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危険値大上昇中☆ ◆OGtDqHizUM





 私が気がついたら夜の草原に立ち尽くしていた。
 っていうか…殺し合いとか冗談で言ったんじゃないのか。
 マジかマジなのか?夢じゃないのか?
 これはハルヒコ絡みだとか、古泉の組織絡みのお遊びだとかそういうんじゃないの?

「どうしたらいいのよ…」

 あまりの理不尽さに頭を抱えて私はそう呟くしかなかった。
 私はアニメや漫画でいう脇役C的なもので何気ない会話を交わしていたら突然やってきた怪人に殺される程度の存在でしかないはず。
 そういえばあの場にはどうみても人間じゃない奴らまでいたような気がする。
 というかそもそも、いきなり大人数があんなとこに連れてこられること自体が現実離れしている。
 こんなどこにでもいるような平凡な女子高生を捕まえてどうするのよ。
 何よ、脇役らしくすぐ死んでバトルロワイヤルとやらの引き立て役となれと言うの?
 と同時にあの場所で頭が爆発して死んでしまった男のことを思い出す。
 冗談じゃない、そんな理由で死ねるか。私は死ぬなんて真っ平なんだから。
 絶対に生き延びてやる…だが生き延びるには人を殺さなくちゃならないけど私には無理だ。
 今まで平和な暮らしをしてきた私が人を殺してまで生き延びるなんて常識的に考えてできるわけないでしょう。
 だったら方法は一つ。長門と古泉に助けを求めてこの場から脱出するしかない。
 でもお前らもこの場に連れ去られているかどうかわからない、だが私がいなくなったとなったら流石におかしいと思うだろう。
 長門あたりならそろそろ私がいなくなったことに気付いてくれるかもね。
 とにかくあいつらの助けを待つしかない、それまで私は生き延びなきゃ。

 ともあれまずはバッグの中身を確認する他ない。
 私は平凡な女子高生。武器がなければ危険人物に出会ったらすぐに殺されてしまうだろう。
 せめて追い払えるくらいのものが支給されててほしいものね。

「私の支給品は、これと…これと…これの三つね。

   生き延びられるかよぉっ!!!!」

 私は自分のバッグをあさって出てきた三つのそれを地面に叩きつける。
 一つはギター。
 もう一つはカードのようなもの。ユベルと書いてあり、悪魔のような姿をした人の絵が映っている
 何だ、ただのトレーディングカードゲームの奴ね。
 さらにもう一つはipodとかいう音楽を聴くための機械。
 『少佐の演説』と書かれた紙が同封していたが意味分からんわ。
 主催者がいたら殺し合い舐めてんの?と小一時間問い詰めたいものよ。

「やれやれ…」

 でもこんなところで愚痴を言ってたって仕方がない。
 とりあえずこの会場の真ん中らへんにホテルがあるらしい。
 多分ホテルは人が集まりやすいから危険も少ないんじゃないかと私は思った。
 だっていきなり殺し合いやれなんて言われたって…誰もそんなことやるわけないでしょ。

 私は考え事に夢中になっていたせいか少し周囲の注意を怠っていたのかもしれない。
 今思えば安全なところに隠れてから状況を把握したほうがよかったと思う。
 まさか後から近づいてくる足音にすら気付かなかったなんて。

「おい。」
「っ!?」

 私の後から声がした。
 きっと声をかけてくれるあたりきっと殺し合いには乗り気じゃないんだろう、だったら大丈夫ね。
 やっぱり殺し合いなんて誰もやるわけがないよね。と希望を抱きながら私は後を振り向いた。

「何か考え事でもしてるのか。俺が近づいても気付かないものだから…
 驚かせたら悪いね。」
「いいえ、ちゃんと周りを見てなかった私だって悪いんです。」

 目の前には細身の男が立っていた。恐らく大学生くらいであろうか。
 変わっているところと言えば鼻と顎がやたら尖っているとこ、
 そして過去になにかのトラウマがあったのかその髪はすでに白髪だった。

「何か悩み事か…?」
「いえ、そんな大したものじゃないんですが…」
「気にすんな、言ってみろよ。」

 無表情で淡々とした口調ながらも私の悩みを聞いてくれるとはなんていい人なのだろうか。
 ちょっと不良みたいな感じだけど、そんな変人ってわけじゃなさそう。
 やれやれ、あいつらはどんな基準で参加者を選んでいるんだか…。
 とりあえず私は目の前の男の人に相談してみることにする。
 そしてこれからの行動方針でもこの人とで考えるか。

「なるほど…お前は助かりたいが、人を殺したくはないってわけか…」
「そうなんですよ。常識的に考えて人を殺すなんてできるわけないじゃないですか…」
「ククク…」

 今まで無表情で私の話を聞いていた目の前の男は笑みを浮かべて笑い始めた。
 私は何かおかしいことでも言ったのだろうか?

