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Good lack ◆WWhm8QVzK6




歩く。ひたすら歩く。
傷は全て癒えた。体力も十全。
武器も自分にとって最高の物が得られた。
絶好調とは将にこのことを指すのだろう。
ゲーム開始から24時間が経過した今、最も運がいいのは彼かもしれない。

鎧は捨て置いた。
もはや此処まで破壊された以上、鎧の体裁を為していないただの重荷だ。
下地の服を残して上半身の分は全て引き剥がし、そのまま歩き出した。
代わりになるものはあれば使えばいいだろう。
とりあえず顛末を見届ける必要がある。
そう思い、呂布は塚モールに戻ることにした。

塚モールからは火と煙が立ち昇っている。
あれから形勢が動いたのは明らかだ。DIOが呂布にとどめを刺さなかった事も、彼が確かめに行くに至った
経緯でもある。DIOが残っていようといまいと、出くわしたらその時対処すればいい。
正攻法は効かずとも先に遭遇しさえすれば先手は取れる。

火が広がっているのか、熱気がじりじりと伝わってきた。
壁越しでも充分に感じられる。ひょっとして向こう側は火の海なのではないだろうか。
ともかく静かに、かつ慎重に内部に接近する。

3m。2m。
方天戟で中の様子を反射させて確認するものの、写るのは炎の煌めきだけ。
意を決して前に飛び込む。今の彼には難しいことではない。
軽やかに静止する。そしてじっ…と正面を見据えた。

エントランスもホールも4割が火に包まれている。
しかし消火・防火設備のお陰で時間が経てば大方は消えるだろう。
スプリンクラーでも消しきれていないのは、強い火元が何処かにあるからか。
いずれにせよこの中に残っているというのはあまり考えにくい。
そう思い別の方向に目を向けると、ナニカがグチャグチャに散乱したゴミ捨て場が見えた。

「DIO……」

視てみればあっけなかった。
呂布を致死寸前にまで貶めた存在は、こうして無残な肉塊と成っている。
これもまた一つの結末なのだろう、と呂布は思うことにした。

敗者には既に興味は無い。
それより気にかかることは、『一体誰がDIOを殺したのか?』。
第三者の介入とも考えられるが、一番可能性があるとすれば――

「――あの女か」

十六夜咲夜。
DIOに倒された筈の女。
おそらくDIOを倒した後はどこかに行ったのだろう。
モールがこんな状態である以上、留まるのは愚策とも言える。
時間が経てばある程度隠れ場所としても使えるのだろうが。

(此処にはもう用は無い。ならば、何処に向かうか……)

参加者は残り20人程度(現時点では残り16人なのだが)。
そしてこの広い会場。禁止エリアがあるとはいえ、出遭うのは奇跡に近いレベルに入っている。

「仕方ない。ここは運に任せるか」

方天画戟を地面に垂直に立てる。
そして手を離す。誰でもした事のある、簡単な賭けのようなものだ。
いとも容易くばたりと倒れる。向いた方向は、北西。

「ふむ。確かにあちら方面には深く入っていないな」

決定。とりあえず北西に向かうことになった。
運は彼に味方している。少なくとも、今の時点では。


【D-4/2日目・黎明】
【呂布@iM@S演義】
[状態]健康
[装備]方天画戟@三国志Ⅸ、イージス@FF11
[道具]基本支給品×2(食料・水-2)三国志大戦カード(UC董白)@三国志大戦、 葉団扇@東方project 包丁@現実 射命丸文のカメラ@東方project
サバイバルナイフ@現実 拳銃(0/6予備弾24)@デスノート、
 スナック菓子×3 飴×3袋、時計型麻酔銃の予備針(残り2発)@名探偵コナン、果物ナイフ
[思考・状況] 基本思考:生き残り優勝する。
1:北西に向かって敵を探す。
2:チルノ、馬岱、メタナイト、咲夜達とはまた会ったら決着を着ける。
3:いずれ主催者も殺す。



sm224:とあるメイドの情報戦術 時系列順 sm226:正義の味方Ⅱ -Face of Fact-
sm224:とあるメイドの情報戦術 投下順 sm226:正義の味方Ⅱ -Face of Fact-
sm216:運命 呂布 sm229:闇が降りてくる






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