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OP20 ◆76gjZf9iXg



俺は気が付いたら床の上に倒れこんでいた。
今日もまた未来のテニスプレイヤー達を育て終わり、寝ていたハズだ。
テレビか?…だが、辺りにカメラは無いし、殺伐とした雰囲気だ。
そんな中、ガチャという音とともに、ドアから数人の男女が出てきた。

「皆、起きるっていう」

そう言ったのは真ん中に居た常に笑顔の青年。彼の周りには、俺がウィンブルドンに出たときの様な姿をしたような格好をしている者、頭にリボンをしている少女、変な髪型をした少年、俺より年下位の女性に、腋を出した服装の巫女。
…どうやらコスプレした若者達だった。
すると巫女が笑顔の男からマイクを受け取ると、口を開いた。

「いきなりですまないけど、貴方達には殺し合いをしてもらうわ」


…殺し合い?いやいや…いくらなんでも、これは俺でも熱くする事は出来ない。
それほどまで、その言葉はあり得なかったのだ。
そう俺が唖然としていると、俺の隣に居た、大学生くらいの青年が彼らに問いかけた。

「おい、ニコレンジャー!なんでこういうことをするんだよ!お前達は殺し合いを打破したハズだ!なのになんでお前等が!!!」

内容を聞く限り、青年は彼等の事を知っているようだった。
…しかも打破、という事は彼等も殺し合いに参加した事があるのか?
そんなにも関わらず、青年は話を進める。

「お前等が一番知ってんだろ!!!知人や家族を失った悲しみを!怒りをッッ!」
「うるさいわね…貴方、ここで殺すわよ?」
「殺してみろ!でも、この中にも前のお前達みたいに打開しようとする奴が居るんだぞ!そいつらの意志がきっと、この殺し合いを打破してくれるッ!」
「…仕方無いわね」

彼の言う事は熱い。ただひたすらに彼等に訴えている。
この熱さは、自分でも負けるかもしれない程だった。


「じゃつかさ、頼むわ」

そう巫女はリボンを着けた少女、つかさに頼む。そう言うと、つかさは何処からか取り出した笛を吹き出した。
すると、ピッ、ピッという電子音が聞こえた。
だがその音は青年からでは無く、後ろに居た、太ったえなりかずきのような人物。

「え?これまさかの朕?いや、嘘で―――」

パァン、という音とともに、その男の首が、床に落ちた。

「劉禅殿おおお!」

その死体によって来たのが鎧を着て、髭を生やした男だ。
いわゆる主君だろうか、と俺は思ったが、そんな中でも彼等は話を続けた。

「貴方達が付けている首輪。これが貴方達の命を握っているわ。無理に引っ張ったり、禁止エリアに入ったりすると爆発する仕組みなの。あと、今さっきみたいに殺すのは私達の勝手だから、下手に歯向かわないでね」

そう言われると俺の隣に居た青年には首輪が付いていて、確認すると俺にも付いていた。


「毎時間毎に死んだ人物と禁止エリアを放送するから、良く聞きとってよ」

そう少女が言うと、今度はまた常に笑顔の人物にマイクを渡した。

「今からお前等に配るディパックには三日分の食糧と、支給品が入っているのサ。それで頑張って欲しいのサ。それと、最後に生き残った奴には願いを叶えてやるから、頑張っていう。後それと…おい、レムー。続きなんだっていう?」
「このバKAS!『24時間以内に死人が出なかったら首輪が爆発する』でしょ!本当に世話のやける…」

どうやら二人はかなり親しいようだった。ところが隣に居た青年は更に怒りをあらわにしていた。

「…お前等も…マルピエやHALと同じだッ…」

そう言いつつ、何も出来ないようで、気の毒だった。そんな青年を尻目にそのKASは「ディパックの中に詳しい説明入ってるから読み直せ」と言った。

…だが、俺の意識はそこで途絶えた。
そして消えゆく意識の中で、KASが「健闘を祈るっていう」と言っていたのだけ聞こえた。


参加者
【松岡修造@現実】【>>1000@ニコニコ動画バトルロワイアル】【賀斉@101匹阿斗ちゃん、三国志】
見せしめ
【劉禅@101匹阿斗ちゃん、三国志】
主催
ニコニコ動画バトルロワイアルの生還者達







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