ハス:幸せ2倍「双頭蓮」開花 京都・万福寺

開花した双頭のハス=京都府宇治市の万福寺で2009年7月9日午後0時4分、森園道子撮影
開花した双頭のハス=京都府宇治市の万福寺で2009年7月9日午後0時4分、森園道子撮影

 京都府宇治市の黄檗山万福寺で9日、1本の茎から二つの花をつける珍しいハス「双頭蓮(そうとうれん)」が開花した。吉祥の花として知られ、日本書紀にも記述がある。

 同寺にある約100種類約150鉢の一つで、花びらは長さ約10センチ、左右に淡いピンクの花を咲かせている。京都府立植物園によると、気温上昇時、肥料の栄養がよく行き渡ると、ハスの中には二つの花をつけるものがあるという。

 4日間程度が見ごろで、同寺の大鹿義弘財務部長は「珍しい花なので、多くの方に見てもらい、幸福をもって帰ってほしい」と話している。【藤田健志】

毎日新聞 2009年7月10日 0時19分(最終更新 7月10日 2時49分)

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最終更新:2009年07月11日 09:03