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オープニング ◆jVERyrq1dU





 さて、皆さんはニコニコ動画というサイトをご存じだろうか。

 動画の上にコメントが流れるという画期的なシステムが大いに人気を集め、数々の人間がそのサイトに嵌った。

 ニコニコ動画には、ニコニコオールスターと呼ばれるキャラクター達が存在する。

 文字通りスター、つまり人気キャラという事だ。

 さて、この何の変哲もないホールに、今、何十人ものスター達が押し込められている。

 これから何が始まるのか、何のために彼らは集められたのか……それをここで語るのはあまりに忍びない。

 皆さん自身の目で確認してもらうとしよう────

▼ ▼ ▼

 ワタシは初音ミク。ご主人さまに作って頂いた歌を歌って、みんなに聞いてもらって拍手してもらって、れっきとした歌手です!
 いつもならご主人さまの温かい部屋で目を覚ますはずでしたが、今日だけは違いました。
 ワタシは冷たい床に直接頬を押しつけていました……目を覚まして、一番初めに気づいた事です。
 いつもの場所じゃない。ここはご主人さまの部屋ではありません。
 首にも何か巻き付けられています。金属質なソレは──ロボットのワタシにはよく分かりませんが──きっと冷たい感じなのでしょう。

 異質な状況に不安を抑えきれなくなり、ワタシは辺りを見回してご主人さまを探しました。
 ここは、丁度ワタシがコンサートを開くような、ホールみたいなところでした。
 見たところ、ご主人さまはいません。だけど人がたくさんいます。ワタシと同じ首輪をつけられた人がそこらかしこに……。
 不安なのはみんなも同じようで、辺りがざわつき始めました。

 ワタシは怖くて震えてしまいます。リンやレン、お姉ちゃんやお兄ちゃんはいるのかな……

 突然、ホールのある一角がライトアップされ、檀上に立つ痩せ気味の男の人と美人な女の人が姿を見せました。
 ワタシ達は一斉に、現れた二人へと視線を移します。一見して普通の人。ご主人さまと同じ普通の人間です。
 男はにやつきながらワタシ達を見下し、だらしなく話し始めました。

「やあやあ待たせたね。俺は右上。そこ、『右上』見るんじゃないよ。名前が右上なんだ」
 右上なる男の人が勘違いした人を指差し、言いました。
「ま、そんな事より、あんた達驚いただろ?いきなりこんな無愛想な部屋に叩きこまれて、
 犬みたいに首輪着けられてるんだ。俺なら絶対驚く。発狂するかも……。
 ま、ここの鉄面皮、無益な情報を発信する事にしか興味がない左上さんならどんな状況に叩きこまれようが平気だろうがね」
「無駄話はいいのでさっさとルール説明に移って下さい」
 右上という男の言葉を意に帰さず、左上と呼ばれた女の人はクールに言い放ちます。
 右上はへらへらと笑っているばかり。

「だってさ左上。俺の仕事って元々無駄話する事だろ?進行役を務めてるからってさ、無駄話が多くなるのは職業柄仕方ないの!
 まあ、安心しなよ。ルール説明するのは忘れないって!俺だって命令には従うさ。
 今はみんなの緊張を解くために他愛無いお話をだね」
「もういいです私が説明します」
 右上のふざけた態度に、毅然とした言葉をぴしゃりと放つ左上という女の人。
 ルール説明と言う事は……これから何かゲームが始まるのでしょうか。

「いいですか?私はここにいる右上さんとは違って、無駄な事が嫌いです。
 ですのでルール説明は一度しかいいません。二度説明するのは無駄な事なので……
 では、まずこれから開かれるゲームの大前提をば」

 左上の底冷えするような声。普通ならば、ゲームという言葉からは楽しいイメージしか感じないはずなのですが、
 今回ばかりは違います。何故か嫌な予感が、絶望的な予感がしてなりません。


「────これから貴方達に最後の一人になるまで殺し合いをして貰います。
 リタイアは出来ません。脱走する事も出来ません。どんな手を使ってでも生き残り、そして殺し合って下さい。
 最後の一人、つまり優勝者だけが生還出来るのです。……分かりましたか?」

