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フォービドゥンエリア ◆WWhm8QVzK6






「剣崎……」

呼ばれてしまった。
またしても、命は知らないところで消えてしまった。

「これだけの死者だ。仕方あるまいよ」

「……仕方なかったで済まされるものじゃないぜ」

越前の顔には明らかに苦悩の念が刻まれている。
それを窘めるようにDIOは口を開いた。

「だが、君にどうにかできたと思うか?共にいれば殺されてたのは
 君の方かもしれないんだぞ。それより考えるのは自身のことだ。
 自分のことが間に合わないのに他人の事を気に病むのはいささか無謀でしかないぞ」

「ああ、わかってるさぁ……」

それでも、越前は一度知り合った人間が死ぬというのは辛いものだと感じた。
人が死ぬという事実。
戦場にいた彼でも、それだけは慣れることがなかった。

「それより、先の放送で何か思うところはないか?」

DIOは相変わらず悠然とソファに腰掛けている。
暗がりにいるせいでどんな表情をしているのか判りづらい。

「あ、ああ……やっぱり、死人が多すぎるってことだな」

「まあ、だろうな」

DIOはつまらなさ気に返答する。
予想していた返答だったのだろう。
その雰囲気を感じ取ったのか、越前はさらに付け加えた。

「いや、まだあるぜぇ」

「ほう?言ってみてくれないか」

唐突に切り返された言葉に少し驚きながら、DIOは耳を傾ける。

「禁止エリアの配置の仕方だぜぇ。ランダムっぽく見えるが重要そうな施設は悉く外してる。
 おまけに意図的にそれぞれの施設に集めようとしてる感じだ。だから結論として言えば……」

「施設に関しては禁止エリアにされることは殆どないだろう、と言うことだね?」

「そんなところだなぁ。意図的に殺し合いの勢いを落とさないようにしてるように感じるぜ」

ふむ、とDIOは頭をカリカリと掻いた。
血が出るほどではない。

「しかし、死者が多いのはそれだけでは説明がつくまい。
 だとすれば……あくまでも推察だが、ヤツらはキリングマシーンを用意しているのではないかな」

「キリングマシーン?」

「うむ、もしくはそれに準ずるものだ。このゲームを円滑に進めるためにヤツらが殺戮兵器を
 この敷地に寄こしている可能性はある。尤も、他の参加者にそれがばれないようにはしているだろうがな」

「……参加者に偽装してるってことかぁ?」

「もしくは無理矢理動かされている、とか。脅しをかけられてな。
 だがもしそうだったとしてもどうにかなるわけではない。くれぐれも我々がそいつに出会わないように祈るしかない」

「……」

(まあ、ここから動かなくてもいいというのは助かるがな。当分は奥に籠っておくとしよう)

「でもさ……倒せないってことはないんじゃないかな」

「うん?」

「そいつもあくまでもこの殺し合いの参加者なんだろ?だったら絶対に方法はある筈だ」

「そう思うのは勝手だが……何度も言うが、現状の我々では何ともし難いぞ」

「……俺、ちょっと外を見てくるぜぇ……」

DIOは静かに頷き、それを肯定として越前は階段を降りて行った。

「力を持たぬ者ほど現状以上の物を求めようとする……全く以て愚かしいな」

(だが、それでも奴は有用だ)

力はないが越前は存在するだけでDIOにとっての利益となるのだ。
まず、この状況に置いて「仲間がいる」というアドバンテージは非常に活用できる。
数の上では大体の相手に有利に運べるし、交渉決裂となっても囮にして逃げることができる。
何より、仲間を作っているということでマーダーと怪しまれにくいのが最もいい所だ。

「せいぜい利用させてもらうよ、越前……」

DIOの思惑は恙無く運ぼうとしている。
勿論、障害もあることは理解している。だがその程度で屈する男ではない。
今までよりも猶したたかに、DIOはこれからの策を弄していた。



【C-4 病院/1日目・日中】
【DIO@MUGEN、ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]軽傷(自然治癒力によって少しマシになった)、去勢
[装備]ライトセイバー@外人が想像したとてつもない日本が出てくるゲーム(RedAlart3)、阿倍さんのツナギ@くそみそテクニック 、メス50本、痛PSP@現実
[道具]支給品一式(水抜き)、マスクザ斉藤のマスク@ニコニコRPG、便座カバー@現実
[思考・状況] 基本思考:殺し合いの参加者はもちろん、あの主催者どもも全て殺す。
1:越前を利用し、更に他の参加者の信用を得る。
2:サンレッドを殺す、そのためなら手段は問わない。
3:日が暮れる(第三放送)まで病院で待機する。
[備考]
※自身の能力が制限されている可能性を理解しました。
※剣崎達にはザ・ワールドの存在を教えていません。ザ・ワールドの時止め能力が、時間を空けないと使用できないことを理解しました。
※禁止エリアが重要そうな施設にかかることは殆どないだろうと判断しました。
※殺し合いを円滑に進めるために強力な参加者がいると考えました。


【コンバット越前(越前康介)@デスクリムゾン】
[状態]:精神的疲労(弱)
[装備]:市販傷薬(医療品一式)、アポロのクロスボウと矢筒(16/20)
[道具]:支給品一式、川田のバンダナ@バトルロワイアル、医療品一式(包帯、消毒液など)、メス10本
[思考・状況]
基本思考:このゲームを破滅へとミチ☆ビクッ!
1:翠星石の傷を出来る限り治してやる。人形だけど、大体は人と同じだろうし。
2 :賀斉…なんて言うだろうなぁ…
3:剣崎が死んだことへの悲しみ
4:民間人の保護。
5:夕方まで病院で待機
6:クリムゾンを回収する。
7:主催者及び統制者に関係するものに注意。
8:この茶番にデスゾルトスは関わっているのかぁ?
[補足]
※あくまで原作準拠です。

sm157:アカギーポッターと誰得の部屋Ⅱ 時系列順 sm159:図書館ツアーへようこそ
sm157:アカギーポッターと誰得の部屋Ⅱ 投下順 sm159:図書館ツアーへようこそ
sm141:イエスタデイをうたって DIO sm171:君へ受け継ぐ永遠
sm141:イエスタデイをうたって コンバット越前 sm171:君へ受け継ぐ永遠






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