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ドナルドのディシプリン ◆WWhm8QVzK6






「あの……」

「なんだい?」

ドナルドはあくまでも朗らかに応える。
それをどう取るかは受け取る側次第だが。

「水を、くれませんか……?」

「ああ、別に構わないよ。下手に倒れられても困るしね」」

そう言うと、軽々と水の入ったペットボトルを言葉に手渡した。
躊躇いはないように思える。実質、ドナルドが自身で口にしたのは本心だった。

(それに、これからどうするか考えないとねえ)

ホテルの崩壊でおそらくレンと藤崎は死んだ。
固執しているわけではないが、レンがいなくなったのは痛手だった。
今さら代わりの駒を探すにも手間がかかる。
そのためにも、この手下を有効に使いまわさねばならない。
とにかく、休息が必要だ。
体力を消耗しているのは言葉だけではないのだから。

(骨折なんてしてしまったのは致命的だねえ……すぐに治るわけでもないし。
 あ、もうこんな時間か。時がたつのは早いなあ)

時計を確認すると同時に、嘆息する。
さて、何人死んだのだろう?


……



「おやぁ?意外だな」


予想外だった事象は幾つもある。
まず、レンと藤崎が生きていたということ。
ホテルの崩壊からどうやって逃れたのか。
もしかして言葉が生きていたのと何か関係があるのかも知れない。
探しに行くべきだろうか。その時はおそらく藤崎の処分も行わねばならないが。

そして死者の人数もさることながら、タケモトら一行に死人が出ていない。
少しうらやましく思ったり、首輪の事はどうなっているのかと感じた。
一旦会いに行く必要があるだろう。状況を聞くために。
他にも知った人間の名前を聞いたが、特に感慨は浮かばなかった。

「ふぅん……」


これからどうしようか、とちょうど考えていたその時に


「ドナルド!!」

「あ……」

聞き覚えのある声が響いた。
黄色の髪を揺らしながら、息を途切れさせながら走ってくる人影。
辺りは暗かったが、それでも姿は確認できた。

「レンか。……よくあの崩壊から生き延びたね。どうやったんだい?」

「いや、俺にはよくわからなかったんだけど煙が見えたと思ったらいつのまにか…」

「そうか」

ドナルドはそれにはたいして気にしている様子もなく、それに関してはそこで打ち切った。
そして、聞きたい事を聞く。

「一緒にいた、藤崎はどうしたんだい?」

「あ、うん。……今から言うとこだったんだ」

レンの歯切れの悪さに少々の違和感を覚えながら、そのままドナルドは聞き入る。
一応顛末を聞き終えたところで、ようやく口を開いた。

「成程、じゃあ彼等は病院に向かっているんだね?」

「うん、言ってることが本当ならそうだと思うけど……」

「どうしようかなぁ……レンはどうしたい?」

「すぐに殺しにいくさ!…けど、ドナルドはどうなんだ?やっぱり…」

「いや、それには及ばないな」

レンは少し意外そうな顔をする。
言葉は、どうでもいいといった様子だ。

「どうしてだよ。あいつらを放っておくわけにはいかないだろ?」

「それもそうだけどね、君たちの危険も考えての事なんだよ。
 ドナルドもさっきの戦いでダメージを受けてしまった。無理に追いかけても
 こっちが無事では済まないかもしれない。それと、彼等が誰かを殺すって言う可能性は
 ないだろう。どうやらあいつは強い奴と戦いたがってたみたいだし、それに手負いの状況で
 動き回るような馬鹿じゃないと思うよ。戦ってみてわかったことだけどね」

「そうか……だったら大丈夫かな」

「君もこの娘も疲れてる。ここらでちょっと休憩も、必要かな」

「うん……て、待てよドナルド。そいつは……!」

漫才のようなタイミングでレンが立ち上がり、言葉を指差した。
結末を知らない彼にとって当然の発言である。勿論、彼女の体中の傷の意味も知らない。

「ああ、とりあえず和解が成立してね。ドナルドの言うことに快く従ってくれるみたいだから」

「でもそいつは……」

「レンの気持ちも分かるけどね。物事には引き際が肝心なのさ♪それに武器も奪ってある」

「――まあ、ドナルドがそういうなら」

言葉はずっと俯いたままだ。
ただ俯いているだけなのに、レンにはそれがとても恐ろしく思えた。
触らぬ神に祟りなし。眠れる獅子を起こすべからず。一瞬の油断が命取り。
無関心こそ最良の手法である。

