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しばらく歩いていると何故か廊下のど真ん中に対戦台があった。教師がダルそうに座っている。
流石ギル校・・・人の流れなぞ全く考えてないとしか思えん。

「・・・・今日は特別にギル校全ての筐体を設置してるのよ。普段からあるわけないじゃない」

ん~まあ普通ならそうか。この学校ならありえると思ったんだけど。

「まあちょうどいい、誰か対戦してくれそうな人は・・・っと」

ちょうどその時通りかかった少女に声をかけた

「なあアンタ対戦してくれな・・・・げ!!」

振り返った少女はなんと外人だったのだ。

「あ・・・あいきゃんのっとすぴーく・・・」

「あ、対戦ですか?いいですよ~」

予想に反して少女は流暢な日本語で答えてくれた。

割子「ダサッ自分から話し掛けといて・・・」

狂助「ぷははははwwwwカッコワリwww」

ぐぅ・・・我ながらカッコ悪かった・・・

「ウルセッ」

「アハハハハ・・・じゃあはじめますよ~」

相手が選んだのはチップだ。

『楽しくやろうぜ♪』

『テメェ・・・死相がでてるぜ!?』

(立ち回りは圧倒的に不利だけど・・・コイツには当身がハイリターンだったな・・・)

HEAVEN or HELL FINAL Let's Rock!!



一二三側からの視点

(ええ~っと・・・アクセルは当身が恐いから・・・思い切って発生の遅い前HS!!)

『ザシュッ!!』

(やった!下段当身・・・足払いを狙ってたのね・・・ここから低空ダッシュHSから固めて・・・)

『カチャン!・・注意一秒、怪我一生♪』

(え?ウソ・・・一瞬でヨロケ回復して当身・・・?なんて早さ・・・)


閃側からの視点

(あっっぶね~・・・ちゅーか開幕横HS振るか?普通・・・)

起き攻めにダッシュ下K>近S・・・と思わせておいて直投げ!
補正はかかるがそこはさすが紙装甲、爆ループですでに5割を切ってしまった。

ココからの固め、鎌閃ラッシュでチップのガードゲージはガンガン上がっている。

(いいぞ・・・ココからコンボにいけば・・・勝てる!!)

HS>陽舞の連携、HSを直ガされた時に気付いておくべきだった。

『ひやっほ・・』『ペースを上げるぜ!! (カウンタ!)  ファインド ミー!!』

割り込み金バースト>毅式迷彩の連携

(・・・ハン、その程度の目くらましで見失ったりはしな・・)

『Too late!!』

K転移からの投げを喰らってしまった。動きに集中し過ぎていたみたいだ。
チップの投げは性能が悪い。ほとんど有利時間はないはず。

(多分・・・下Kを重ねてくる・・・リバサ弁天!!)

『隠し技だぜ』『ハッ ガンマブレッ』

(バクステγだとっ!?)

叩き落しコンボから起き上がりに合わせてアクセルを飛び越えるようにジャンプ・・・
・・・だが一瞬FDしたかと思うと真下・・・正面側に落ちてきた。
ドリキャンを喰らったのは初めてだ。

『ザシュッザシュッ  ハッ!テリャ、ハッ!テリャ、テリャ! Too late!!』

足払いからK転移、何をするかと思えば・・・画面が暗転、

『死んだぜテメェ・・・!』

(・・・は?斬星狼牙!?なんで?フツーにガードすれば・・・)

『ザシュッ』

(オウア!?)

画面上には普通に喰らっているアクセルの姿があった。
何が起こったのか解らない・・・バグ?

『斬星狼牙!!・・・(ドサッ!)・・・(ピキーン!)死んだぜテメェ・・・!』

(またですか!?クソッ体力がもう無い・・・今度こそガード・・・)




『ザシュッ』









('A`)ベノア









『斬星狼牙!!』(スラッシュ!!)

「う~ん・・・これは・・・なんとも評価しにくいね・・・」

ギル校教師も先程の戦いをどう評価していいか迷っているようだ。

「開幕当身は悪くなかったよ。開幕足払いをするチップ使いは多いからね、
 それに横HSを喰らった後のレバガチャ! あれはかなり評価できるよ。
 ただ君はネタ・・・というかマニアックな知識が足りてないようだね。
 それに不用意な陽舞もいただけない・・・これらを考慮して・・・ん~・・・3にしとくか!」

カードに3と書かれて相手に渡される。
それにしても・・・

「なあ、あんた・・・さっきの一体どうなってるんだ?」

「え~っと・・・さっきみたいな状況だと一撃目がスカってガード方向が逆になるんですよ」

なるほど・・・確かに教師の言っていた通り知らなければどうしようもない。

軽く挨拶を交わして少女と俺たちは別れた。

「惜しかったわね」

と割子。


そういえば・・・あの時割子が言っていた事もこういうことだったのだろうか?



