写真のちモヤモヤ ◆AXS9VRCTCU
アレックスはデパート内の崩壊していない部屋で束の間の休息を
取っていた。
取っていた。
「バルバトスの奴は野放しには出来ないが、休める内に休んだ方が賢明だろう。」
手負いの状態で倒せるほどバルバトスは弱くないことを、
つい先ほど彼と戦ったアレックスは良く知っていた。
それならば少しでも休んでダメージを回復したほうが
賢明だと彼は判断したのである。
つい先ほど彼と戦ったアレックスは良く知っていた。
それならば少しでも休んでダメージを回復したほうが
賢明だと彼は判断したのである。
しばらくしてアレックスは、
先ほど確認できなかった名簿を読み直そうと、デイパックを開けた。
しかし、アレックスの注目は名簿とは違うものに注がれた。
先ほど確認できなかった名簿を読み直そうと、デイパックを開けた。
しかし、アレックスの注目は名簿とは違うものに注がれた。
それは写真の束であった。
「なんだ?この写真の束は?」
アレックスは写真を見てみることにした。
一枚目の写真、
一見何気ない部屋で撮った写真。
中央には青いシャツを着て頭に白いタオルのようなものを
巻いた男性が写っている。
しかし、写真の左側に写った白いテレビ、
見るからに電源は入っていない。
だが、確かに写っているのだ。
不気味に微笑んでいるピエロのような男の顔が!!
一見何気ない部屋で撮った写真。
中央には青いシャツを着て頭に白いタオルのようなものを
巻いた男性が写っている。
しかし、写真の左側に写った白いテレビ、
見るからに電源は入っていない。
だが、確かに写っているのだ。
不気味に微笑んでいるピエロのような男の顔が!!
二枚目の写真、
これも一見何気ない写真。
中央に青い服を着た可愛らしい子供が写っている。
しかし、一枚目の写真を見れば嫌でも目が行くだろう。
右側に写った一枚目のよりも大きなテレビ。
そこに写った一枚目と同じピエロのような男の顔が!!
これも一見何気ない写真。
中央に青い服を着た可愛らしい子供が写っている。
しかし、一枚目の写真を見れば嫌でも目が行くだろう。
右側に写った一枚目のよりも大きなテレビ。
そこに写った一枚目と同じピエロのような男の顔が!!
三枚目の写真、
どこかの寺院の前で撮られた写真。
写っている人を見るとどうやら旅行中のようだ。
しかし、彼らの足を良く見てみると、
一本だけ紛れ込んでいた、
黄色いズボンと赤い靴を履いた誰のものでもない足が!!
どこかの寺院の前で撮られた写真。
写っている人を見るとどうやら旅行中のようだ。
しかし、彼らの足を良く見てみると、
一本だけ紛れ込んでいた、
黄色いズボンと赤い靴を履いた誰のものでもない足が!!
四枚目の写真、
兄弟らしき子供二人が仲良く写っている写真。
しかし、彼らの背後に、またしても写っているのだ。
あの不気味なピエロが!!
兄弟らしき子供二人が仲良く写っている写真。
しかし、彼らの背後に、またしても写っているのだ。
あの不気味なピエロが!!
五枚目の写真、
池の中に立っている塔らしき物をバックに撮った写真。
しかし、写っている女性の顔には、
あのピエロの顔がくっつくように写っていた!!
池の中に立っている塔らしき物をバックに撮った写真。
しかし、写っている女性の顔には、
あのピエロの顔がくっつくように写っていた!!
六枚目の写真、
まだ幼い少女が中央に写った写真。
しかい、彼女の背後には、
またしてもあのピエロが!!
まだ幼い少女が中央に写った写真。
しかい、彼女の背後には、
またしてもあのピエロが!!
七枚目の写真、
スナックらしき所が写っている写真。
けれど、やっぱり写っているあのピエロ。
ここまでくるともう恐怖はない。
スナックらしき所が写っている写真。
けれど、やっぱり写っているあのピエロ。
ここまでくるともう恐怖はない。
八枚目の写真、
意表をつくかのごとく写真に写っている全員が
あのピエロ。
しかし、よく見ると下のほうに普通の顔の子が!
