09年春 北アルプス唐松岳~五竜岳山行報告

<行程> →車・電車・ゴンドラ・リフト ⇒徒歩
1日目 白馬駅→(タクシー)→八方尾根スキー場→(ゴンドラ・リフト)
     →八方山荘⇒(八方尾根)⇒唐松山荘⇔唐松岳往復(CT:4時間)
2日目 唐松山荘⇒五竜山荘⇔五竜岳往復(CT:4時間10分)
3日目 五竜山荘⇒(遠見尾根)⇒白馬五竜スキー場→(ゴンドラ)→神城駅(CT:4時間10分)

<報告>

1日目。白馬駅からタクシーで八方尾根スキー場へ移動し、スキー客に紛れて、ゴンドラとリフトを乗り継いで八方山荘へ。
ズボ足の方が歩き易いため、アイゼンは履かずに登ります。
段々と不帰キレット全体が見えてきて、白馬岳への稜線がくっきりと見えました。


【八方尾根から不帰キレットを望む】



唐松山荘到着後、唐松岳をピストン。ピークからも素晴らしい景色を見ることができました!
【唐松岳山頂】



2日目。唐松山荘から五竜山荘へアイゼン着用で出発。鎖場やガレ場もあり、八方~唐松間に比べると登山客も少なくなる。
途中、雷鳥を何度も見ることもできました。五竜山荘到着後、五竜岳ピストン。
前日も滑落死亡事故が発生していましたが、急斜面で残雪も多く、特に頂上直下は、雪が腐っていてアイゼンも効かず、
慎重に進みました。2814mのピークは大絶景!!鹿島槍ヶ岳・槍ヶ岳・水晶岳・薬師岳・立山・剣岳・毛勝三山・
白馬三山・妙高火打・白馬の町と一望でき、そして山の雄大さを感じたのでした。ホント素晴らしい!!!


【五竜岳山頂から鹿島槍方面】



【五竜岳山頂から剣岳方面】



【五竜岳山頂から白馬方面】



3日目。朝は晴れるもすぐにガスる中、遠見尾根をひたすら下り、スキー客で賑わう白馬五竜スキー場に下山。
帰りに、五竜山荘で会った東京学芸大学ワンダーフォーゲル部のOBと電車でも偶然会い、
若い登山客がいなくて寂しいと話になりました。6月に新田次郎の『点の記』が映画化されるので、
剣岳をきっかけに、若い登山客が増えればと思うのでした。


【朝の五竜岳】



【山荘から遠見尾根を望む】
最終更新:2009年05月07日 22:27