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狡賢くて空世辞を言う兎の間違いです ◆xXYSQ1AN6E



(登録タグ) パロロワ


スネークは施設の位置関係を大まかにとはいえ頭に叩き込んでいる。
地図を確認するその瞬間は隙だらけになるからだ。もちろんまったく確認せず行動するわけにはいかないが……
被害妄想といえばそれまで。だが、そんな言葉では済まされないのがスネークの生きてきた世界だった。
さて、記憶が正しければ病院は図書館から見て南西方向にあったはず。
さらに自分の行動を振り返る。駅から南下し、かつ橋を渡っていないのなら現在地はおおよそB-5といったところか。
ならば病院へ寄り道するのも悪くない。図書館に行く片手間ですむ。
医薬品や消毒薬、包帯といった救急道具が手に入ればこの先大いに役に立つことだろう。
それに因幡てゐの怪我も処置しておきたい。……むしろこっちが本音だったりする。

(しかし、このようないたいけな子供まで参加させられているとはな……)

誤解もはなはだしいが、てゐ自身が千年生きた身であることを明かしていないのだ。
スネークの思考も無理からぬこと。見た目幼女ゆえ致し方なし。
殺し合いというからには参加者は少なくとも殺し合いに耐えうる肉体、精神、そして実力を有していると考えていた。
ふと、後ろを振り返る。跳ねながらついて来るこの少女、確かに実力はある。だが、その心は未発達のはずだ。
少女は純真であってほしいと思っている。復讐に生きるその姿はやはり胸が痛む。

(と、何を感情移入しているんだか……)

まだ、信頼できると決まったわけでもないのに。
そもそも戦場に感情を持ってくると生死に関わる。
だが、それでも願わずに居られない。
人の言うことを良く聞く素直で、どこにでも居る普通の少女であってほしいと。
彼女には花のような笑顔が一番似合うと思った。

因幡てゐは幻想郷でも人を、妖怪を騙してきた。
鈴仙なんていいカモである。
だからこそ、だ。振り向いた瞬間、真っ先にスネークの顔色を観察した。

(うんうん。割と心は傾いているわね)

短時間の成果としては上々といったところか。
堅物な印象があったので、もっと苦戦すると思っていたが……
どうやら強面の顔つきや隙のない立ち振る舞いとは裏腹に中身は人間味あふれているようだ。

(この分なら『特等席』は十分狙えるわ)

かぐや姫の話は有名だろう。
哀れな5人は蓬莱山輝夜の愛を得るために身を捧げ、敗れていった。
このとき輝夜が図らずも座っていた場所こそ……『特等席』というべきなのだ。
そう、『特等席』を得ることができたならば、座りし者は最大の恩恵に与れる。下僕ができるようなものだ。
本来なら恋人や家族が座るのだろうが……スネークの『特等席』は私が座る。
彼には『全力』ではなく『死力』をもって、見返りなき奉公を捧げてもらおう。

(で……その障害になるのが)

知り合いである。彼女らは自分の本性を知っている。
その彼女たちと遭遇する可能性は会場の広さを鑑みるに低いといえる。が、ゼロではない。
因幡てゐの正体をスネークにリークされてしまえばそれまでだ。
今までの努力は全て水の泡となり、スネークの警戒心は強くなる。
さすがに銃弾が飛んでくことはまずないだろうが……
いずれにせよ『特等席』に座る機会は永遠に失われるであろう。

(スネークが問答無用で撃ってくれれば話は早いんだけどね……)

残念ながら彼が殺害に踏み切るならば『自分が』危険人物と判定したときである。
他者からの情報のみを根拠に殺人へと踏み切ることはありえない。
たとえ自分の情報が漏れても殺されることはないと考えた根拠でもある。
だが、それでもせっかく手に入れたチャンスだ。
同じ機会が2度あるとは思えない。
ここは最大限の利益を上げたい。

(でも具体的にどうする? 私は曲がりなりにも『強がる子供』だから打てる手は限られるわ)

実力行使――論外だ。
相手は何れも幻想郷の住人であり、一筋縄ではいかない。
返り討ちにあう可能性は高いし、それ以前に努力が水泡と帰す点が変わらない。
本末転倒である。

スネークの危機感を更に煽る――これも駄目だ。
今になって情報を後出しする……どう考えても不自然だ。
それに私はあの5人と深い付き合いがあるわけじゃない。
鈴仙のように素性を詳しく知っているわけではないのだ。
よって、大きな嘘が必要となる。
当然、そんな嘘は失敗しやすく実用性など皆無。しっぺ返しも怖い。
無用なリスクは背負うべきではない、却下。

こうなれば手詰まりに見えるが――ここで経験が生きる。
夜神月との舌戦は記憶に新しい。
もし彼が『地雷』を踏まなければ、死んでいたのは果たしてどちらだったか。

(憎いけど認めるわ、夜神月。あなたは"人間の割に"賢かった)

話し合いのイニアシチブを握り、先手を打つ。
相手の暗部を強調し、信用を落としてしまう。
美鈴やフランドールは"あの"十六夜咲夜の仲間なのだ。ことさら有効なはず。
新聞屋だって自らの活動に誠実とは言いがたい。不正確な情報を売る情報屋、といったところか。
信用されぬ者がいかに私の悪評を叫ぼうが痛くもかゆくもない。受け流せるはず。
騙すのとは趣が異なるが――何もしないよりはマシだ。