 静まり返るホール。ワタシも、周りの人たちと同じように声一つ出せませんでした。
 殺し合い……聞き慣れない言葉が、ワタシの頭の中で絶え間なくループする。
 理解が、出来ない。殺し合いなんて……

「貴方達の手元にあるデイパックには、食糧、水、ランタンやコンパス、紙、ペン。
 そしてランダム支給品なるものが一つから三つまで入っています。使える武器、生き残りに有利になる道具、
 何の用途もないゴミみたいなアイテム。様々なものが貴方達のデイパックに振り分けられています。
 それで殺し合う事をお勧めします。上手く活用すれば、非力な方でも充分優勝を狙う事が出来ますから、精々頭を捻って下さい」

 ワタシのすぐ隣にデイパックが落ちています。これの事なのでしょうか。

「貴方達の首に着けられている首輪。それはゲームを円滑に進行させるために、私達が取り付けたものです」
「実はそれ、中身は爆弾なんだよね」
 右上が説明に乱入し、あまりに恐ろしい一言を言い放つ。
 ワタシは勿論、周りの人達みんなが、ビクリと体を震わせ指先で首輪を弄ります。
 ざわざわと、右上と左下に見下されながら蠢くワタシ達。

「ははは……びびったか?もっといい事を教えてやるよ。
 小さいけどあんたらの胴と首をバイバイさせるには十分な威力を持っているんだ。
 すごいだろ?むやみやたらに触らない方がいいぜ?爆発しても知らないからな」

 さっと首輪から手を離すワタシ。周りの人達も同じような反応をしています。

「安心して下さい。普通にゲームを楽しんでいれば、この首輪はまず爆発しません」
 左上が右上から主導権を取り返す。
「爆発する条件は三つ。一つは私達が指定する禁止エリア内に侵入した時──」
「禁止エリアは後で説明するから安心してくれ」
「二つ目はゲーム進行に都合の悪い行動をとった時、爆破します」
 そう言いながら、左上は怖ろしく冷たい笑顔を浮かべます。絶対に妙な事をするな、彼女の脅しが言外に込められています……。

「ま、大抵の行動は容認されるから安心して殺し合いなよ。
 今回の殺し合いゲーム。そう簡単にぶっ壊されるほど軟くないんだよなあ」
「最後、三つ目の条件」
 右上の言葉を切るように、左上が表情一つ変えず口を開きます。

「24時間の間誰も死ななければ、全員の首輪が爆破してしまいます。
 このような結果は我々も望んではいません。精一杯、文字通り命を振り絞って殺し合って下さい。
 続いて放送、ならびに禁止エリアの説明に移ります」

 ワタシはごくりと生唾を飲み込む。
 殺し合わないなんて選択肢は、ワタシ達に残されてはいない。

「殺し合いが始まると、6時間毎に全エリアに私達が『放送』を流します。
 前の6時間で死んだ参加者の名前を発表したり、何か情報を漏らす時もあるので注意深く聞いていてください。
 さらに、放送では禁止エリアなるものを発表します。手元のデイパックの中に地図があるでしょう?
 殺し合いの舞台の、エリア分けされた地図です」

 ごそごそとデイパックを漁る物音があちこちから聞こえてきます。
 ワタシも例に漏れず、地図を取り出しました。

「毎回の放送で、その地図に記載されている通り、エリアをいくつか封鎖していきます。
 禁止エリアについては特に慎重に聞いておいて下さい」
「聞き逃してつい禁止エリアに突入、そのままズガンって事が起こるかもしれないからなあ。
 放送には気を付けとけよ。俺達だって参加者がそんな風に死ぬのはあんまり見たくないのさ。
 あまりに間抜けすぎるからな」
「……と、言うわけです」
 左上の冷静な目が右上を睨みつけている。右上はどこ吹く風と言った表情……