「ところで、いつまでもこんな見晴らしのいい所にいちゃあマズいな。
 安全に休める場所といえば、図書館かな?その後に……まあ、後で決めよう」

聞き手は共に異論はなかった。
というより、言えない。
一人は歯向かう気はさらさらないし、もう一人は反抗できない。

(まあ現状に文句を言っても仕方ないしね♪これからの事を考えるだけさ…。
 でも、今後どっちに行こう?映画館も気になるし、病院にも行っておきたいし…)

そうして立ち上がるドナルドの背中を見つめながら、レンは

(どうしよう……ここで聞いた方がいいのか?でも、ドナルドがそんな事する筈ないじゃないか。
 あいつらが騙そうとしてるだけかもしれない。でも、気になるなぁ…)

思いながらも、声をかけることはできない。
ドナルドを信じたい気持ちと、本当だった場合ドナルドが自分をどうするのか心配だったからだ。
それに放送で呼ばれた名前も気になる。だが、それを考えるのは落ち着いてからだと彼は決めた。
どうしようも出来ないまま、黙って彼はドナルドの後に続いた。



言葉が怖かったので、ドナルドと自分で彼女を挟むようにしながら。



【C-3 上の端/一日目・夜】
【ドナルド・マクドナルド@ドナルド動画】
[状態]:腹部にダメージ(中)、魔力消費(大) 左腕骨折
[装備]:なし
[道具]:支給品一式×2(一食分水・食料消費) 不明支給品0? 1outキノコ@奴が来る ランサーアサルトライフル(335/350)@Gears of War2 
    魔法の石@Heart Of Darkness
[思考・状況]
基本思考:教祖として信者を沢山作りつつ、信者を指揮してバトルロワイアルを盛り上げ主催者になりかわる
1:休息のために図書館に向かう。
2:休憩した後は、病院に向かうか、映画館に向かうか……
3:言葉を駒として徹底的に利用する。少しでも逆らったら殺す
4:チルノを殺し合い向きの人材に育てる
5:タケモトの首輪解除及び無力化のための手伝いをする。利用した後は……
※僧侶のネガキャンを聞きました。
※馬岱から妖術と幻術をラーニングしました。
※ドナルド組は崩壊しました
※藤崎が生きていることを知りました。


【桂言葉@SchoolDays】
[状態]:肩に刺し傷、疲労(大)、全身に痛み 、空腹 絶望 全身に暴行の後
[装備]:
[道具]:
[思考・状況]
基本思考:誠君を生き返らせるために生き残る
1:……。
※アニメ最終話後からの参戦です。


【鏡音レン@VOCALOID】
[状態]:精神的に疲れ 腹部・頭部強打(中ダメージ・手当て済) ドナルド信者状態
[装備]:朝倉さんのナイフ@涼宮ハルヒの憂鬱
[道具]:支給品一式×2(一食分水・食糧消費) ダイヤの結婚指輪のネックレス@ネ実板(ブロントさん) スタンドマイク@VOCALOID
[思考・状況]
基本思考:弱い悪党から殺していき、出来る限り早く強くなる。(悪気はないが足を引っ張る参加者=悪党)
1:二度と後悔しないように、マーダーを見かけたら積極的に殺す……?
2:ドナルドと図書館に向かう。
3:拡声器でミクの悪口を言っていた悪党(僧侶)を殺しに行く
4:言葉が若干恐い。
5:兄弟たちに会いたい。
6:ドナルドを尊敬、信頼。不安だったがタケモトも見直した。
7:チルノの言う『最強』に興味
8:いつか馬岱を自分の手で殺す
※僧侶のネガキャンを聞きました。
※ドナルドマジックについて知りましたが、口止めされました
※僅かにドナルドを疑っています
※藤崎のダイイングメッセージに関する考察を聞きましたが信じていません



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