むぅ・・・俺には経験が足りない・・・

『オゥァーオゥァーオゥァーネッテロー!!』

「もうお昼ね・・・食堂行く?」

そういえば腹も減ってきたし・・・ギル校の食堂のメニューも知りたいし・・・

インヴァイトヘル、スシ、スキヤキ、サシミ、レオパル丼、ヴォルガ丼、刺激的絶命丼 、愛定食 
毅式定食(寿司・すき焼き・刺身のフルコース)、牛丼(ねぎダク、素人禁止)
チョコ、ドーナッツ、キットカットetc・・・


「マジですか?」

「あんた達の分も買ってきてあげるわ」

「おお、じゃあ俺は・・・」

「・・・さあ、ここからが戦場よ!・・・ネッテロォーーーーー!!!!」

うーむ・・・名前の通りガンガン割り込んでいくやつだ。おかげで助かったけど。
割子はヴォルガ丼をたのんでいた。

「アンタ・・・見てて気持ち悪くなるわ・・・」

「ん?そうか?」

俺の前にはキットカット2箱、板チョコ3枚、ドーナッツ1個がある。

「俺甘党なんだよ。」

「それにしても異常よ・・・」

「こいつに比べりゃマシだと思うけどね」

「正直スマンかった、今では後悔してる・・・」

狂助が頼んだのは刺激的絶命丼(超絶激辛カレー)。
一口食べてから進んでない。っていうか死にかけていたからしょーがない。

結局、狂助は飯のトコだけ食べて返却口に返しに行った。



・・・置いて帰ろうとしたその時、



「お残しは許しまへんで~~!!!」


狂助は割烹着を着た学食のおばちゃんに怒鳴られていた。

「そ・・そんな・・・む・・無理ですよ・・・」

「どうしてもというのなら・・・私に対戦で勝ってからにしなさい!!」


おばちゃんの声で群がっていた人だかりが割れていった。
人で見えなかったがバッチシ対戦台がある。


「なんでもアリだな・・・この学校・・・」

「やばいわ・・・」

「え?」

「おばちゃん・・・ギル校屈指のチップ使いなのよ・・・」

「マジですか?」

「教師でさえおばちゃんには逆らえない・・・
 ねりもの嫌いで同じチップ使いの教師でさえ勝てた試しがないのよ・・・!」

「マジですか?」

「このままだと・・・狂助、刺激的絶命丼を完食しなくちゃならない・・・!!」

「絶命の危機か・・・」

その時・・・俺はどさくさに紛れてねりものを残している教師を見つけた。
・・・が、可哀相なので見逃す事にした。



『てめぇ・・・死相が出てるぜ!?』

『・・・・』

チップが言うとおり狂助の顔は真っ青だ。さらにイノが何も言わなかったのが印象的。

HEAVEN or HELL FINAL Let's Rock!!

