TOUGH BOY ◆IZp06qG6Dg
ビリーヘリントンは興奮していた(NOT性的な意味で)。
ビリーはこれまでに何人もの実力者と戦ってきたが、それはかなり甘い戦いであった。
全てに本気を出して挑んでいったが、どれも手応えが無く、満足できなかった。
何故であろうか?
それは命のやり取りが無く、負けても少し名誉が落ちるだけのだらしねえ戦いであったからだ。
命のやり取りが無い、それはつまり「今回は負けてもいいかな」
という許容の気持ちを持たせてしまうからである。
これは仕方ない事だと思っていた。
だが彼は納得できなかった。
全てに本気を出して挑んでいったが、どれも手応えが無く、満足できなかった。
何故であろうか?
それは命のやり取りが無く、負けても少し名誉が落ちるだけのだらしねえ戦いであったからだ。
命のやり取りが無い、それはつまり「今回は負けてもいいかな」
という許容の気持ちを持たせてしまうからである。
これは仕方ない事だと思っていた。
だが彼は納得できなかった。
ビリーはそんなことを平然と考えているだらしねえ奴らとの戦いではなく
もっと興奮し、刺激が強い戦いを望んでいた。
もっと興奮し、刺激が強い戦いを望んでいた。
そして今、最上級の刺激と興奮が舞い降りたのである。
「殺し合い…… 言い方はだらしねえ…… だが…… ナイスデース!
俺は求めていた! 熱く、なんでもありな戦い……
これこそが俺が求める『戦』だ」
俺は求めていた! 熱く、なんでもありな戦い……
これこそが俺が求める『戦』だ」
ビリー決意した。
俺はこの『戦』で熱い戦いを求めるために行動する。
こうしてビリーは行動に移そうとした──
と次の瞬間。
俺はこの『戦』で熱い戦いを求めるために行動する。
こうしてビリーは行動に移そうとした──
と次の瞬間。
「闘勁呼法!」
と言う掛け声らしきものと同時に、草を蹴散らし地を這う衝撃波が彼を襲う。
「!?」
ビリーは大いに驚くが、素早く地を這う衝撃波を避ける。
そして避けたと同時に聞こえる謎の音。
と言う掛け声らしきものと同時に、草を蹴散らし地を這う衝撃波が彼を襲う。
「!?」
ビリーは大いに驚くが、素早く地を這う衝撃波を避ける。
そして避けたと同時に聞こえる謎の音。
ナギィナギィ
「く…… 見えないって、どう言う事なの……」
ビリーは音の元に誰かがいる、
そう思い辺りを見回す、だがうまく目で捉えることができない。
ビリーは音の元に誰かがいる、
そう思い辺りを見回す、だがうまく目で捉えることができない。
ナギィナギィ
ビリーはこのままではいけないと思い、五感の一部である目を閉ざして、
聴力のみで何者かの行方を探る事にした。
聴力のみで何者かの行方を探る事にした。
「半人前の技では私は倒せんぞ」
音が止み、冷静かつ挑発的な発言をされるビリー。
しかしビリーはそんなことを気にせず、目を瞑っている。
ビリーは相手が油断や余裕で言っているわけではないと考える。
だからこそ自分の気を緩めないためにも目を瞑り続けている。
「そうか…… ならばせめて奥義で葬ろう」
何者かはビリーの心理を読み取ったのか、音を止め戦闘態勢に入った。
そしてその発言と共に変わる空気。
木々が、大気が、大きく、とても大きく揺れる。
音が止み、冷静かつ挑発的な発言をされるビリー。
しかしビリーはそんなことを気にせず、目を瞑っている。
ビリーは相手が油断や余裕で言っているわけではないと考える。
だからこそ自分の気を緩めないためにも目を瞑り続けている。
「そうか…… ならばせめて奥義で葬ろう」
何者かはビリーの心理を読み取ったのか、音を止め戦闘態勢に入った。
そしてその発言と共に変わる空気。
木々が、大気が、大きく、とても大きく揺れる。
ウジョウダンジンケン
「北斗有情断迅拳」
「北斗有情断迅拳」
掛け声と同時にビリーに迫り来るプレッシャー。
そして直後に来た痛みで思わず地に膝をつく。
「安心しろ…… 手加減してやった」
男は余裕の声色でビリーに話しかけるが、
「グッ……」
と急に腹を抑え彼もまた膝を地につけた。
「悪いがあんたが攻撃してくる時に急所攻撃させてもらった
何の問題ですか?」
そして直後に来た痛みで思わず地に膝をつく。
「安心しろ…… 手加減してやった」
男は余裕の声色でビリーに話しかけるが、
「グッ……」
と急に腹を抑え彼もまた膝を地につけた。
「悪いがあんたが攻撃してくる時に急所攻撃させてもらった