殺人については今まで以上に慎重になるべき……というよりスネークに覚られないよう念入りに下準備すべきだ。
知られたときは「相手がゲームに乗っていた」と言い訳するつもりではあるが、どうにも苦しい。
それに事実ならともかくとして自分から襲った場合はどこに穴があるか分かったもんじゃない。
利用していたはずのスネークに撃たれる、なんて最期はあまりにも間抜けすぎる。
スネークの了解があればこの限りではないが――確実に殺せ、かつ事実の隠蔽が可能……これが殺しの最低ライン。

まあ、今後の身の振りはこんなところか。
そうだ、『少女』の演技に平行して彼自身の情報を引き出す努力も行おう。
付け入る隙さえ見つければ『特等席』に座るのも難しくな――

――妖精の悪戯とは異なり

ふと、いつか聞いた言葉が頭をよぎる。
いったいどこで耳にしたのか。

――貴方の場合は程度の低い詐欺なのです。

だが、深く考える必要はないし、そんな余裕なんてない。
過去を顧みている状況ではないのだ。生き延びるため、未来を見据えなければならない。
目指すべき図書館のある東の空は澄んでいた。

さて、ここでひとつばかりてゐが最も失念している事項を示そう。
あらゆる場面において古今東西、他者を騙し続けることができた者は存在しないのだ。
いかに巧妙に仕組んだとて、それが虚像ならば破綻は必然。

――貴方は私が裁く前に

幸運の素兎とは思えぬ悪評が幻想郷に広く浸透していることからもそれは伺えるだろう。
閻魔とて花の異変に際し、てゐに対し警告ともとれる説教を行っている。

――誰かに皮を引ん剥かれるでしょう

人間は……彼女が思うほど愚かでは、ない。
なまじ幸運が重なってために錯覚したのだろう。世界は自分の思うとおりに回っていると。
だが世界は全ての存在に対し残酷だ。彼女の企てはまさに薄氷というべきもので。
因幡てゐは己が策の危うさに気づいていない――

【B-5 平原・東/1日目・午前】
【ソリッド・スネーク@メタルギアソリッド】
[状態]:疲労度中
[装備]:コルトパイソン(弾数2/6、予備弾36/36)@現実、TDNスーツ@ガチムチパンツレスリング
[道具]:支給品一式、馬鹿の世界地図@【バカ世界地図】~全世界のバカが考えた脳内ワールドマップ~
愛犬ロボ「てつ」@日本直販テレフォンショッピング、やる夫の首輪、アポロのクロスボウと矢筒(16/20)@チーターマン、ハイポーション@ハイポーションを作ってみた
咲夜のナイフ@東方Project(18/18)、さのすけ@さよなら絶望先生
[思考・状況]
0:情報集めを優先
1:図書館に向かう途中で病院に寄って、てゐの頭の傷を処置したい。包帯や医薬品、消毒薬なども確保する。
2:オフィスビルに行く前に図書館に向かい、バクラ・言葉を本当に危険人物か否かを確認した上で危険人物なら排除する。
3:自分からは攻撃はしない。見つかった場合も出来れば攻撃はしたくないが
明らかに十六夜咲夜のような奴居れば、仲間になろうと呼びかけ、情報を手に入れたら倒す。
4:てつを使って、偵察、囮を通じて情報を手に入れる。
5:まともな服が欲しい。
6:因幡てゐは、邪魔にならないのならば連れて行く。 てゐの首輪が白くなったら、殺し合いに乗っている者を殺させ延命させる。
7:十六夜咲夜、紅美鈴、フランドール・スカーレットを強く警戒。
8:専門の奴に首輪を見てもらう必要があるな。
※参戦時期はオセロットに拷問された直後からです。
※馬鹿の世界地図の裏に何か書いてあります。
※初音ミクが危険人物であるという情報を得ましたが、その情報を完全には信用はしていません。
※盗聴されてる可能性に気づきました。また首輪に電波が送られてるか、意思が有ると考えています
※チャフグレネードを作るか、電波塔のようなものを破壊すれば首輪を安全に外せると思っています。
※因幡てゐの素性をどこまで知っているかは後の書き手に任せます。少なくとも千年以上生きていることは知りません。



【因幡てゐ@東方Project】
[状態]:頭にたんこぶ(出血は止まりました)
[装備]:プレミアム会員専用首輪(黒色)、てゐの木槌@東方Project、防弾チョッキ
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
0:スネークを利用し、首輪が白になれば誰かを殺す。スネークに疑われたくないので、出来れば弱いマーダーを優先。
1:図書館へ向かい、バクラ・言葉を殺害する
2:バクラ、言葉を強く憎悪。特にバクラは絶対に許さない
3:何をしてでも生き残る。そのためにスネークの『特等席』を確保する
4:ベジータを警戒
5:スネークに隠れての殺人は『確実に殺せて、かつ事実を隠蔽できる場合』に限定する
※桂言葉に伊藤誠を蘇生させてと頼まれました。
※弾幕に制限を掛けられているのを知りません。
※スネークに自らの素性をどこまで明かしたかは後の書き手に任せます。少なくとも千年以上生きていることは伏せています。



sm116:トキが危険を修正するようです 時系列順 sm119:危険人物?いいえ、対主催です
sm117:おめぇの探し物ねえから! 投下順 sm119:危険人物?いいえ、対主催です
sm111:シンデレラ・ケージ(後編) スネーク sm141:イエスタデイをうたって
sm111:シンデレラ・ケージ(後編) 因幡てゐ sm141:イエスタデイをうたって






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