若狭街道
鯖街道と総称される道はもともと若狭や美浜と京を行き来した若狭越えの道であったもののようで、その範囲は概ね、琵琶湖西岸(水路としての琵琶湖を含む)と、頭巾山から長老ヶ岳にかけて連なる峰の間のようである。
西近江路全線を鯖街道とするのならば日本海側は敦賀から高浜辺りの港町が起点の範囲になりそう。
現在鯖街道と言えば、小浜市から(国道162号、)国道27号線、国道303号線、国道367号線(、川端通)を経て出町柳へ至るこの若狭街道のことらしい。
一応、起点は小浜市のいづみ町商店街、終点は出町商店街にある。
終点のほうは、この商店街と言うよりも出町橋にある鯖街道口のほうが分かりやすく明確で終点らしいため、ここでは出町橋とする。
休日に自転車で行きたくも無いし。
起点にしても、商店街内部より、小浜駅前辺りのほうが街道口としては分かりやすく明確で起点らしいと思う。
こちらは休日閑散としているが、やはりどこかひとつの商店街の一点をそうするのはどうも違う気がする。
ちなみに出町橋は左京区と上京区の境界だが、出町商店街は上京区のため、左京区までとするとやはり出町橋終点が合う。
花折トンネル北にあるトンネルは全て旧道?により回避できる(国道を行くよりしんどい、特に登りは)。
鯖街道は、当時のルートを今でもたどることが出来るが、自転車でそれを往復するには貧弱な自分の場合、2日がかりになりそう。
自転車ではなく、走ることによってこのルートを走破する鯖街道マウンテンマラソンというものもある様。
コンパートメント症候群なんかでなければ、マラソンに関係なくチャレンジしてみても良かったが。
峠 |
水坂トンネル(or水坂峠)、檜峠、花折峠orトンネル、途中越 |
道所在地 |
福井県小浜市~若狭町、滋賀県高島市~大津市、京都市左京区 |
距離 |
片道74.64km、往復149.28km |
路面距離 |
多分片道75km、往復150kmぐらい |
最大標高 |
488m |
最大標高差 |
498m(!?) |
平均勾配 |
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スタート |
いづみ商店街or小浜駅前交差点 |
ゴール |
出町橋 |
地図 |
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ルート地図 |
出町橋起点終点往復 |
出町橋から
舗装状態:良好
路面状況:概ね良好だが一部砂利類多め
交通量等:多い
水坂トンネルも1つと数えると、4つの峠を超える。
峠が2つずつセットになっている。
平均勾配はマイナス。
車、バイクともに多い。
迂回出来るトンネルが多い。
いづみ町商店街から
舗装状態:良好
路面状況:概ね良好だが一部砂利類多め
交通量等:多い
こちらのルートが道としては順路。
平均勾配はプラス。
なんとなく道の雰囲気が名前負けしている感じがする。
鯖街道の内、京都市内と小浜市をつなぐ国道メインのルートは他にもR162の周山街道と、R161とR303メインの琵琶湖西岸を廻る西近江路がある。
距離が長く、コースの雰囲気無視で登りが少ないという意味で楽な道が良ければ、西近江路。
距離が短く、雰囲気そこそこヒルクライムもそこそこなら、若狭街道。
距離が長く、峠越えも多いが、雰囲気も良いのが周山街道。
国道メインのルートでは、一番きついけど周山街道が一番好き。
西近江路のR161、R367それぞれの交差点間のR303は走った事が無い。
走行ルート
未走行ルート
いづみ町商店街内にある鯖街道起点の石。
この方向に進むと商店街を出てr14に入る。
商店街を出たところで小浜駅側へ左折し、駅からは国道をたどる。
出町橋西詰めにある石柱。
鯖街道の終点。
最終更新:2013年01月12日 12:55