何の問題ですか?」
「そうか……素晴らしいカウンターだ」
男もビリーの技に敬服しそして敬意の言葉を送った。
「「…………」」
二人の間に流れる沈黙、そして。
「「ハハハハハハハハハ!!」」
大笑い、お互いに強者と会えた喜びでなのか、或いはこの不思議な空気にか。
しばらくの間二人は大声で笑っていた。
男もビリーの技に敬服しそして敬意の言葉を送った。
「「…………」」
二人の間に流れる沈黙、そして。
「「ハハハハハハハハハ!!」」
大笑い、お互いに強者と会えた喜びでなのか、或いはこの不思議な空気にか。
しばらくの間二人は大声で笑っていた。
「ハハ…… なあ、あんた名前はなんていうんだ?」
ビリーが微笑を浮かべながら話しかける。
「私はトキと言う、お前は?」
「俺はビリー・ヘリントン、ビリーとでも呼んでくれたら光栄だ」
トキが自分の名前を完結に紹介する、と同様にビリーも彼の質問に答える。
「そうか、ならビリー、私とお前は同じような方針で行くようだな」
「ああ、俺は強いものを求めていく、あんたと同じようにな」
ビリーとトキは共に強者と戦う事を目標に行動しようとしていたのであった。
ビリーはとにかく強者と戦いたいため、トキは自分の兄や弟と同じような道をたどりたかったからである。
ビリーが微笑を浮かべながら話しかける。
「私はトキと言う、お前は?」
「俺はビリー・ヘリントン、ビリーとでも呼んでくれたら光栄だ」
トキが自分の名前を完結に紹介する、と同様にビリーも彼の質問に答える。
「そうか、ならビリー、私とお前は同じような方針で行くようだな」
「ああ、俺は強いものを求めていく、あんたと同じようにな」
ビリーとトキは共に強者と戦う事を目標に行動しようとしていたのであった。
ビリーはとにかく強者と戦いたいため、トキは自分の兄や弟と同じような道をたどりたかったからである。
「トキ、一つ提案なんだが一時休戦にしないか?
どうもこの雰囲気は戦いをする感じじゃない、
それに同じ志を持った漢たちが、こんなに早く結末をつける必要は無いだろう?」
少しジェスチャーをつけながら休戦を提案するビリー。
対してトキはそうだなと一言で答え彼に背を向けた。
それを見たビリーもまた背を向ける。
どうもこの雰囲気は戦いをする感じじゃない、
それに同じ志を持った漢たちが、こんなに早く結末をつける必要は無いだろう?」
少しジェスチャーをつけながら休戦を提案するビリー。
対してトキはそうだなと一言で答え彼に背を向けた。
それを見たビリーもまた背を向ける。
「また会おう、ビリー」
「そうだな、トキ」
二人は別の方向に歩みを進めた、
しかし目指す道は同じであった。
強者と戦う、そして強敵ともう一度戦う。
二人は熱く興奮している。
「そうだな、トキ」
二人は別の方向に歩みを進めた、
しかし目指す道は同じであった。
強者と戦う、そして強敵ともう一度戦う。
二人は熱く興奮している。
【D-3/1日目・深夜】
【ビリー・ヘリントン@ガチムチパンツレスリング】
[状態]:軽傷(行動に支障なし) 興奮
[装備]:半袖ジーパン(二試合目の最初の姿)
[道具]:支給品一式 不明支給品1~3個
[思考・状況]
基本思考:強者を求める。
1:強者と戦う。
2:トキともう一度戦う
[状態]:軽傷(行動に支障なし) 興奮
[装備]:半袖ジーパン(二試合目の最初の姿)
[道具]:支給品一式 不明支給品1~3個
[思考・状況]
基本思考:強者を求める。
1:強者と戦う。
2:トキともう一度戦う
【C-3/1日目・深夜】
【トキ@北斗の拳】
[状態]:急所攻撃による腹痛(行動に支障なし) 興奮
[装備]:なし
[道具]:支給品一式 不明支給品1~3個
[思考・状況]
基本思考:強者を求める。
1:強者と戦う。
2:ビリーともう一度戦う
[状態]:急所攻撃による腹痛(行動に支障なし) 興奮
[装備]:なし
[道具]:支給品一式 不明支給品1~3個
[思考・状況]
基本思考:強者を求める。
1:強者と戦う。
2:ビリーともう一度戦う
sm23:とある館の暗殺者達 | 時系列順 | sm26:SとNTがこの先生きのこるには |
sm23:とある館の暗殺者達 | 投下順 | sm25:みさお「豹人間はいいぞ」 |
ビリー・ヘリントン | sm44:森の妖精と氷の妖精 | |
トキ | sm41:受け継がれるは歪みなき意志 |