リアルで狂助の命を賭けた一戦が始まった。

流石ギル校屈指の実力者・・・

『ハラキリ!!』

画面端へ投げた後即HS転移、メクリ起き攻め・・・みるみるイノのライフが減っていく・・・


正直俺はチップをなめていた。
どんなにギリギリでも一度相手がミスれば、こちらが一発当てれば終わるキャラだと・・・

甘かった。

長年の切磋琢磨によって得られる実力、『偶然』や『事故』の存在しない世界・・・


ここに至るまでにどれほどの鍛錬を積んだのか想像も出来ない。





割子「凄い・・・でも、このままだと完食させられちゃうじゃない」
俺 「ああ・・・でも・・・」


『ピシピシピシピシ・・・ サシミッ!!(スラッシュ!!)・・・』


割子「うわぁ・・・パーフェクト・・・流石おばちゃん。」


『・・・気を全開にしてやる・・!!』


割子「・・・勝ち一撃準備までしちゃったよ」


勝ち一撃準備!?これは・・・


俺 「・・・やべぇ・・・」
割子「確かに、狂助死んじゃうかもね・・・」
俺 「違う・・・そうじゃねぇよ・・・」
割子「え?」




 ・ ・ ・ ・ ・ ・  ぶ    ち    っ




割子「?」



おばちゃん「さあ、負けたんだからちゃんと完食しなさい。当然カードも渡すのよ」
おばちゃんが狂助の残した刺激的絶命丼を取りに行こうとしたその時、


「オイ・・・待てよクソババァ」


・・・あーあ・・・こうなると思ったんだよ・・・



「・・・もう一回だ。」




狂助が再戦を申し込んだ。



俺「あ~・・・割子、多分もう大丈夫だと思う・・・・」


「死ね市ね氏ね師ね誌ねぁ~!!!コノビチグソガッ!ゲェハハハハハハハハハハハ!!」


画面上には先程とはまるで逆の光景が映し出されていた。

ガト~仕込みケミ青>空中ダッシュからの固め、崩し、バクステを空中投げ・・・


割子「こ、これは・・・」

俺 「ああ、いつもこうなんだアイツ。キレるとまるで性格が変わる・・・戦い方もね」

狂助は自分を押し付ける戦い方・・・俗に言う「オ○ニーゲー状態」が嫌いなのだ。
だからあいつの普段の戦い方は相手の動きに合わせる対応型なのだが・・・
キレるとそんなポリシーまでどうでもよくなってしまうのだ。
そしてその状態の狂助は異様に強い。

(闇光 諏礼と戦っていた時もパイルCHから一撃入れられた時スイッチ入ったんだったな・・・)




・・・かなり長い間耐えていたがとうとう崩されてしまう




狂助「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ」



あ~~~・・・ガードゲージの上がったチップに・・・イノのフルコンが入る。



狂助「ボラーレ ビーア!!(飛んでいきな)」

   『スラッシュ!!』

「文句なしで5だよ・・・!」

ん?いつのまにか練り物嫌いの先生が立会人をしている。


おばちゃん「久々に震えたわ・・・ご褒美に・・・お残しを許してあげる」

狂助「失礼な事を言ってしまって・・・すみませんでした・・・」

おばちゃん「いいわよぉ!こっちもちょっと調子に乗ってたしね。」

フー、どうやら穏便に事が済んだ様で良かった良かった。





割子「さあ、残り時間少なくなってきたわよ!!さっさと相手を探しましょう!」






そして・・・・・3時間後・・・定期テスト兼編入試験終了。


結果

大黒 閃・・・9点(スレイヤー4、スレイヤー3、闇慈2)

音鳴 狂助・・・12点(チップ5・ソル3・ポチョムキン4)

御手空 割子・・・15点(アクセル2、カイ4、メイ3、テスタメント2、ザッパ2、紗夢2)


三人で行動していたためあまり効率的に戦う事は出来なかった・・・
恐らく合格は出来ていないだろうが・・・
俺にとってはかなり得るものがあったと思う。俺にはそれで十分だ。






腐女子「うむ、合格だ」

俺「え?俺も?10点取らねーとダメなんじゃねーの?」

腐女子「ハハハ、そこまで君たちに期待しておらんよ。私がギル校でやっていけると思えば合格だ」

狂助「やったじゃん!閃!」

みっともないから表には出さないが実は飛び上がりたいほど嬉しい。
頑張った甲斐があるというものだ。

腐女子「ウォッホン!・・・では、」

俺「?」

腐女子「改めてこれからお前たちの担任をすることになる腐女子だ。宜しく頼むぞ」

!!・・・マジですか?

割子「あら、私と同じクラスじゃない」

!!・・・マジですか?










・・・ギル校、屋上・・・


「校長、どうしたんですか?嬉しそうですね」



右「ん・・腐女子君か・・・いや、先程生きのイイのが来てね、いい暇つぶしになったよ」

腐「校長を楽しませるとは・・・なかなか先が楽しみな生徒ですね。」

右「フフ、そういう君も楽しそうじゃないか、何かいいものでもみつけたか?」

腐「ハハ、隠し事はできませんね、コレを。」

右「編入試験結果?・・・なるほど、ハハッ、おばちゃんを倒した奴がいるのか!」

腐「校長ともあろうお方が・・・その上の生徒ですよ・・・」

右「む?・・・これは・・・!」

腐「聞けばその生徒はギルティを始めて2ヶ月足らず・・・確かに経験も知識も浅い。
   しかし・・・アクセル最大の天敵に強い。コレが本物なら・・・面白いとは思いませんか?」

右「・・・いいだろう。確認のため・・・今私が目をかけているスレ使いと戦わせてみよう。」

腐「ハハ、あまりイジメないでくださいよ?」

右「クク・・・今年は退屈せずに済みそうだな・・・!」

━━放課後━━

腐女子「大黒、音鳴、明日テストな?」


・・・は?・・・なにゆってるんですかせんせぇ?


