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邪悪な蜘蛛 ◆AXS9VRCTCU




アレックスはデパート内の崩壊していない部屋で束の間の休息を
取っていた。

「バルバトスの奴は野放しには出来ないが、休める内に休んだ方が賢明だろう。」

手負いの状態で倒せるほどバルバトスは弱くないことを、
つい先ほど彼と戦ったアレックスは良く知っていた。
それならば少しでも休んでダメージを回復したほうが
賢明だと彼は判断したのである。

しばらくしてアレックスは、
先ほど確認できなかった名簿を読み直そうと、デイパックを開けた。
しかし、アレックスの注目は名簿とは違うものに注がれた。

中心部は紫色の半円が二つ左右対称に並び、
その回りを銀色、さらにその回りを金色の金属が囲っている。
自分から見て右側は主に黒で塗装され四角く整えられているが、
左側は何か透明な板が付いていて、その透明な板は、
なにかカード上の物が乗せられるよう加工されている。
そんな奇妙な箱状の物だった。

「なんだこれは?」

アレックスの目を引いたのはそれだけではなかった。
それは一見トランプのクラブのエースだった。
だがそれに描かれているのは紫色のクラブのマークが刻まれた
蜘蛛で、その蜘蛛の背景も紫色で統一されていた。

アレックスは蜘蛛のカードとともに説明書を見つけ、
その説明を読むことにした。

「レンゲルバックル。
 これを使えば仮面ライダーレンゲルへと変身できる。
 変身するには、バックルの透明な板の部分に蜘蛛が描かれたカードを乗せて装填し、バックル前部を開いて出てきた光の幕を通る。
 蜘蛛とクラブがモチーフで、武器は醒杖レンゲルラウザー、初期APは6000。
 APの分だけ変身後にラウザーにカードを通すことで、カードを使った攻撃ができる。
 一度減ったAPはJ、Q、Kのカードを使うことで回復できる。
 変身後、一度使ったカードは変身を解くまで二度と使えない。
 変身を解くと、同じ人間は一時間の間変身することはできない。
 ラウズアブゾーバーは装備されていない。」

アレックスはにわかにその説明を信じることが出来ず、
この支給品を破棄しようかと考えた。
しかし、それは出来なかった。
そのバックルとカードには不思議な魅力があり、
捨てるという選択肢はすぐさま頭から消えてしまったからである。

「まぁ、いいか。あっても減るもじゃなさそうだし。」

アレックスはカードとバックルをデイパックに戻し、
休息のため仮眠を取ることにした。
デイパックの中でカードの蜘蛛がほくそ笑むかのごとく、
不気味に蠢いているのを知らずに・・・

□ ■ □ ■ □

アレックスは美術館に居た。

「なぜ自分はこんなところに?」

そう思いつつ美術館を散策していると、
人だかりが出来ている絵を発見し、その絵を良く見ようと
絵に近づいていった。

そしてその絵を視界に捕らえたとき、アレックスは驚愕した。
そこに描かれていたのは他ならぬアレックス自身であった。
しかも絵の自分には矢印が指されており、
その矢印の始点にデカデカと『主人公(笑)』と書かれていた。
しかも、タイトルもそのものずばり『主人公(笑)』であった。
アレックスは思わず後ずさり、その絵から視線を逸らした。

すると、次に視界に入った絵も、
先ほどまで自分が見ていた『主人公(笑)』だったのである。

右を向いても『主人公(笑)』、
左を向いても『主人公(笑)』、
上を向いても『主人公(笑)』、
下を向いても『主人公(笑)』、
前を向いても『主人公(笑)』、
後を向いても『主人公(笑)』、
気が付けばアレックスは絵画『主人公(笑)』ばかりの部屋に、
閉じ込められていた。

アレックスは恐怖していた。

「助けてくれええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・!」

返事はない。

「ここから出してくれええぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・!!」

いくら叫べども返事はない。

そしてアレックスは足元の感触が変化したのに気付く。
足元を見ると、
床が『主人公(笑)』とデザインされた大量の文字ブロックに、
変わっていた。
さらにアレックスの体がその変化した床に
底なし沼のごとく沈み始めた。

アレックスの恐怖は最高潮に達していた。

「いやだ!!助けて!!!出してええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

必死に叫び、もがくアレックス。
しかし、彼が生き埋めになるのにそう時間はかからないことは、
誰が見ても明らかであった。

□ ■ □ ■ □

「うわあ!!はぁ・・・はぁ・・・夢か。」

アレックスはデパートの中に居た。
彼は悪夢を見ていた。いや、見されられていた。
カードに封じられた蜘蛛のアンデッド、
スパイダーアンデッドの邪悪な意思によって。

「俺はなぜあんな夢を・・・」

『主人公(笑)』、その言葉にアレックスはコンプレックスを抱いていた。
しかし彼はそれに見てみぬ振りをしていた。
それは彼がもっとも認めたくない部分、心の闇の部分だったのである。
そのコンプレックスをスパイダーアンデッドに、付け込まれたのである。

