呂布綺想曲 ~Double Yukkuri ◆uv1Jg5Qw7Q
「ゆっ!」
デイパックを担いだ二匹のゆっくりは、周りが明るくなった事に気付いた。
森から抜けたらしく目の前には大きな平原が広がり、その先には家やテト達と歩いた道が…
デイパックを担いだ二匹のゆっくりは、周りが明るくなった事に気付いた。
森から抜けたらしく目の前には大きな平原が広がり、その先には家やテト達と歩いた道が…
「…ゆっ…」
ゆっくり霊夢はテトの事を思い出し、目頭が熱くなるのを感じた。
だが、必死に首を振り涙をこらえる。これでは駄目だ、と。
自分たちが泣いてばかりいては、きっとテトは怒るはずだ。
そして弱い自分を叱ってくれた相棒、ゆっくり魔理沙も。
ゆっくり霊夢は横を見る。あの嫌らしい笑みを見れば悲しみなんて吹き飛ぶはず―――
ゆっくり霊夢はテトの事を思い出し、目頭が熱くなるのを感じた。
だが、必死に首を振り涙をこらえる。これでは駄目だ、と。
自分たちが泣いてばかりいては、きっとテトは怒るはずだ。
そして弱い自分を叱ってくれた相棒、ゆっくり魔理沙も。
ゆっくり霊夢は横を見る。あの嫌らしい笑みを見れば悲しみなんて吹き飛ぶはず―――
「ゆゆゆっ!?」
呂布は、小さな生首に突き立てた剣を抜くと、騒いでいるもう一つと一緒に蹴り飛ばした。
そしてその場に残された足下のデイパックを見る。
そしてその場に残された足下のデイパックを見る。
「支給品が二つ…と言うことはあの死体の物か」
まさかあの生首がやったのだろうか?いや、それなら刺される前に反応出来るはずだ。
まったく気付かなかったところを見ると、力を持っていないんだろう。
…そういえばあの生首、首輪をつけてないが…まぁいい。
呂布は二つのデイパックを持ち上げると、逆さにして中身を出した。
まったく気付かなかったところを見ると、力を持っていないんだろう。
…そういえばあの生首、首輪をつけてないが…まぁいい。
呂布は二つのデイパックを持ち上げると、逆さにして中身を出した。
「む…これは包丁で…この二つも形状は違うが包丁の一種だろう。
あとは…厚紙と団扇か。これも武器にはならんな…後は…」
あとは…厚紙と団扇か。これも武器にはならんな…後は…」
呂布は用途の分からない三つの物に目を向けた。
カメラ、銃、リモコン。どれも、三国志の時代には存在していない物である。
カメラ、銃、リモコン。どれも、三国志の時代には存在していない物である。
「術師専用の武器…という訳か?俺には使えそうもないな」
そう呟くと、呂布はそれを含めた支給品を一つのデイパックに詰め込む。
そして最後の一つを入れようとしたとき、ゆっくりが飛び跳ねてきた。
そして最後の一つを入れようとしたとき、ゆっくりが飛び跳ねてきた。
「ゆっ!!」
「…なんだ?」
「…なんだ?」
呂布が覇気を持った声で問うが、ゆっくりは答えない。
その代わりに、目には闘志の籠もった炎が燃え上がっていた。
そう、まるで呂布が最初に出会った少女、チルノのように。
その代わりに、目には闘志の籠もった炎が燃え上がっていた。
そう、まるで呂布が最初に出会った少女、チルノのように。
「…まぁいい、俺も使えない武器を持っていても仕方ないからな。くれてやる」
「ゆゆっ…」
「ゆゆっ…」
ゆっくりは呂布からその物を受け取ると、それを頭に乗せゆっくり魔理沙の方へ跳ねていった。
「いくら弱い者とはいえ…俺も甘いな」
呂布は小さく苦笑すると、ゆっくりに背を向ける。
そして、先ほどまでと同じ方向に歩を進めた。
そして、先ほどまでと同じ方向に歩を進めた。
【B-3西南/一日目・昼】
【呂布@iM@S演義】
[状態]腹部に打撲 、全身謎の液体まみれ、疲労(小)
[装備]折れた斬馬刀@るろうに剣心、イージス@FF11
