータブル・PSVITA(HD版)|
|携帯電話|iモード・Yahoo!ケータイ|
後二者は前者と多少(SFCは大きく)異なるので注意。またそれぞれ数種の「版」があり、若干の差異がある。
詳しくは[[機種・版について]]を参照。
**買うならどれ?
Win版の「&bold(){定番シリーズ版}」が、税別定価1980円で最も簡単に入手できる。特に問題点もなく、もっとも一般的。あるいは将星録とのセット「&bold(){ツインキャンペーン版}」(同2480円)でもいい。
ただし2016年現在、コーエー直販のGAMECITYショッピングからは消滅(=既に在庫なし)。Amazonでもプレミア価格になっている。安く買うためいろいろな店を探すか、プレミア価格に手を出すか、HD版にするか、はたまた…おや誰か来たようだ。
「パソコン持ってない」という人は家庭用ゲーム機版を探すことになるけど、なかなか見つからないし、スピードや操作性に劣る。Win版はWin95以上のOSが問題なく動くマシンならノートパソコンでも十分にプレイ可能なので、どこかから古いPCを調達してきてWin版をプレイする手もある。そのくらい、Win版がおすすめ。ただし(少なくとも)インストールにCD-ROMを利用するので光学ドライブが付いていない機種だと外付けドライブが必要になるので注意。
どうしても場所を選ばずプレイしたいならPSP版か携帯アプリ版だけど、両方ともPKなし。携帯版は月額制、スマホ非対応と正直おすすめしがたい。PSP版は1200円でダウンロード購入が可能。動作はかなり速くプレイ感覚もPC版に近いのでおすすめできるが、PK対応でないのが惜しい。
ただ、PSP版発売から10年経った2015年、PSVITAとWindows(Steam)でリメイクとしてHD化されたものが11月に発売されることになった。まだ未発売なので何とも言えないが、双方共にパッケージ版は5800円、DL版は5143円と前記と比べ多少値が張るものの、PKも付属するためかなりお勧めできると思われる。
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*天翔記の特徴
わりと一般的に言われるものを集めた。当然長所と短所は紙一重であり、人によっては長所が短所になり、逆もしかり。
それから、[[制限プレイ>プレイスタイル]]や[[神パッチ>外部ツール・ファイル]]である程度は好みの設定にできることも忘れずに。
**長所
-CPUが好戦的、しかもやたら能力が上がるので、慣れない内はすぐに詰む。CPU優位とはいえ、この厳しさが名作たらしめている。
-教育システムが秀逸。才能のある武将でも若い内は弱い。逆に弱い武将でも使い込めばそれなりになる。
-一度で多くの城がとれることと軍団制を採用したことにより、シリーズ最多の城数でも単純作業に終わらない遊び方ができる。
-せりふの種類が多い。決めぜりふからギャグっぽいものまで多彩で、後の作品で失われつつあるKOEIの遊び心を感じられる。
-20年以上前の作品なので要求スペックが非常に低い。最新パソコンならデモプレイが20秒未満で終わるし、倉庫に埋もれているような化石レベルのマシンでもWin95以上ならちゃんと動作する。
-アーキテクチャが古いため解析が進んでいる。ディスクレスその他改造ノウハウの蓄積がある。
**短所
-登場武将数の制限がきつい。
-武将の能力成長幅が大きく、名将も最初は弱い。特に戦国後期(安土桃山及び江戸初期)の武将は、登場するや否や戦闘だけMAXの猪武者に捕まって涙目、ということになりがち。
-捕虜になると、仕官身分血縁に関係なくいとも簡単に寝返る。内応も効きすぎ。
-暗殺の成功率がきわめて高い。
-城のやり取りが簡単すぎる上に領土の増減がプレイに影響しにくく、城に重みがない。本拠地にメリットがないので、史実ではありえないようなイナゴ放浪プレイなどが可能。
-内政の効果が低く、戦争で城を取った方が収入増につながりやすい。
-日本の端の大名が、中央と比べて明らかに有利。
-大名従属の概念がない。クリア方法も武力統一のみで同盟統一ができない。
-弓部隊が組めない。
-256色、しかもマップ以外実質16色でグラフィックがしょぼい。汎用顔グラが多い。(HD版を除く)
-戦争画面が細かく、スケール感に欠ける。
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*天翔記に似たゲーム
このゲームにはまった人が「他に似たゲームはないの?」と思うのは自然なことだろう。しかし、信長の野望シリーズも含め、基本的にコーエーのゲームは作品ごとにゲームシステムが大きく変更される。同じシステムが他シリーズへ流用されることも少なく、例えば「天翔記のシステムで三國志」というようなゲームは存在しない。
「COMが手強い」「グラフィックは貧弱だけど奥が深い」「単に面白い」といった特徴を備えた作品を探しているのであれば、2chなどで尋ねれば答えがもらえるかもしれない。
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