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みさお「豹人間はいいぞ」 ◆MY9PsNVpck





俺は新堂誠、三年D組だ。新聞部の日野に頼まれて一年のインタビュアーに怪談を披露して帰ろうとしたんだが…

「やれやれ…何か嫌な予感がしたが…こんなことになるとはな……」

どういうわけか殺し合いに参加させられていたというわけだよ。

「ほんと…わけわかんね~よな~」

日下部が活舌の悪い口調で相槌を打ってきた。
日下部って言うのはゲーム会場に飛ばされてから行動を共にしている女子で、俺とは違う学校に通っているらしい。




俺たちの目が覚めたのは山の中、運がいいのか悪いのか会場が一望できる地点だった。
山から辺りを見渡して位置を確認してみると、どうやらここは会場の端の端らしいことが分かった。
ラッキー!隠れるのに最高だぜ!…と最初は思ったがあの冷酷な女の言葉が蘇る。

――首輪が爆発する条件は三つ。一つは私達が指定する禁止エリア内に侵入した時

もしここが禁止エリアにされてしまったら……山道をモタモタしているうちにズガン!ってこともありえる。
先程の白髪の男の最期を思い出して、さすがの俺も少し気分が悪くなった。

まさか全員が殺し合いに乗っているわけがあるまい。
俺のようにこのゲームからの逃亡を考える奴も当然いるだろう。
そいつらと合流できれば最高だ。
こうして俺達は下山して市街へ行く方針を固めた。
会場を山から見渡すと大きな建物がいくつか見えた、塔、城、よく分からない形もの…とにかくいろいろだ。
その中でも一番ここから近く見える二つの建物がある。
一つは塔、もう一つは地図と照らし合わせてみるとどうやらデパートらしい。
どちらに行くかは置いといてだ、まず山を降りなければならない。
それで今俺達は山を降りている途中ってわけだ。





俺の通っている高校には七不思議というものは無い。七どころか二十も三十も不思議なことが起こるからだ。
放課後の部室で怪談話なんて、何かが起きるんじゃないかと不安だったが…これは予想できなかった。

俺はそういうふうに考えを組み立てていったから最初は俺がこんなゲームに参加させられたのは悪霊の仕業だろうと思ったよ。
あの進行役の男と女に学校の悪霊が取り憑いているのだろうとな。

だがな、俺が、そして日下部がこのゲームに参加させられた理由が分からない。
俺だけなら説明がつく。俺は学校の不思議な出来事と付き合いが豊富だからな。
だが日下部は俺の学校に何の関わりも無い。つまり学校とは関係ない悪霊の仕業ってのか?

考えていくうちに恐ろしい考えが頭をかすんだ。




まさか悪霊の仕業ではなく、あいつらは自分の決定でこんなゲームを?しかしそれはあまりに馬鹿げて――




「ど~した~?足止まったぞ~?」

「あ…あぁ、すまん。急ごう。」

そんな事を考えるのは後でいいだろう。とりあえず早く山道を抜けてるべきだな。
デパートに行くにしろ、塔に行くにしろ、山を降りなきゃ始まんねぇ。

「ん…?」

何かがいた。何処とも知れない山の中に居るという現状を踏まえると何が出てもおかしくはないかもしれない。

「どうした~…?」

日下部の呼びかけを無視して、少しの間俺は生きた心地がしない思いで今まで来た道を見つめていた。
日下部も何か居たのか~?と表情を変えて道をにらみつける。やがて俺が大きく息を吐いた。

「ふぅ~、……今そこに化け物がいた様な気がしてな」

その時俺はまだ不安だった、だからこそこんな冗談を飛ばしたのかもしれない。冗談は緊張をほぐすのにいいぞ。

「化け物なんかいるわけね~だろ~」

言う事の威勢はいいが声が裏返ってるぞ…?
俺の冗談のせいか、日下部まで不安になったようだ。
まぁ、知らない所に連れて来られて「殺し合いをしろ」なんて…心が弱くならない奴を尊敬するぜ。

