賀斉が邪神にもっこもこ ◆KX.Hw4puWg
満月の光が夜を照らす道で、ただぽつんと石の上に座っている男が居た。
風貌は髭を生やした男で、体つきは良いのだろうが着ている鎧で見えず、顔は…普通だった。
彼は歯ぎしりをし、貧乏揺すりをしていた。
彼の感情には「主催に対しての怒り」が生まれていた。
風貌は髭を生やした男で、体つきは良いのだろうが着ている鎧で見えず、顔は…普通だった。
彼は歯ぎしりをし、貧乏揺すりをしていた。
彼の感情には「主催に対しての怒り」が生まれていた。
「…あのような外道、許すまじ…」
彼はその風貌で顔に怒りを見せる。
眉間にはシワが出来て、鬼のような表情になる。
彼の名前は賀斉。字は公苗。日本で有名な三国志演義には乗っておらず、歴史書の方の正史にのみ登場する、隠れた名将である。
彼はひょんな事から101匹も居る劉禅の軍に仕官し、楊修達五虎将と共に数々の危機を救ってきた。
そんな彼はその強さから「賀斉神」とあだ名された。
「…まぁ悩んでばかりなのもアレですしな。まずは仲間を探さないと…」
眉間にはシワが出来て、鬼のような表情になる。
彼の名前は賀斉。字は公苗。日本で有名な三国志演義には乗っておらず、歴史書の方の正史にのみ登場する、隠れた名将である。
彼はひょんな事から101匹も居る劉禅の軍に仕官し、楊修達五虎将と共に数々の危機を救ってきた。
そんな彼はその強さから「賀斉神」とあだ名された。
「…まぁ悩んでばかりなのもアレですしな。まずは仲間を探さないと…」
そんな賀斉は石から立ち上がると辺りを散策する為、適当に歩く事にした。
◇◇◇
「…ま、あんなに居るんだし、全員、とまではいかなくても信頼出来るのは居るだろう…」
そんな風に考えていた賀斉の前にいきなりある「モノらしきモノ」が現れた。
それはお世辞にも可愛いとは言えず、むしろ怖いと言う考えが浮かぶ。
頭(?)から出した手、大きく裂けた口。それはB級映画のモンスターを思い浮かばせる。
それはお世辞にも可愛いとは言えず、むしろ怖いと言う考えが浮かぶ。
頭(?)から出した手、大きく裂けた口。それはB級映画のモンスターを思い浮かばせる。
(…マズい)
賀斉は思わず本能でその考えを感じ取る。
賀斉は少なくとも常に死が隣り合わせの戦場で過ごしてきた為、そんな事は直ぐに感じ取れたのだった。
賀斉は少なくとも常に死が隣り合わせの戦場で過ごしてきた為、そんな事は直ぐに感じ取れたのだった。
(な、何はともあれ、接触してみようか。喋れるかどうか分からんが)
賀斉はその怪物と距離を取りつつ、話しかけた。
「わ、私の名前は賀斉…詳しいのは後d」
そこまで賀斉が言った瞬間、その怪物はその口を更に大きく開け、賀斉に襲いかかる。
「ッ!―――」
賀斉はそれを間一髪で避けるが、怪物はその風貌には似合わない、素早い動きで賀斉を手らしき物で掴み、動きを取れないようにする。
「やめろ!離せ!」
そう言って賀斉は暴れるが、逆に賀斉を掴む力が増してくる。
(なんか…なんか無いのか!?こやつに食われない、良い手が―――)
賀斉はその頭脳で考える。
そして賀斉はある言葉を思浮かべた。
そして賀斉はある言葉を思浮かべた。
「支給品」
(…そうだ…!支給品…武器だ!袋の中に良い武器が入っていれば…!)
賀斉はその自由になっていた左手で掴んでいたディパックの中に右手を突っ込み、武器らしき物を探す。
(…あった!これだ!)
