• 大部品: 組合事務所(施設) RD:22 評価値:7
      • 部品: 施設概要
      • 部品: 所在地
      • 部品: 本部と支部の建物
      • 部品: 連絡網
      • 大部品: 防犯対策 RD:6 評価値:4
        • 部品: 最も基本的な対策
        • 大部品: 防犯カメラによる防犯システム RD:5 評価値:3
          • 部品: 防犯カメラを使った防犯システム概要
          • 部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー
          • 部品: 広域データ観測による時系列の把握
          • 部品: 防犯カメラの情報の集積
          • 部品: 防犯カメラの設置場所の工夫
      • 大部品: 事務所の建物 RD:6 評価値:4
        • 部品: 受付
        • 部品: 事務室
        • 部品: 応接室
        • 部品: 会議室
        • 部品: 医務室
        • 部品: 倉庫
      • 大部品: 福利厚生施設 RD:3 評価値:2
        • 部品: 厨房
        • 部品: 託児所
        • 部品: 図書室
      • 大部品: 貯木場 RD:3 評価値:2
        • 部品: 貯木場の概要
        • 部品: 陸上貯木場
        • 部品: 水中貯木場


部品: 施設概要

『NW森林組合 FairyForest』が各藩国における活動の拠点として用意した建物。
組合に加入した藩国によって建物文化や環境、交通の便などが異なるため、支部によって間取りや内装、外見などがそれぞれ違っている。
大きく分けて事務所となる建物、福利厚生のための建物、貯木場の三つから構成されているが、土地の事情もあるため建物二つと貯木場は必ずしも隣り合っているわけではない。

部品: 所在地

基本的に組合事務所は各藩国に一つ。藩国の面積や森林の配置状況によっては現場の付近に組合員の休憩所として簡易トイレが付属した小屋が用意される。
例外的に組合本部がある藩国は本部用と支部用で組合事務所が二つになる場合がある。

部品: 本部と支部の建物

組合本部がある藩国のみ組合事務所は本部と支部の二つがあることになる。
基本的に組合本部の仕事の大半は各支部からの情報・報告の取り纏めや経理監査などの事務仕事であるため、当初から組合本部は本部のある藩国の支部に本部スタッフが使用する部屋を増築する形で対応する予定であった。
しかし、A世界のニューワールドでは、組合本部がある藩国の政庁城の一室を借りる事が出来たため、組合支部の建物を利用することは無かった。

部品: 連絡網

各支部は組合本部との連絡網構築が義務付けられている。そうでないと日々の報告を受け取れないためである。
ただ、支部が置かれている藩国のテックレベルによって設置できる連絡網のレベルが変わるため、どちらかと言えばアナログな手段を用いる事が多い。
時には組合長自らが飛脚よろしく配って回ることもあったりしたようである。

部品: 最も基本的な対策

NW森林組合では、日中は最低でも二人は組合支部にいるように定めている。
窃盗目的の犯行であるならば誰かがそこに居るだけで抑止力になり、二人なのは片方に何かあってももう片方が通報できるからである。
しかし、業務の終わった後の夜間は基本的に人がいなくなるため、その時間帯は施錠と防犯カメラを使って防犯対策を行っている。

部品: 防犯カメラを使った防犯システム概要

観測される範囲の安全を確保し防犯につとめるために運用されるシステムであり、当然ながら観測する側が範囲内のものを管理、支配するためのものではない。
防犯カメラが設置されている場所でしか有効にならない。
個人、民間組織、公共など利用者に制限はないが防犯カメラを設置する範囲が自己の管理下であることが必要。
範囲が広くなればなるほど、そのデータを管理する組織、機材の規模も大きくなる。

部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー

設置型カメラの首は回る角度が決まっており、360度すべてを見られるわけではないのでどうしても死角が出来てしまう。
複数台設置することでその死角を補い、より精度のある情報を記録できる。

部品: 広域データ観測による時系列の把握

同時に広域を観測することで、その時系列を追うことができる。例えばそこに写っている人がどのような順序で道を歩いたか…などが複数のカメラの映像を繋ぐことで推測できる。

部品: 防犯カメラの情報の集積

過去の情報を解析することで犯罪捜査に役立ったり、事件発生率を把握、危険地域を特定できる。ただ、記録情報も記録媒体の容量を必要とするため、特別な情報以外は一定期間で廃棄される。
警察組織以外が管理している場合、犯罪捜査協力として警察組織に情報を提供する場合がある。

部品: 防犯カメラの設置場所の工夫

テロ防止、防犯の意味であれば人の多く集まる場所に設置し、犯罪の抑制に使用する。また、薄暗い通りなど住民に危険がおよびそうな場所に設置することで同様の効果が得られる。

部品: 受付

基本的にどの支部でも事務室と隣接する形で設置されている。
森林組合に用事がある者はまずここに訪れて来訪目的を告げて住所氏名を記載し、必要に応じて応接室なり会議室なりに案内される。
受付嬢に関しては基本的には配置しない方針だが、絶対に配置しない理由もないため配置したい理由が明確であれば配置が認められるケースもある。
その場合、スタッフの扱いは事務スタッフという扱いで業務を行ってもらう事になる。