と、他人を客観的に見ているうちに悪戯心が沸いてきた。
どれ…少し脅かして緊張をほぐしてやるか…怪談も緊張ほぐしにはいいぞ。

「そういえば聞いたことがあるか?豹人間の話をよ…」

「ちょ、ちょっとなんだ、こんな時に妙な話はやめろってヴぁ!」

俺は脳内で今まで聞いてきた怪談を元に新たな物語を組み立てた。物語を語るのは得意だからな。

「そうだ、ある物質転送装置を発明した科学者がいてな、ある日人体を転送してみようと考え、自らを転送するんだ。
だがな、装置の中に猫が入ってたんだ。そいつは猫に気が付かないまま装置で自分を転送しちまった。
転送先から現れたのは猫と融合してしまった世にも恐ろしい豹人間、奴は町を暴れまわって……」

我ながら素晴らしいシナリオだ。自分に酔いながら怪談をまくし立てた。
ん?日下部の奴、怖がり方がおかしいじゃねぇか…俺の後ろを一点見つめて…俺の後ろに何かがいるのか…?


………そこにいたのはなんだったと思う?なんとそこには俺が即興で作ったはずの豹人間が立っていたのさ。




 ◇




目が覚めればそこは山の中だった。首にはまだあの鬱陶しい首輪…どうやらあれは夢ではなかったらしい。
しかしこのゲームの主催者は何者なのだろうか…私をいとも簡単にさらい出した手際のよさは、
我々チーターマン三兄弟の憎むべき宿敵、Drモービスよりも上のようだ。
とりあえず確かなのは放っては置けない存在という事、これ以上の死者を出すわけにはいかない。
そう、長い時間考え込んでしまったが本当は考えている暇など無いのだ!
こうして私は山を降りる決意をした。

私は常に兄弟と、仲間と共に戦ってきた。このような理不尽な状況、主催者に牙を剥こうと考えているのは私だけではないはずだ。
市街地に行けば、同士はきっといるに違いない。

しかし牙を抜かれていては牙を剥こうにも剥くことができない。
私の牙――愛用のクロスボウと矢筒は目が冷めたときには背中には無かった。
弟のヘラクレスなら武器などに頼らず戦っていけただろうが私はそれほど丸腰の戦いに自信は無い。
早速武器を探してデイパックを漁る。


まず出てきたのは食料らしき箱…カレーセットと書いてある。これは後で目を通そう。
次に出てきたのは少し反りの入った短剣だった。頼もしそうだがどこと無く生姜臭い。
よく見てみると刃に生姜の切れ端が付いている。これは臭いはずだ。

「あ…あぁ、すまん。急ごう」

いきなり声がした。さっと身を縮ませて岩陰に隠れる。

「ん…?」
「どうした~?」

一組の男女…どうやら彼らも参加者らしい。

「はぁ~、…が……な気がしてな」
「………なんかいるわけね~だろ~」

能天気に話している様子を見る限り、それほど警戒する必要は無いかも知れない。
私は二人に接触を試みることにした。隠れていた岩の陰から現れる。

少女の目が私の姿を捉えた。驚いたのだろう、私を見ても叫ぶわけでもなく呆然とこちらを見ていた。
こちらに背を向けていた青年がこちらに振り向く。

二人とも声は発さないがやはりミュータント戦士である私を見て驚きを隠せないようだ。私はとりあえず二人の警戒を解こうと…

「うわぁぁああ!!!」

「ヴぁぁぁぁぁっ!!!ヴぁっ!ヴぁっ!ヴぁぁぁぁぁっ!」

我に帰った二人が突然叫び声を上げた。やれやれ…面倒なことになりそうだ。




 ◇



あ、ありのままに今起こった事を話すってヴぁ!
新堂の怪談話を聞いてたら目の前に本物が現れた。
ありえね~!!夢だってヴぁ!これは夢だってヴぁ!ついでに殺し合いなんかも夢だってヴぁ!!!

……うん、夢じゃない。ま~、世の中そんな甘くね~ってのは知ってたけどな~。

ってそんな場合じゃねぇってヴぁ!目を逸らしたら殺されるぅ……
と、逃げ腰の新堂のデイパックからバットの柄がぁ!これ使って牽制するしかないってヴぁ!
バットをデイパックから引き抜いて構えて…ちょw新堂が逃げやがったってヴぁ!
女置いて逃げるなんてサイテ~だな~、見損なったぜ新堂~…

……だからそんなこと考えてる暇じゃないってヴぁ!
ヴぁ!ヴぁ!ヴぁ!あっち行けってヴァ!