むしろこの子の安否が気にかかる。
意表をつくかのごとく写真に写っている全員が
あのピエロ。
しかし、よく見ると下のほうに普通の顔の子が!
むしろこの子の安否が気にかかる。
最後の写真、
海水浴場で撮られた写真。
あのピエロの顔をした女性の後ろに
黄色い服を着た首と下半身の無い男が・・・
なにがなんだかわからない。
海水浴場で撮られた写真。
あのピエロの顔をした女性の後ろに
黄色い服を着た首と下半身の無い男が・・・
なにがなんだかわからない。
「俺にこの写真をどうしろと・・・・」
アレックスは全ての写真を見終わった。
最初こそ怖かったものの、枚数を重ねるにつれ、
怖くなくなっていき、
最後の二枚においては明らかに恐怖以外の感情がわいていた。
こういう状況下でなければ笑っていたかもしれない。
しかし、状況が状況なので笑うまではいかない。
アレックスの頭はモヤモヤしたものに包まれていた。
アレックスは気分を切り替えるために、地図を確認することにした。
最初こそ怖かったものの、枚数を重ねるにつれ、
怖くなくなっていき、
最後の二枚においては明らかに恐怖以外の感情がわいていた。
こういう状況下でなければ笑っていたかもしれない。
しかし、状況が状況なので笑うまではいかない。
アレックスの頭はモヤモヤしたものに包まれていた。
アレックスは気分を切り替えるために、地図を確認することにした。
「南のほうに温泉があるのか。」
アレックスは決断した。
「この温泉に行ってみるか。風呂に入れば頭の中の
モヤモヤもスッキリするだろう。」
モヤモヤもスッキリするだろう。」
アレックスはデパートを後にした。
「もしあのピエロに出あったら、
どう対応するのが正解なんだ・・・?」
どう対応するのが正解なんだ・・・?」
【F-3 デパート外/1日目。黎明】
【アレックス@MUGEN】
[状態]:中度の疲労。
全身に中度の打撲
頭の中がモヤモヤ
[装備]:無し
[道具]:共通支給品、不明支給品*0~2
写真の束@心霊写真にドナルドらしきものが
[思考・状況]
1:バルバトスを追いかけ、倒す
2:殺し合いを止める為、仲間を集める
3:あのピエロに出あったらどうしよう・・・
4:温泉に行く
※まだ名簿は見ていません。
同じMUGEN出展の者や、MUGENでキャラが作成されている者については知っている可能性があります。
※F-3のデパート内に、床に大きく穴が空き、壁が一部粉々になっ ている部屋が一つあります。
※ピエロ(ドナルド)への対応に悩んでいます。
【アレックス@MUGEN】
[状態]:中度の疲労。
全身に中度の打撲
頭の中がモヤモヤ
[装備]:無し
[道具]:共通支給品、不明支給品*0~2
写真の束@心霊写真にドナルドらしきものが
[思考・状況]
1:バルバトスを追いかけ、倒す
2:殺し合いを止める為、仲間を集める
3:あのピエロに出あったらどうしよう・・・
4:温泉に行く
※まだ名簿は見ていません。
同じMUGEN出展の者や、MUGENでキャラが作成されている者については知っている可能性があります。
※F-3のデパート内に、床に大きく穴が空き、壁が一部粉々になっ ている部屋が一つあります。
※ピエロ(ドナルド)への対応に悩んでいます。
【写真の束@心霊写真にドナルドらしきものが 】
心霊写真らしきもの。
写っている霊の類は全部ドナルド。
詳しくはttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1718899を見てください。
心霊写真らしきもの。
写っている霊の類は全部ドナルド。
詳しくはttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1718899を見てください。
sm52:魔法をかけて…? | 時系列順 | sm54:YANDER×YANDER |
sm52:魔法をかけて…? | 投下順 | sm54:YANDER×YANDER |
sm10:戦うことの意味 | アレックス | sm66:アレックスに主人公をさせてみた(前編) |