「つまりこのゲーム。配られた支給品を駆使し、禁止エリアを避けながら、何度も流される放送を聞き、
 積極的に殺して回り、最後の一人になり優勝する。そんなゲームです。
 優勝者にはどんな願いでも一つだけ叶えてあげます。これは優勝者への我々なりの誠意。
 嘘偽りは全くございません……。説明は以上です」
「どんな願いでも叶えてあげるよ。例えば死んだあいつを生き返らせたいとか、ね。
 こんな無茶難題も叶えられるだけの力を我々は持っている。あんたらだってなんとなく分かるだろう?」

 右上の言葉にホールがざわめきます。一見すると嘘。だけど、そうとは言い切れないのもまた事実。
 どうやってこれだけの多人数をこのホールに集めたのでしょう。ワタシ達の首にいつ爆弾を巻きつけたのでしょうか……。
 彼らの持つ力は不可解な事が多すぎます。

 ワタシには願いを叶えてやるという言葉を無視する事なんて出来ませんでした。
 もしかしたら……という未練のような気持ちが心に残ります。それでも、それでも殺し合いなんて──


「──質問だ!」


 ワタシのすぐ隣で男の人が手を上げ、立ち上がりました。右上と左上を睨みつけています。
 銀髪に眼鏡、そしてなんだか派手なスーツを着ている怖そうな男の人……

「どうして俺達が殺し合わなければならないんだ!ふざけるのもいい加減にしろ!
 こんな首輪まで用意して、お前ら自分が何をやっているのか理解してるのか!」

「どうしてって、そんな事俺達が答えるとでも思ってるのかい?くくく」
 男の人を馬鹿にしたように、楽しそうに言う右上。
「お答えできません。理由がなければ殺し合えませんか?自分の命がかかっているんですよ?」
 左上の態度は何が起きても変わりません。ただ、男の人を見る彼女の目には、侮蔑の色が浮かんでいました。

「ふざけるな!俺のバックにはヤクザがついているんだ!
 俺は命を賭けた勝負なんてしない!こんな事しやがって、お前らただじゃすまないぞ!」
 喚き散らす男の人。怖い。あの右上と左上だっていつまでも冷静とは限らない。
 2人を怒らせたらこの人はきっと死んでしまう。そんなの、そんなの嫌だ。

「や、やめた方がいいですよ……冷静になって下さい」
 ワタシは中腰になり、男の人のズボンを引っ張って自制を促します。
 けれど一向に聞き入れてくれない。右上と左上をひたすら罵っている。
 お願いだから冷静になって……2人を怒らせないで……

「お前ら俺を誰だと思っていやがる!」

「もういいぜ左上さん。丁度いいからあいつにしよう。いい加減鬱陶しい、さすがに」
 笑みを浮かべたまま、右上がぽつりと口を開きます。
「初めて貴方と意見が一致しましたね。意味のない無駄な事を何度も喚く人間は大嫌いです」
 左上がポケットに手を突っ込み、何かをしました。

 ────ピピピ

「えっ!?」
「────ひ!」

 ワタシは恐怖のあまり無意識のうちに男の人から離れてしまいました。
 男の人の首輪が電子音を立て始めたからです。恐れていた事態がついに、起こってしまった。
 どう考えてもこれは、爆発してしまう……!嫌だ!あの人が死んでしまう!
 ご主人さま、ご主人さまタスケテ!!

「やめろー!死にたくなーい!!」

 男の人があちらこちら走り回ります。みんな爆発に巻き込まれたくないのでしょう。
 このホールにいる全員が、走り回る男の人から距離を取ろうと必死になっています。
 嫌だ……人が死ぬなんて────


「死にたくなーい!!」


 ズガン!と私の目の前で、男の人の首輪が爆発。右上の言葉通り男の人の胴と首はバイバイしてしまった。
 血が……沢山噴き出している。名も知らない男の人は、死んでしまった……。

「こうなるからみんな首輪が爆発するような事はしない方がいいぜ?
 じゃあまた放送でな~~」

 右上の言葉と共に、ワタシ達の視界は暗転して……



 ご主人さま……ワタシはこれからいったい、どうなってしまうのでしょうか……?



