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NAME――デューク(=バンタレイ) 父親は不明、母親は如何わしいサービス業という私生児。4歳くらいまでは母親の仕事先で育つものの市民権がなかったため、帝国騎士のがさ入れ(笑)の際、母親と共に結界の外へと逃亡。尚、女将を除く仕事仲間全員で彼の存在を隠していた。――実はこのがさ入れというのは、やんごとなき身分だったデュークの実父が彼の存在を疎ましく思いあわよくばごにょごにょだったトカナントカ? ハルルを目指すものの途中で野盗に襲われ母親を殺害される――本当に野盗だったかどうかもアヤシイことこの上ない(笑)。 1年ほど野生児生活を送りエルシフルと劇的(…)な出会いを果たした。その後エフミドの丘で行き倒れているところを本格的に保護される。 半月ほどエルシフルを筆頭に「始祖の隷長[エンテレケイア]」と共に過ごすが、エルシフルのアレ(…)っぷりに「元居た場所に帰してきなさい!」、とクロームがキレた為に帝都におよそ1年ぶりに帰還。母親の仕事先の同僚がデュークのことを覚えており、結局はそこで住み込みで働くことになる。 12歳に差し掛かる頃、何処からともなく援助金だの養子縁組だのという話が挙がり、あれよあれよという間に士官学校経由で騎士団配属にまで漕ぎ着ける。――まあ、何と言うかこの7年だか8年だかの間に実父が他界し、その跡を継いだ彼の異母兄が結構な人格者で、影ながら足長おじさん的に見守ってくれてたとかそういう涙ちょちょぎれ裏話があるらしい。が、悲しいかなデュークは兄の「あ」の字にすら心当たりがないのでした。 基本的に口数少なく、また幻想的で儚げな外見から繊細な人物に見られがち。ただ、幼児期の特殊環境からも分かる通り、そんな外見を裏切り世間一般においては「ゲテモノ料理」と称されるものでも、ある程度までなら口に出来る。特に昆虫食に関してはエルシフルの明々後日の方向に熱心な餌付けの賜物とも言える(合掌)。また、生水を飲んでもワリと平気なクセに、霜降り肉といった高級食材を口にすると腹を壊すという難儀な体質(これまた合掌)。好きな食べ物は海老料理と甘味。また、蝗やバッタは何故か食べない。 感情表現に乏しいが、表現する術を持たないだけで実は感受性豊かでとても人間味溢れる人物。――が、これまた幼児期の特殊環境のせいで時折ポロリとシモネタを投下するが、本人何処まで分かっててやってるのかは不明。 正直エルシフルの扱いには困っている模様。――が、勿論嫌いではないので、多分絶賛思春期か反抗期真っ最中に永遠の別離とかそんな感じのものを向かえてしまったと思われ。 |
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NAME――エルシフル 人魔大戦時に人間側に組した「始祖の隷長[エンテレケイア]」。デュークとは種族を越えた絆で結ばれている |