腐女子「お前らが入ってくる前に学科試験があったんだ。
     それを受けてもらう。赤点取ったら退学もありえるぞ」



    、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
    _)                                                (_
    _)  ナ ゝ        ナ ゝ  /   ナ_``  -─;ァ              l7 l7   (_
    _)   ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ /'^し / 、_ つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o    (_
    )                                                (
    ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒



腐女子「じゃ、そういうことだから。勉強ガンバレよ・・・
     つっても今からじゃ自分のキャラぐらいしか手が回らんかな」



そんな馬鹿な・・・折角苦労して入学したのに・・・

「やややややべべべべべべべうぇっ」

「落ち着けよ閃」

コイツがなだめても何の効果も無い。狂助は勉強できるのだ。

「なんでギル校に学科試験があるんだよ!?」

「自キャラに偏らず広い知識を習得するため・・・って学校案内読んでないの?」


確かにそんなもんあった気はするが・・・一度も見ずに捨てた気がする。

「つーか何勉強すりゃいいんだよ!?」

「前の学校の勉強は必要ないだろうしね~」

狂助と俺が悩んでいると

「仕方ないなぁ・・・じゃあ私んちで勉強する?」

と、割子。コレを聞いて俺はガラにも無く取り乱してしまう。


「いやいやいや、男2人が女の部屋に行くってのは問題あるだろ!」


「大丈夫よ。コレでも私空手やってるから。襲おうとしたら2人とも殺すつもりだから」


ニタリと笑う割子に俺たち2人は背筋が凍りついた。


━━御手空の部屋━━

正直俺は女の部屋に入るのは初めてだ。狂助も一緒とはいえそれなりに緊張もした。



しかし、

「女の部屋か?」

思ったことがそのまま口から出てしまった。

部屋の壁にはクイーン(フレディ)のポスターが、本棚には格闘技についての本とギルティムックのみ。


「洋楽好きなのは私のお兄ちゃんの影響なのよ、気にしないで。それより勉強よ」


(兄ちゃんがいたのか・・・やっぱギル校かよってんのかな?・・・まあいいか。)





・・・一時間後

割子「だから『下K対空ですかせる技』『天放石後に追撃の入るキャラ』は頻出だって!」

○| ̄|_ 

割子「端投げキャラ別爆コン!何でこんなのも覚えられないの?持ちキャラじゃない!?」

|||○| ̄|_ 



俺「っだーーーーー!!!!!こんなん覚えれるかよ!?つーか一日ッてのがムリあるだろ!?」

狂「俺もう大体覚えたよ?」

俺「うるせー!!お前とは頭の出来が違うんだよ(泣)」



割「嘆いてる暇があったら覚えなさい!!」



こうしてギルオタ達の夜はふけていく・・・

音鳴 狂助 85点

大黒 閃 18点





|||○| ̄|_ 





割子「あんたね~なんでそんなに頭悪いの?今回のは一般常識問題が主だったのよ?」

(・・・ここじゃ『全ての神器の名称』とか『アクセルの鎌の名前』とかって一般常識なのか?)

狂助「で、これからどうなるの?」

割子「やっぱ・・・退学・・・?」



ああ・・・さらば学園生活、こんにちはニート生活・・・



「イ・・・イヤダァ~~~~!!!イヤ~~~~~!!」




腐女子「むぅ・・・ここまで出来ないとは・・・仕方が無い・・・追試をしてやろう」



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つれてこられた場所はなんと校長室。
中に入るとミギーと・・・目つきの悪い生徒が一人いた。


右「君が大黒君か・・・これからこの・・・永園と対戦をしてもらう。
  勝てとは言わん、しかし無様な試合をすれば退学してもらうことになる」


これが校長・・・


なんて威圧感だ・・・まるで毒状態のように対峙しているだけで体力が削られていく・・・


一方永園という生徒は・・・

「何で俺がこんな事・・・ブツブツ・・・」

なんか無理矢理連れてこられたような感じだ。