賀斉は感触で武器らしきものを感じ取る。
それを手に掴み、賀斉は袋から取り出す。
徐々に近くなる怪物の口。早くしなければ食われてしまう。
賀斉は朦朧とする意識の中、その武器が「剣」と分かると、その目に向かって剣を刺した。
それを手に掴み、賀斉は袋から取り出す。
徐々に近くなる怪物の口。早くしなければ食われてしまう。
賀斉は朦朧とする意識の中、その武器が「剣」と分かると、その目に向かって剣を刺した。
「喰らえッ!化け物!」
賀斉が突き出した剣は怪物の片目に当たり、そこから赤い花の花びらが舞い散る。
だが怪物は目を手らしきもので押さえ、呻き声を挙げながら、賀斉を放した。
賀斉は咳をしながらディパックを掴み、花びらが舞い散る中、剣を手に取り、その場から立ち去った。
だが怪物は目を手らしきもので押さえ、呻き声を挙げながら、賀斉を放した。
賀斉は咳をしながらディパックを掴み、花びらが舞い散る中、剣を手に取り、その場から立ち去った。
◇◇◇
賀斉が立ち去った後の道。
賀斉を襲った怪物はまだ刺された傷を痛がっていた。
イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ。
賀斉を襲った怪物はまだ刺された傷を痛がっていた。
イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ。
怪物の考えはただそれだけ。
そして痛みの次に起こるのは、
そして痛みの次に起こるのは、
コロスイタイコロスイタイコロスコロスコロスイタイコロスイタイイタイコロス。
自分を刺した者に対しての怒り。
そして怪物は思う。
あの者を、跡形も無く、殺してしまおうと。
そして怪物は思う。
あの者を、跡形も無く、殺してしまおうと。
そして怪物は今はただ、怒りと痛みと共に、傷が治まるのを待った。
【街道/D-3/深夜】
【賀斉@101匹阿斗ちゃん】
【状態】:全身の痛み、肉体疲労(大)、精神疲労(中)
【装備】:MEIKOの剣@人柱アリス
【持物】:基本支給品、不明支給品×2
【思考】
1、主催を倒し、ゲームから脱出する。
2、仲間を増やす。
3、怪物から逃げる。
【賀斉@101匹阿斗ちゃん】
【状態】:全身の痛み、肉体疲労(大)、精神疲労(中)
【装備】:MEIKOの剣@人柱アリス
【持物】:基本支給品、不明支給品×2
【思考】
1、主催を倒し、ゲームから脱出する。
2、仲間を増やす。
3、怪物から逃げる。
『MEIKOの剣@人柱アリス』
MEIKO、KAITO、ミク、リン、レンの五人が歌った曲、「人柱アリス」という曲のPV(http://m.nicovideo.jp/watch/sm5430176 )の中でMEIKOが剣で薔薇を切りまくったので、相手を切るとそこから薔薇の花びらが出てくる。
それ以外は普通の剣。
MEIKO、KAITO、ミク、リン、レンの五人が歌った曲、「人柱アリス」という曲のPV(http://m.nicovideo.jp/watch/sm5430176 )の中でMEIKOが剣で薔薇を切りまくったので、相手を切るとそこから薔薇の花びらが出てくる。
それ以外は普通の剣。
【スプー@おかあさんといっしょ】
【状態】:痛み、憎しみ
【装備】:無し
【持物】:基本支給品、不明支給品×3
【思考】
1、賀斉に対しての怒り
2、賀斉を含めた奴を手当たり次第殺す。
【備考】
※片目が潰れているため、視界が大幅ダウンしています。
※賀斉の風貌をうろ覚えで覚えました
【状態】:痛み、憎しみ
【装備】:無し
【持物】:基本支給品、不明支給品×3
【思考】
1、賀斉に対しての怒り
2、賀斉を含めた奴を手当たり次第殺す。
【備考】
※片目が潰れているため、視界が大幅ダウンしています。
※賀斉の風貌をうろ覚えで覚えました
sm13:我が﨟たし悪ノ華 | 時系列順 | sm15:ころしてでも いきのこる |
sm13:我が﨟たし悪ノ華 | 投下順 | sm15:ころしてでも いきのこる |
賀斉 | sm39:ツンデレストーリー | |
スプー | sm52:魔法をかけて…? |