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川島康平(95年度) GW奥穂山行

山域  :北アルプス 奥穂高岳
時期  :2003年5月3日~5月6日
メンバー:川島康平(95年度) タコス(友人)

5月3日 快晴

もう何度もこの道を通っているが、こんなに猿の群れと遭遇したのは初めてだ。
登山客の歓声、カメラのフラッシュに微動だにせず毛づくろいをしている様がやけに落ち着いていた。


明神から徳沢園への道程、木漏れ日を浴びながら、
私は罵声を浴びながらここを走り抜けた当時の練成合宿を思い出していた・・・「歩き抜けた」の方が正しいか?

「よし、今日は徳沢園で寝るのさ!計画通りさ!」

まだ13:00をまわったばかりだが、一度、この緑の楽園で一晩過ごしたかった。
なぜかバテている相棒を横目に、私は缶ビールに手を伸ばした。

5月4日 快晴

見渡すと山靴に爪が付いていないのは私達だけだった。
「この程度の斜面でアイゼンなんか付けないのだ!」と言い張っていた私だが、
いつまでもマイノリティーを気取ってはいられない、やっぱり楽なのが一番!


10:30。涸沢に到着した。天気は昨日に引き続き快晴だ。
だが、相棒は山靴に付ける爪も先細棒も初体験なので、今日はここで雪上訓練を実施した。
雪上を転げ回る相棒を横目に、私は缶ビールに手を伸ばした。

5月5日 快晴

デコボコで歩きやすそうに見えた斜面だが、取り付いてみるとかなりのカチカチモード。
穂高岳山荘にアイゼン・ピッケルを置いてきたことを激しく後悔。後悔後に立つ。


日本第三位、3190mの山頂に到着する頃には、前日からの晴天も影響し、私の顔面は赤黒く変色していた。
しかし、この絶景。日本三景が霞んで見えますね。

2時間程マッタリした後、スキーヤー、スノーボーダーをお見送りし、下山を開始した。
カチカチモードの下り斜面は登りより数段手強かった。後悔後に立つ。。


さぁ、今日は宴会だ!涸沢名物「おでん」を食しながら、私は生ビールに手を伸ばした。

5月6日 晴れ

下山日。横尾着。
梓川でひねった足首を冷やす相棒を横目に、私は缶ビールに手を伸ばした。
脳裏にはあの日の爆音が蘇っていた。



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