部品: 事務室

各支部の運営スタッフが業務を行う場所。何はともあれ絶対に存在しなくてはならない部屋。
支部長、副支部長のデスクと複数人いる事務と経理のデスク、日々の報告書を作るのに使われる主任のデスクが存在する。
なお、防犯カメラで取得した映像を記録する装置はここに置かれている。

部品: 応接室

来客に対して使用される部屋。
特別業務に関する打ち合わせが行われることもあるため、防音性が高く外に音が漏れにくいようになっている。
部屋の隅には書記用のデスクがあり、特別業務の打ち合わせなどが行われる時に使用される。

部品: 会議室

運営スタッフ内で行われる運営会議や組合長と運営スタッフとの意見交換会などで使用される部屋。
業務のミーティングもここで行われ、そのための黒板なりホワイトボードなりプロジェクターなりが置かれている。
支部によっては大会議室という名前のホールと小会議室の二つが用意されているところもある。

部品: 医務室

山林や森林などの野外で業務を行う関係上、NW森林組合では組合員の切り傷、擦り傷、果ては骨折まで様々な怪我が予想されていた。
そのため、各支部には医務室の設置と医師の常駐を義務付けており、重傷の組合員が出た場合、応急処置をして国内の病院に運ばれる手筈になっている。
なお、医務室の医療レベルは各支部の裁量に委ねられているが、医療レベルを下げる場合は救急搬送先の病院の確保が交換条件になっており、最低でも重傷の組合員を応急手当できるだけの医療レベルは確保するように定められている。

部品: 倉庫

いわゆる道具倉庫。
組合業務に必要な道具類を仕舞ってある場所であり、刃の研磨や折れた柄の交換など簡単な作業を行う工房的な区画も存在する。
なお、植林に使う苗木はここで一時的に置いておくことはあるが、伐採した木々はここには置かれない。

部品: 厨房

森林組合の業務は一日仕事であるため、お弁当レベルかつ昼食のみではあるが食事が用意される。
ちなみに有料で日替わりではあるがメニューは選べない。組合員はお弁当を頼む場合、朝厨房に寄ってお金を支払い、名簿に名前を書いておく。そうするとお昼時にまとめて厨房のスタッフが配達するという手筈になっている。
経費を考えると昼食を用意するのは大変なのだが、森林組合は山林や森林で仕事をする関係上、近くに昼食を食べに行くという事が難しく、どうにかしてお弁当を用意する必要がある。しかしながら、男所帯だと栄養バランスを考えないお弁当を用意することが多いため、組合業務は身体が資本であることを踏まえて弁当販売が行われることとなった。
組合支部の経済状態と支部のある藩国の食糧事情によっては行われない場合もある。

部品: 託児所

両親が働いている間、子供を預けておく部屋。
子供がいる組合員に対し、日中の業務中に子供を預かるため福利厚生の一環として用意された。
単純な子育て支援というわけではなく、散歩と称して森林管理業務を行っている現場を見に行ったり苗木の植え付けを手伝ったり植物に関する読み聞かせを行ったりと子供たちに幼い頃から木々に親しみを持ってもらい、出来るなら未来の組合員になってくれるように今から頑張っているのである。
ちなみに組合長も時々ここで子供相手に妖精の話をしている。

部品: 図書室

植物や樹木に関する書物が収められた部屋。
樹木医資格の取得を目指す組合員が勉強を行うために福利厚生の一環として用意されたもの。
本の貸し出しはできないが、図鑑だけではなく専門書の類も置いてあり、勉強するための机と椅子、机と机を分ける仕切りも用意されている。
時折、樹木医となった組合員からのセミナーも行われている。

部品: 貯木場の概要

貯木場とは木材を長期間に亘って貯蔵するための施設のこと。本来では貯蔵だけでなく販売のための加工も行う場所なのだが、NW森林組合では木材の商用利用は積極的に行っていないため、そちらに関してはあまり重視されていない。
伐採した木々を乾燥させつつ貯蔵する施設であるため広い平坦地が必要とされ、その関係で組合事務所そのものからは離れているケースもある。
貯木場には陸上貯木場と水中貯木場の二種類があるが、どちらの方式で貯蔵を行うかは各支部の判断に任されている。

部品: 陸上貯木場

二つある貯木場の内、一般的に流通している方式が陸上貯木場である。
1ヘクタールほどの広い敷地に付帯施設と通路があり、そこに木材を積み上げて乾燥させつつ貯蔵するという方式の貯木場である。
水中貯木場と比べ、木材の輸送を陸送に頼る場合の利便性が高く、河川が必要という地形的問題が無いのが特徴。

部品: 水中貯木場

河川の河口付近などにダムのような広い貯水池と搬出入口のための水路を作り、そこに丸太を浮かせて貯蔵するタイプの貯木場。
水につけておくことで乾燥によるひび割れが少なくなり、虫害や菌害を防ぐことができるというメリットがある。
また、水につけておくと製材した後の乾燥が丸太をそのまま乾燥させておくのに比べて短く、品質も高くなる。
反面、良好な水質の河川が必要な事や使える状態になるまでの期間が長くその分費用が嵩むなどの問題点もある。

最終更新:2017年08月04日 21:37