[道具]基本支給品×2(食料・水-1) 三国志大戦カード(UC董白)@三国志大戦、 葉団扇@東方project 包丁@現実 射命丸文のカメラ@東方project
サバイバルナイフ@現実 果物ナイフ@現実 拳銃(0/6予備弾24)@デスノート
[思考・状況] 基本思考:強そうな奴には片っ端から喧嘩を売る。優勝狙い
1:支給品を確保できて安心。
2:罠を張った奴はここには既にいないようだな……
3:術師には負けない。
4:チルノとはまた会ったら決着を着ける。
5:メタナイトと全力の決闘をしたい。
6:ブロリーとも決着をつけたい。
7:主催者も殺す。
8:術者(馬岱)との決着もつける。
※イージスは意思を持っていますが、封印されているのか本来の持ち主でないためか言葉を発しません。
※デイパックは馬岱に奪われました。
※本人は気付いてませんが、斬馬刀には餡がついています。
【呂布@iM@S演義】
[状態]腹部に打撲 、全身謎の液体まみれ、疲労(小)
[装備]折れた斬馬刀@るろうに剣心、イージス@FF11
[道具]基本支給品×2(食料・水-1) 三国志大戦カード(UC董白)@三国志大戦、 葉団扇@東方project 包丁@現実 射命丸文のカメラ@東方project
サバイバルナイフ@現実 果物ナイフ@現実 拳銃(0/6予備弾24)@デスノート
[思考・状況] 基本思考:強そうな奴には片っ端から喧嘩を売る。優勝狙い
1:支給品を確保できて安心。
2:罠を張った奴はここには既にいないようだな……
3:術師には負けない。
4:チルノとはまた会ったら決着を着ける。
5:メタナイトと全力の決闘をしたい。
6:ブロリーとも決着をつけたい。
7:主催者も殺す。
8:術者(馬岱)との決着もつける。
※イージスは意思を持っていますが、封印されているのか本来の持ち主でないためか言葉を発しません。
※デイパックは馬岱に奪われました。
※本人は気付いてませんが、斬馬刀には餡がついています。
「ゆっ…ゆっ…」
ゆっくり霊夢は、留めていた涙がこぼれるのを押さえてられなかった。
さっきまで笑っていたのに、今では凝視できない恐ろしい顔をしている。
これはもう駄目だな、とゆっくり霊夢は後ろを向き、立ち去ろうとした。
さっきまで笑っていたのに、今では凝視できない恐ろしい顔をしている。
これはもう駄目だな、とゆっくり霊夢は後ろを向き、立ち去ろうとした。
次の瞬間、なんと後ろには元気に飛び跳ねるゆっくり魔理沙の姿が!
「ゆっくりした結果がこれだよ!!!」
ゆっくり霊夢は驚きで目を丸くした。
死んだはずのゆっくり魔理沙は、人を馬鹿にしたような顔で笑っている。
なんとなくムカついたゆっくり霊夢は喜びから―――
死んだはずのゆっくり魔理沙は、人を馬鹿にしたような顔で笑っている。
なんとなくムカついたゆっくり霊夢は喜びから―――
呂布に返してもらった支給品、偽起爆リモコンを穴の開いたゆっくり魔理沙の頭に突き刺した。
【ゆっくり霊夢、ゆっくり魔理沙@ゆっくりしていってね】
[装備?] 偽起爆リモコン(4-5時間使用不可)@オリジナル
[道具]
※ゆっくり魔理沙の頭に偽起爆リモコンが刺さっています。命に別状はありません。
[装備?] 偽起爆リモコン(4-5時間使用不可)@オリジナル
[道具]
※ゆっくり魔理沙の頭に偽起爆リモコンが刺さっています。命に別状はありません。
sm143:嘘と現実の境界 | 時系列順 | sm146:第二回定時放送 |
sm143:嘘と現実の境界 | 投下順 | sm145:『キャーブロントサーン』 |
sm121:りょふだよ。たたかいもするけどこうさつもするよ | 呂布 | sm163:りょふの しゃかいかけんがく |