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雄山よ大志を抱け!! ◆/mnV9HOTlc




ここはA-4の草原。
ゲーム開始から7時間が経とうとしていた今、ここに入るものや向かうものは誰もいなくなった。
それはもちろんA-4が1時間後に禁止エリアに指定されるからである。

そんなA-4から脱出しようとしている男が1人いた。
その人の名は海原雄山。
至高の思考を働かせる人である。

「まずいぞ! 残り1時間くらいしかない! そうだろ!?」
雄山は急いでいた。
誰とも会わず、何もしないで死ぬなんて話にならないからである。

「しかしこっちに行ってよかったのだろうか・・・?」
東には人が多いし、情報も多く得られると思い、彼は東へ行く事にした。
だが、人が多いだけ、このゲームに乗ってるやつと会う可能性も高くなる。
この6時間だけで、11人もの人が亡くなっているのだから、その可能性は十分にある。

雄山はさっき見た地図を思い出す。

A-4には草原と道路があるだけで施設が一つもない。
だから自分がいる場所をなかなか特定することができない。
そんな中で方向転換をすると、このエリアから出られなくなるかもしれないのだ。

彼が出した答え、それは「駅へ向かう」だ。
駅はB-4の端にある。
だから彼が駅に着くときにはA-4から脱出していると分かる事ができるのだ。
無理に北や南に行くよりはこっちのほうが安全だと思ったからである。

「ここが駅というものだな…。」

こうして雄山は無事に駅にたどり着く事ができた。

階段は降り、改札口を通ると、駅長室の前にダイヤ表が入った台を見かけたので、念のために一つ取っておいた。

「すでに列車は出てしまっただと!?」
ホームのベンチに座り、ダイヤ表を見る雄山。
ダイヤ表によるとF-4行きの列車は何十分も前にここを出ていた。

「ええい、この雄山を試そうというのか…!」

名簿を確認すると、参加者は70人いる事が分かっている。
放送で亡くなった11人を抜いても59人、彼を抜いても58人だ。
58人いるのにもかかわらず、雄山はゲーム開始から誰とも会ってないのだ。
それは運が良いのか、悪いのか分からないが。

本当に誰もいないかとホームを探してみたが、結局見つける事はできなかった。
ただ、一つ気になった事があった。
それはトイレであった。
見事に爆破されていたそのトイレを見て、雄山はこういう事をしたゲームに乗っているやつがF-4行きの列車を使い逃げていったのだろうと予想した。
10時から禁止エリアになるB-6方向であるA-6の駅に向かう人はいないと思ったからである。
そしてところどころに散乱している青い布やDと書かれた青い帽子がある事から、一人ここで殺されたのだと分かった。

駅の外に出た雄山は次の目的地を塚モールにして、歩き始める事にした。
ちなみに彼が塚モールを目指すことにした理由は他の参加者と会うというのもあるが、一番は主催者に真の至高のメニューを味合わせてやるための材料を集めるためでもある。
そして、彼はまだ朝食を取っていなかったので、それもかねて行く事に決意した。

すでに太陽は山から顔を出していて、時間的にA-4がすでに禁止エリアにされている頃であった。
雄山は塚モールへと足を運んでいる最中に、信じられないものを発見したのだった。
それは人である。

彼がこのゲーム開始以降、始めてみた参加者である。

声をかけようとしたが、それはできなかった。
なぜならその人は死んでいたからである。

「こいつを殺したのは誰だ!」
その人は血だらけで矢が4本刺さっていた。
雄山が遠くから見ても死んでいると分かるくらいであった。

「何だ、これは!?」
彼が気になっていたもの、それはこの人のダイイングメッセージである。

「ライト…どう意味だ、これは!?」
殺人事件でも、こういうダイイングメッセージを書く人がいる。
大抵のダイングメッセージというのは犯人の名前や手がかりなどを書くものが多いが、今回の場合はどうなのか?

一、名前に「ライト」というのが含まれているのか?
雄山は名簿を見る。
だが、見た感じライトというのが含まれている人はいない。
しかも名簿には振り仮名が振ってないので、結局誰か分からなかった。

二、ニックネームや愛称が「ライト」なのか?
ライトというのは光。
だから「光」という字が入っている人が「ライト」だと彼は予想する。
だが、それでも見つからなかった。

三、「ライト」を持ってる人なのか?
フラッシュライトなどを持っている人だと雄山は予想する。

それならこれから会う人の持っているものを見れば、誰が殺したか1発でわかる。
死に際に書くくらいだから、きっとすごいライトに違いないと彼は思った。

「うん、我ながら完璧な推理だな。」
至高の思考を働かせて、出た結果がこれだった。

「見ていろ主催者…! 貴様らに真の至高のメニューを味合わせてやる!」

そして雄山はこの人の御冥福を祈り、塚モールへと進んでいった。

【B-4 道路/1日目・午前】
【海原雄山@美味しんぼ】
[状態]:主催者に対しさらに激しい怒り、激しい焦り
[装備]:無し
[道具]:支給品一式、桑の実(10/10)@現実、至高のコッペパン×10@ニコニコRPG、A-10のマニュアル(英語)@現実?(おじいちゃんのエースコンバット6)、ニコニコ列車のダイヤ表
[思考・行動]
基本思考:主催者に文句を付け、真の至高のメニューを味あわせてやる。
1:塚モールへ向かう
2:人を探しに東へと向かう
3:初音ミクという少女の事を言っていた男に対しての疑い
4:…人に会いたい
5:「ライト」を持っている人に注意する。
※糸色のダイングメッセージである「ライト」を確認しました。



sm107:歪んだ狂気 -DistortedPain- 時系列順 sm109:賊を倒しに館へ行く事になった
sm107:歪んだ狂気 -DistortedPain- 投下順 sm109:賊を倒しに館へ行く事になった
sm96:草を渡ってエリアを抜けて 海原雄山 sm117:おめぇの探し物ねえから!






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