▼ ▼ ▼

 こつこつと靴で固い床を踏みしめながら、左上と右上は移動する。ルール説明は、何のアクシデントもない、上出来だった。
 平山という適した見せしめがわざわざ向こうから名乗り出て来てくれたのは嬉しい誤算だ。
 今は予定通り殺し合いが開幕した事を自分達の上司に報告しに向かっているところ。きっと喜んでくれるだろう。

 それにしても……、と右上は首を捻る。平山が質問して来た事柄、『どうして俺達が殺し合わなければならないんだ』
 何故この殺し合いを開く事になったか、実のところ、右上も左上もゲーム開催の動機については何も聞かされていない。
 2人が所属する会社の上司に、殺戮ゲームの進行役を務めろと命じられただけなのである。

「左上さん、あんたはどう思う?この殺し合いは何故開かれたのかねぇ」
「私は命じられた事をただ実行するだけです。教えられなかったという事は、知る必要がないという事なのでしょう。
 私はそう判断しました」

 堅物め……、右上は心の中で罵る。決して言葉には出さない。

「左上さん。俺は勝手に推理したんだが、聞きたいか?」
「いいえ。聞きたくありません」
「だが喋る。やっぱりなあ……殺し合いの面子的に考えて動機はアレしかないと思うんだよ。
 ほら、最近俺達運営の間で度々話題になる事あるだろ?ずぅっと前からユーザーからも苦情来てたしなぁ。
 運営のお偉いさん方もそろそろ対策を取らざるを得なくなったんだろ。そこでこんなゲームを開いたんだ。
 つまりだな──」

 右上は隣を歩く左上に顔を近づけ、内緒事を話すようにそっと言う。
 左上はまるで右上が存在していないかのように完全に無視している。

「────工作対策だよ。ニコニコオールスター一斉削除の瞬間がとうとう来たんだ」
「貴方は馬鹿ですか?それならこんなゲームなんて開かずに、Fooさんに頑張って貰えば済む事でしょうに」
「分かってるよ、んな事。だけどそれ以外に何か考えられるか?何か障害があってFooさんには頼めなかったんじゃねーの?」
「さて、どうでしょうかね。興味がありません」

 堅物め……、今度は小声で、左上に聞こえないように右上は言った。

 それから少し歩き、今回の殺し合いの発端、最高責任者の部屋の前へと着いた。
 ルール説明が円滑に終了した事を伝えなければならない。さて、こんな楽しいお祭りを開い た馬鹿野郎は誰なのかな。
 ひょっとするとかなりの大物が出てくるかもな。右上は他人事のように心中で笑う。

「失礼します」

 ドアを開き、二人は部屋に入室する。

 部屋では、老人が高級そうな一人がけのソファに座り、先ほどのルール説明の様子をディスプレイを通して見ていた。
 監視されていたのか。予想していた事だが抜け目ない。右上は悪戯っぽくちろっと舌を出す。
 それにしてもあの老人は誰なのだろうか。どこかで見た事があるような気がするが、右上と左上がいる位置からは背中しか見えない。

「すでに知っておられると思いますが、『バトルロワイアル』予定通り開始しました」
 左上がきびきびと言う。その言葉を聞いて、老人はくつくつと笑い始めた。

「見ろ、平山幸雄の絶望した顔。初音ミクの今にも泣き潰れてしまいそうな儚げな表情……
 栄光から一転、絶望……素晴らしい表情だ」
「確かに、そうですね」
 二人は老人のすぐ近くまで近寄り、画面を見つめる。丁度、平山幸雄の首輪が爆発したところだった。

「わしはこういうのがたまらん……右上、左上、よく進行役という大役を務めてくれた」
 ソファが回転し、老人がこちらを向く。右上は勿論、左上まで、老人の正体に驚き一瞬言葉を失う。
 老人は狂気に満ちた笑顔を浮かべている。よっぽど好きなのだろう。こういう事が……

「貴方でしたか。という事は、今回のイベントはニコニコ動画運営、いや、ニワンゴの総意」

 顔を見て、右上は納得した。確かにこの老人ならこんな大それたことをしても誰も文句は言えないだろう。
 あのサイトを切り盛りするこの人は今やニワンゴの顔。裏の支配者といっても過言ではない。
 数々の障害を乗り越え、数々のチャンスをものにした闇の帝王なる男がここにいる。