「バカだなお前…」

いきなりバカって言われたって何のこと?何に対して言ってるのよ。

「ククク…」

 男がまた笑い始めた時私は目の前の男の雰囲気の変化に気付く。
 そう、例えるなら…底の見えない闇と言うべきだろうか。
 確信はもてないけどやっぱりこの人は何か変。
 私の第6感がジリジリと警報を鳴らす。この男から逃げるべきだと。
 私の足は自然に少しずつ後ずさりしていた。
 目の前の男は自分のデイバッグから何かを取り出すようにガサゴソと漁っている。

「死ねば助かるのに…」

 ヒュンという鈍い音がして、私の首があったところに何かが一閃した。
 男の右手にはずいぶんと物騒な包丁が握られていた。
 私が反射的に後に飛び退けなかったらきっと私の首と胴体は悲しくも離れ離れになっていたと思う。
 待ってよ。何冷静に考えてんの私。おかしいよ。何で私がこの人に殺されなきゃならないの?
 ていうかもしかしてこの人…殺し合いに乗ってる?


「まさか…冗談ですよね?」
「ククク…冗談?そんなにおかしいか俺の行動が…だってそれがルールなんだろう…」

 その男はまるで自分は間違ったことはしてないであります、みたいな雰囲気で話しかけてくる。

「それがルールだからっておかしいでしょう!
 いきなりこんなとこに連れてこられてワケが分からないのに殺し合いをしろなんて…
 理不尽でしょう!!こんなの狂ってます。」
「ククク…確かにな…」

 あれ?私の言葉が響いたか?
 はは、やっぱり本心じゃ殺し合いなんて望んでなかったんだね。あ~よかった。
 でもその男が次に発した言葉は私の予想を超えるものだった。

「だがそれがいい……!」
「…はぁ?」
「ククク…この殺し合いと言う名のギャンブル…『理不尽な死』…!
 それがいいんじゃないのか…」

 今の私には理解できるかそんなの

「何時死ぬか分からない生きるか死ぬかのギャンブル…俺はずっとそんな機会を待っていた…!
 万が一俺が生き残ったら…次は右上と左上だな…ククク…!」

 変人とかそういうレベルじゃない、ハルヒコの方がまだマシである。
 万が一生き残るとかまるで自分が死ぬのは予定調和とでもい言いたそうだ。
 間違いない。こいつは狂っている、病んでいる。正気の沙汰じゃない。

「この世の中…馬鹿な真似ほど…狂気の沙汰ほど面白い…!」

 男は包丁を構えてジリジリと近づいてくる。
 さて、考えよう。私のアイテムはギターと音楽を聴く機械とトレーディングカードゲーム。
 皆ならどうする?
 私?そうね…

 逃げるか。

 私は唯一武器になりそうなギターを手にその男から背を向け、逃げることにした。
 何気に逃走方向に私が目差そうとしているホテルがあるしね。






 ククク…逃げるかっ…
 分かるっ…お前の生に対する執着心が…
 きっとそれは何れ狂気に変わるだろう…
 さぁ女っ…俺に見せてみろよ…

 お前の狂気をな………!


 追うものアカギ、追われるものキョン子。逃走劇の結末は果たして…


【D-2/一日目・深夜】
【キョン子@涼宮ハルヒコの憂鬱】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、長門有希のギター、Ipod(少佐の演説の音声入り)@HELLSING、DMカード【ユベル】@遊戯王デュエルモンスターズ
[思考・状況]
1:アカギ(名前知らない)から逃げる
2:殺し合いには乗らない
3:もし知り合いが参加している場合は合流して助けを求める
4:信用できる味方がほしい、そのために人が集まりそうなホテルへ行く

【赤木しげる@闘牌伝説アカギ 闇に舞い下りた天才】
[状態]:健康
[装備]:ヤンデレ妹の包丁@ヤンデレの妹に愛されて夜も眠れないCDシリーズ
[道具]:支給品一式、不明支給品0~2
[思考・状況]
1:キョン子(名前は知らない)を殺す
2:殺し合いに乗り、狂気の沙汰を楽しむ
3:もし優勝したら主催者と命を賭けた勝負をする


【長門有希のギター@涼宮ハルヒの憂鬱】
文化祭のライブの時に長門が使用したギター。

【Ipod 少佐の演説の音声入り@HELLSING】
少佐のあの演説の音声が入っております。皆も一日一少佐。
諸君、私は戦争が好きだ
諸君、私は戦争が好きだ
諸君、私は戦争が大好きだ

以下略

【DMカード(ユベル)@遊戯王デュエルモンスターズ】
ユベル
攻撃?/守備?
悪魔族 闇属性 ☆10 攻撃力0 守備力 0
ゴールデンタイムに舞い下りたヤンデレとはまさにこいつのこと。
攻守ともに0なのだが戦闘では破壊されない上に、
ユベルが受けたダメージを相手のプレイヤーに返すという特殊能力を持つ。
だが1ターンごとに生贄を捧げないと破壊されるらしい。


【ヤンデレ妹の包丁@ヤンデレの妹に愛されて夜も眠れないCDシリーズ】
ヤンデレ妹の所持する包丁。
今まで幾多のお兄ちゃんがこいつの餌食になって逝ったことか…



sm16:妹のパーフェクトヤンデレ教室 時系列順 sm18:卑怯だッ!
sm16:妹のパーフェクトヤンデレ教室 投下順 sm18:卑怯だッ!
キョン子 sm54:YANDER×YANDER
赤木しげる sm54:YANDER×YANDER






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