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100km歩け歩け大会に参加して***歩くことが教えるもの***

2009年10月27日
川井 宏作(61年度)

【ここらでもう止めよう】と【なんとか歩き通そう】この二つ思いは、一瞬が一秒だとしたら、その何分の一かが分かつ。
思えば足掛け45年間のビジネスマンマン生活も、それに22年を足した自分の人生が、この作業の繰り返しだったような気がする。
これまでの習性として、あるいは恐怖心に近いものとして身に付いた【立ち止まらない】【あきらめない】美学。裏返すと【リタイア宣言する勇気がない】【格好悪さに抗しきれない】【性格の弱さ】が浮上するのだが・・・。
未だこれまでの節目で、どちらが良かったのか総括もしないまま、それを美学として従っているのもどうかと思うこの頃である。

【一昼夜かけて100km歩く】という実感が掴めない。
実感が湧かなければ、やって確かめる他はないと言うのが行動習慣である。
これとて果たして本当かどうかは怪しいのだが、今の所それしか判断基準の持ち合わせはない。
100kmに参加する直接のきっかけは、結果的にビジネスマン時代最後の大仕事となった約10億円を投じた【みずなみ試験所】(岐阜県瑞浪市)の開設と稼働に大きな力となっていただいたデンソー㈱の佐藤室長(部長クラス)からの【一緒に歩きましょう】だった。
いわゆる類は友を呼ぶ的お誘いが、丁度そのプロジェクト展開中、酒のみ話の中であり【やりましょう】となって3年目。
現役中は何やかやと日程が合わず、やっと私の退職後に実現したのである。

100kmを歩く中では、そのメンバの一員としてその職場の皆さんのサポートを受け【一人ではない】感触がうれしかった。
また、主催会社(七福醸造)の社員の方々の【笑顔と拍手】そして【頑張って!】の声に9ヶ所のチェックポイントで迎えられる。
気力に対する上質なマッサージだった。
一人でない感触と笑顔の励ましが、歩き切る力となったと感謝している。

人はすべて自分ひとりで生きているわけではないし、人生の確定へ向かって年をとっているわけでもない。
むしろ近頃の私の行動は、混沌・曖昧模糊の度合いが増している。
人から誘い誘われ、時には自分が企画し、また友を誘いして人と行動の輪が広がり、
そこから今まで知らなかった発見や、感じたことのない充実感や弾みを手にする。
どうも生きているということは、こんな程度らしいのだが、どうだろうか。

100km、24時間足元ばかり見つめて歩いていたため、視点がすべての原点に偏り過ぎた嫌いが強い。
次回があれば、もう少し先を見つめながら歩き、元気のあるところを見せたいものだ。 
以上

概略記録;全参加者:約1,300人
10月24日午前8時出発 25日午前8時3分ゴール 総時間24時間3分
     (内休憩・食事時間 約3時間)
     総合順位;180番台



  • 100㎞、完歩は凄い。おめでとう。
    24時間も歩き続けることは、並大抵のことではない。
    たぶん道中は悪戦苦闘が続いたことでしょう。
    私も昨年100㎞を走ったが、実に長かった。
    でも歩き通した後、疲労困憊と共に素晴らしい感動、充実感が沸いてくる。
    体力、気力が旺盛な源は、挑戦し続けることかな? -- 61年度渡部 卓夫 (2009-11-10 10:42:06)
  • すごいです。セサミンでものんでいらっしゃるのでしょうか。尊敬いたします。
    -- 77年度杉澤康二 (2010-11-14 00:11:14)
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