「もし俺が優勝すれば、『主人公(笑)』から真の『主人公』に・・・・・・」

ハッとして、首を振り先ほどの言葉を打ち消す。

「何を考えているんだ、俺は・・・・・」

アレックスは気分を切り替えるために、地図を確認することにした。

「南のほうに温泉があるのか。」

アレックスは決断した。

「この温泉に行ってみるか。風呂に入れば頭の中の
 モヤモヤもスッキリするだろう。」

アレックスはデパートを後にした。
しかしスパイダーアンデッドの邪悪な意思は、
静かに、そして確実にアレックスを蝕んでいた。

【F-3 デパート外/1日目。黎明】
【アレックス@MUGEN】
[状態]:中度の疲労。
    全身に中度の打撲
精神侵食(軽度)
[装備]:無し
[道具]:共通支給品、不明支給品*0~2
レンゲルバックル@仮面ライダーブレイド
[思考・状況]
1:バルバトスを追いかけ、倒す
2:殺し合いを止める為、仲間を集める
3:何を考えているんだ、俺は・・・
4:俺はなぜ、あんな夢を・・・
5:温泉に行く
※まだ名簿は見ていません。
 同じMUGEN出展の者や、MUGENでキャラが作成されている者については知っている可能性があります。
※F-3のデパート内に、床に大きく穴が空き、壁が一部粉々になっ ている部屋が一つあります。
※スパイダーアンデッドの邪悪な意思に侵食され始めています
(程度はまだ軽いです。)

【支給品 スパイダーアンデッド@仮面ライダーブレイド】
[状態]:封印(意識あり)
[思考・状況]
1:アレックスの体を乗っ取る
2:体を手に入れたら優勝して子孫を繁栄させる
※アレックスがバックルとカードを破棄してもまたアレックスの手元に戻る可能性があります
※アレックスが死んだ場合、別の人間の体を乗っ取るかもしれません


【レンゲルバックル@仮面ライダーブレイド】
大体は本編で説明したとおり。
かけられた制限は "変身後、一度使ったカードは変身を解くまで二度と使えない。"
"変身を解くと、同じ人間は一時間の間変身することはできない。"の二つ。
ブレイドの光の幕と違い出現すれば自動的に装着者を通過する。
適正があれば変身できるが、そうでなければ大変なことになる可能性がある。
理論上ラウズアブゾーバーがあれば上位フォームへの変身が可能。
だが本編未登場なのでこのニコロワで登場するかは不明。
カードは13枚全て揃っているがニコニコ的に何かを封印できる可能性もある。
所持しているカードは以下の通り

A チェンジ 変身に必要、変身後はバックルの中に収められていて取り出せない 使用AP0
2 スタッブ レンゲルラウザーの切れ味を強化する 使用AP400
3 スクリュー パンチにきりもみ回転の効果を付加する(モールスクリュー) 使用AP600
4 ラッシュ  レンゲルラウザーの突きを強化する(ライノスラッシュ) 使用AP800
5 バイト キックを強化し、挟み込むように飛び蹴りを放つ(コブラバイト) 使用AP1200
6 ブリザード 吹雪を発生させる(ポーラーブリザード) グリンクローバーにラウズ可能 使用AP1200
7 ゲル 体を液状化する 使用AP1400
8 ポイズン 攻撃するとともに毒を注入する 使用AP1800
9 スモッグ 煙幕を張る(スキッドスモッグ) 使用AP2000
10 リモート カードからアンデッドを解放して操る(テイピアリモート) 使用AP2200
J フュージョン AP回復、Qが入ったアブゾーバーならJフォームに変身するかも? 回復AP2400
Q アブゾーブ AP回復、アブゾーバーを起動させるかも? 回復AP2000
K エボリューション AP回復、Qが入ったアブゾーバーならKフォームに変身するかも? 回復AP4000

変身時には「Open up」、ラウズ時には上記の名称がアナウンスされる
また、何枚かのカードを同時に連続的にラウズすると、コンボが発生する。
発動するコンボは以下の通り

6+3=ブリザードゲイル 回転する吹雪をまとったパンチを放つ
5+6=ブリザードクラッシュ 吹雪を発生させながら挟み込むように飛び蹴りを放つ
4+6+8=ブリザードベノム 吹雪を発生させながらレンゲルラウザーで突き、毒を注入する



sm52:魔法をかけて…? 時系列順 sm:54YANDER×YANDER
sm52:魔法をかけて…? 投下順 sm54:YANDER×YANDER
sm10:戦うことの意味 アレックス sm:[[]]






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