 さて……、と右上は再び悪戯ぽく舌をちょろっと出す。この老人に聞いてみたい事がある。
 と言っても、答えは予想できる。出来るが、左上とは違いどうでもいい事に興味がある右上は、好奇心を抑える事が出来ない。

「今回の殺し合いを開いた動機……やはりそれは、『工作対策』ですか?」
 老人はその言葉を聞き、右上の顔を値踏みするように見る。
「工作対策はまあ、ついでだ。どうでもいい。わしはな右上……」
 老人の口から狂人のような笑い声が零れる。

「ただ単純に、楽しみたい。お前は砂浜に築き上げた砂の城を踏み潰す時、得も知れない快感を感じた事があるか?
 わしはある……何度もある。ニコニコオールスターどもが何人死のうとわしの権力には今更傷一つ付かない。
 それだけの人気と実績が、あのサイトにはある……」

 老人は再び平山幸雄の首輪が爆破する映像を再生し、かぶりつくように見る。

「見ろ!この初音ミクの表情を!こいつは『わし』のサイトで大いに人気を集め、トップスターへと上り詰めた!
 言ってしまえば、このわしがこいつを作り上げたのだ……!そんな初音ミクをこのわし自らが──」
 ディスプレイに顔を近づけ、にんまりと笑いながら初音ミクの絶望の表情を眺めている。
「叩き落とした!どんぞこへ!人が絶望する時の表情ほど楽しいものはない……!
 他人の不幸ほど楽しいものはない……こいつらは、わしが作り上げてやった偽りの栄光から一転、絶望へと理不尽に叩き落される……!」

 老人は姿勢を直し、右上と左上へと視線を移す。目に狂気が宿っている事に二人は気づく。

「わしは楽しい。バトルロワイアルは最高の娯楽だ。本音を言うと、工作対策などどうでもいい。
 楽しいからわしはやる……こいつらが死んでいく様を思うと、楽しみで楽しみで仕方がない……!」

 あくまで自分自身のためにか……、右上は老人に釣られて笑みを浮かべる。

 面白い。なんという意味のない行為。この男は自分が楽しむためだけに、何十人もの人間を地獄に叩き落とそうとしている。
 ただ自分が楽しむためだけ……だがそれがいい……!

 俺と左上は、この闇の支配者を道化のように楽しませるだけだ。
 それで上等。それで満足。道化になりきり、この殺し合いを進行させる……!
 帝王の趣味で殺されていく数々のスター達。面白そうだ。俺自身、楽しみになってきた……!

「頼むぞ右上、左上。わしの楽しみを奪うような真似だけはしないでくれ」

 分かっております、と言い右上は老人に頭を下げる。老人の狂気に満ちた顔は一向に元に戻りはしない。
 楽しくて楽しくて仕方がない。見ていて清々しいほどの……そんな表情だ。


「それでは失礼します────運営長殿」


 右上と左上は共に部屋を退出していく。右上は運営長と同じように楽しそうな表情。
 対して左上はいつもと変わらない冷静な表情。

 ────狂人と、二人の道化によって開かれる殺し合いが、いよいよ開始される。




 運営長……あんた最高だ。俺はこの殺し合いを必ず見届ける。
 オールスター、あんたらは足掻くのか?それとも藁のように死ぬだけかい?


【平山幸雄(ニセアカギ)@アカギ 死亡】

【ニコニコ動画バトルロワイアル(β) 開幕】


主催者、というか進行役
【右上@ニコニコ動画】
【左上@ニコニコ動画】

黒幕
【運営長@ニコニコ動画】

参加者
【初音ミク】



時系列順 sm01:グリーン・グリーンズ
投下順 sm01:グリーン・グリーンズ
初音ミク sm01:グリーン・グリーンズ
平山幸雄(ニセアカギ) 死亡
右上 sm86:第一回定時放送
左上 sm86:第一回定時放送
運営長 sm140:違う自分 -ADVENT-






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