げん‐げつ【幻月】


1 月の両側に1個ずつ、別に月があるように見えるもの。空中の氷晶により光が屈折してできる暈(かさ)の一種。《季 秋》

太陽や月と同じ高さの並んだ位置に、明るく輝くスポットが現れることがある。ときには、太陽や月そのものかと見紛うほどの明るさで、日本語では幻日・幻月などと呼び、英語ではmock sun (紛いものの太陽)、sun dog(太陽の犬)・mock moon、moon dogなどと呼ぶ。

2 ゲライオス文明中期頃、存在したという魔導器技師。当時の魔導器技師の第一人者。また、その製作した魔導器のことを指す。
幻月は魔導器文明の祖とされるが、その出身、経歴には謎が多く、ゲライオス文明後期の人とも、ゲライオス文明崩壊後の人とも言われ、諸説あるものの、実在の人物であるかどうかは定かではない。幻月の作と伝承される作として、皇族の宝剣として著名な「宙の戒典[デイン・ノモス]」(皇室御物)があるが、無銘であり、実際の作者は不明。



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最終更新:2010年03月05日 14:37