「あの~」

ヴぁ!ヴぁ!ヴぁ!近づくなってヴぁ!食うなら逃げた新堂を追って食えってヴぁ!

「驚かせたならすみません、私は危害を加えるつもりはありません」

うるさいってヴぁ!豹人間め~あっちに行けぇ…って、え?喋れんのか~?

「私はこのゲームを潰そうと思っています。協力していただけませんか?」

な、何だこいつ、意外といい奴?

「あ、分かってくれましたか?」

それにしても…落ち着いて見てみると、こいつカッコイイじゃ~ん…映画のB級モンスターみたいだぜ☆




 ◇




「はぁ、はぁ、はぁ」

かすかに聞こえていたヴぁ!という叫び声が聞こえなくなった。
きっと日下部は俺の身代わりに殺されてしまったのだろう。
すまない…日下部…俺は怖かったんだ…わかってくれ……。

俺は必死で走った。途中、小石に躓き派手にこけた。

「はぁ、はぁ、くそっ…いてぇ………」

デイパックが開いていたらしく中身が出ちまった。慌てて飛び起き、地面に転がった支給品を拾う。
今になって思えば、まず山頂で支給品を確認しておいていれば日下部を死なせずに済んだかも…

その瞬間、俺に電流走る。

「うわぁ!」

正確には電気じゃなかったな。デイパックから落ちた銃を拾った瞬間、俺の体に電気じゃない、何かエネルギーが伝わったんだ。
それに驚いて俺は足を滑らせ川に落ちてしまった。

奇妙なことにな、冷たい水の中に落ちたにもかかわらず、銃を握る手は熱かった。
銃を離そうと思ったけどな、離れないんだ。指が言う事を聞かないって言うか…何かに取り憑かれた気分だな。

最初はそのエネルギーの奔流に気を失うかと思ったが…だんだんと慣れてきたんだ。
感覚に慣れていくのと同時に心の裏のドス黒い部分がむくむく頭をもたげるのも分かった。
もしかして俺は強力な力を持った何かに飲み込まれつつあるのかもしれない…でも、そんな事はもうどうでもいい事だな。

心にゲームの主催者に対する怒りがどんどん込み上げて来るのが分かった。

「許さねぇぜ…あいつらだけは絶対にこの手で始末する」

俺はそう決意すると川から上がり、再び市街を目指して歩く事にした。




…と、俺の話はここまでだ。さて、次は誰が話してくれるんだ?

【E-1 山/1日目 黎明】
【日下部みさお@らき☆すた】
[状態]:健康
[装備]:ゴブリンバット@ニコニコRPG
[道具]:共通支給品、不明支給品0~3
[思考・状況]
基本思考:人なんて殺せね~けど生き残りて~な~…
1:どっか建物に行こうぜ~ゆっくりすんのはそれからでもいいだろ~?
2:新堂探すかぁ~…
3:よく見ると豹人間カッコイイな~♪(モンスターな意味で)

※ゴブリンバットは新堂の支給品です

【E-1 山/1日目 黎明】
【アポロ@チーターマン2】
[状態]:健康
[装備]:ガリィ@FF11 FFⅣ、
[道具]:カレーセット@るろうに剣心、共通支給品、不明支給品0~2
[思考・状況]
基本思考:ゲームの転覆
1:戦うには戦力が足りません…人の集まってそうな所にでも行ってみましょう
2:どうやら新堂さんという少年も戦力になってくれそうです
3:首輪の解除についても考えるべきですね…人材を探しましょう
4:そんなに私は怖いですか…あと豹じゃないですチーターです

【D-1 森/1日目 黎明】
【新堂誠@学校であった怖い話】
[状態]:殺人クラブ新堂、悪霊
[装備]:クリムゾン(弾数6/6、予備弾36/36)@デスクリムゾン
[道具]:共通支給品、不明支給品0~1
[思考・状況]
基本思考:主催者に“復しゅう”する
1:市街に行って人を探すぜ
2:豹人間…?怖くなんか…ない…ぜ?・・・怖い
3:身代わりにしてすまなかったな日下部……餞別代わりだ、あの支給品は天国に持ってけ
4:他人とは協力したいけど邪魔なようなら“復しゅう”する

