はじめに
mini9に標準でインストールされているポインティングデバイスドライバでは、設定項目が少ないため細かい設定をしたい場合に不便だと感じることがあります。
Synaptics純正のドライバに変えることでそれを解決しようとするものです。
ドライバ変更に伴うメリットデメリット
主なメリット
- 慣性スクロールが邪魔な場合切ることができる
- 四隅に"進む""戻る"などの機能を割り当てることができる
- エッジモーション、制約モーションなどポインタの動作を詳しく設定できる
デメリット
- "ボタン同時押し⇒中央ボタン"の設定ができない
- マウスを接続したときにポインティングデバイスを切にする設定ができない
デメリットのうち、前者については四隅のどれかに中央ボタンを設定することで解決できる。後者については感度の設定で実用上問題なくなるかと思います。
ドライバ変更の手順
- SynapticsのHPからドライバをダウンロードしておく。Support/Driversの、Windows 2000/XP v10.1.8
- コントロールパネル>プログラムの追加と削除から、Dell Touchpadを削除する。⇒再起動
- Windows 2000/XP v10.1.8.exeを適当なところに展開(ダブルクリックで自動解凍するとどこに展開されたかわからないので、適当な解凍ソフトを用いて任意の場所に解凍したほうがいいかも)
- [デバイスマネージャ]>[マウスとそのほかのポインティングデバイス]からドライバの更新>接続しない⇒一覧または特定の場所からインストール⇒"次の場所を含める"でWindows 2000/XP v10.1.8.exeを展開した場所を指定⇒インストール完了
- 再起動
2で、Dell Touchpadを削除した後でも、タッチパッドでポインタの移動とクリックを行うことは可能なので心配無用です。
Dell純正に戻す場合
手順は上記と同じ。
ドライバファイルはC:\drivers\input\R192597に展開されているはず。
最終更新:2008年11月21日 06:23