※みさおが死んだと思っています。

※アポロを参加者ではなく、豹の化け物と認識しています。

※クリムゾンに最初から装填してあった弾6発はは湿ってしまいました。乾かせば使用可能と思われます

※悪霊が憑いてます。元の世界から持ち込んだものと思われます。クリムゾンの負の力を新堂を媒介として吸収しています。
 おかげでクリムゾンを持っても気を失いませんが、極めて恨み深い性格になりました。
 また、悪霊は新堂から離れる事は無く、新堂が死ねばいっしょに消えると思われます。
 また、神聖なアイテムなどによって払えるかもしれません。

※殺人クラブについて
 人間はな、ストレスというものがたまる。だけど、エリートはストレスがたまってはいけないんだ。
 そのためにはどうする?そう、ストレスになりそうな存在を排除する。腹の立つ人間は、一人残らず殺してしまうのさ。
 そうすれば、ストレスもたまらないし、自然とストレスも解消できる。
 楽しいぞ。こんな素晴らしい方法、ほかにあるか?

                      ――殺人クラブ部長 日野様の言葉

 新堂は殺人クラブとは別軸からの出展ですが、クリムゾンの負の力によって強化された悪霊に取り憑かれています。

 ですから、コーヒーをこぼされた、犬に吠えられた、靴を隠された、くだらないギャグを言った突然肩を叩かれた、
 眠いのにうるさかった、笑い方が下品だった、謝らなかった、貸したお金に利子がついてこなかった、
 ノートを写させてくれなかったズボンに水を跳ねた、呼び止めたのに無視した、電車で席を譲らなかった、
 自分を見て笑った、カレーが自分のすぐ前で売り切れになった

 と、こういった理由で他人を殺すかもわかりません。

【ゴブリンバット@ニコニコRPG、るろうに剣心】
 味方1人の精神系状態異常を回復するアイテム。 何度でも使用可能。
 精神に異常をきたしたキャラをバットで殴って正気にしているのだろうか。想像すると酷い光景である。
 体験版ではバットで殴った音しかしないが、完成版には「ゴブリンバット!」の音声が追加されている。


【カレーセット@るろうに剣心】
 支点を板に吊るしてギリギリ太るカレーセット、アッー!

 チキン・ビーフ・ポークのカレー三種類とご飯三食分。
 それに福神漬け、らっきょう、ロースカツ、ミートボール、ベニヤ板、ロープのセット。
 しかしそれにしてもどうやって支点を板に吊るすのだろうか?


【ガリィ@FF11、FFⅣ】
 オンラインゲームであるFF11においての竜騎士に対する煽り文句の原因となった短剣。
 最近は竜騎士はリューサンと呼ばれる為、代わりにFFⅣのカイン=ガリという風潮が出来て来ている。

 攻撃間隔が長い割りに、打撃力は高いわけでもなく、微妙。
 装備するとわずかながらHP、命中率、クリティカル率、頑丈さ、耐水性が上がる。

【クリムゾン(残弾数36/42)@デスクリムゾン】
 進化する銃。弾の装填数は6発。照準に癖があり、癖を読みながら照準を合わせる必要がある。
 怒りや悲しみに満ちた人間からは、それらの感情を吸収して癒す代わりに、
 それらの感情が無い人間に対して、逆に放出する性質を持つ。

 「進化レベルゲージ」を溜めることで進化する。ゲージは敵を撃つと増加する。
 ゲージが最大まで溜まると、
 ・第1段階でレーダーのように敵の位置を表示する「サイトスコープ」の追加
 ・第2段階で「オプション銃(後述)」に進化

 の効果が得られる。オプション銃は引き金(ボタン)を引き(押し)続けて右上に表示されるゲージを溜めることによって、進化ゲージと引き換えに発動させることができる。

 ・マシンガン……弾丸が15連射される。
 ・ボムショット……爆弾を発射し、それを撃つと周囲の敵を殲滅できる。
 ・ミサイル……ミサイルを発射し、画面上の敵を殲滅する。

 なお、追い討ちシステム(敵を倒した後も打ち続ければスコアがもらえるシステム)搭載なので死体を撃ってもゲージは増加します。



sm04:とてつもないバトロワ 時系列順 sm28:遥か遠きおっぱい帝国
sm24:TOUGH BOY 投下順 sm26:SとNTがこの先生きのこるには
日下部みさお sm81:メルト
アポロ sm81:メルト
新堂誠 sm72:デス様の殺人クラブ






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