Phoenix Saga

フェニックス・サーガ

Like a Phoenix, From the Ashes/フェニックスのように、灰の中から

 Xメンを運ぶスターコア・シャトルは、ニューヨークのJFK空港の滑走路に落下して、その過程で壊れてジャマイカ湾へ滑り落ちた。沈みゆくシャトルの中からXメン(ジーン=グレイを除く)が現れて少し後に、フェニックスとなったジーン=グレイが水から飛び上がって、気を失って水面に落ちた。
 エグゼビア教授は、Xメンの脱出を手伝うのに彼のメンタル・パワーを使用して姿を変えて見せた。

 その後、病院で教授がジーンを看ている間、手広く彼のメンタル・パワーを使用すると強い夢が起こされるとモイラ=マクタガートに説明した。
 ジーンが回復に向かうという朗報を得た後に、教授は無理矢理の休暇を取るよう残りのXメンに命令した。

 バンシーは、彼が家督を相続したのを明らかにして、休暇の場所のためにそれを利用するのを申し出た。ジーンとサイクロプスを除いたチームのメンバーは、アイルランドの彼の城に移動した。リラックスしてちょうど楽しみ始めたとき、彼らは罠にかかってブラック=トムとジャガーノートの囚人になった。地下に閉じ込められて狼狽したストームは、ひどく興奮した。

Who Will Stop the Juggernaut?/誰がジャガーノートを止めるのか?

 ブラック・トムの指揮によるジャガーノートとXメンの間で続く戦いにバンシーが加わった。戦闘の間、ストームは彼女の過去を思い出してうろたえていた。それは1952年のスエズ戦争の間にエジプトで彼女の両親が死亡して自分も崩れた建物の下に閉じ込められて閉所恐怖症になったきっかけと、カイロの街の浮浪児/泥棒からアフリカの女神になった彼女の人生を含んでいた。

 一方、ニューヨークではジーングレーのベッドの側でエグゼビア教授が、Xメンが危険にさらされていると感じた。彼はサイクロプスに彼らを援助するためにアイルランドに行くよう命令したが、ジーンの側に居たかった彼は拒絶した。教授はそれから鏡の中に自分の姿ではない誰かのイメージがあるのを見た。

 アイルランドではブラック・トムとジャガーノートが優勢になっていた。ジャガーノートを翻弄するナイトクロウラーだったがブラック・トムの熱線に倒れ、動けなくなったころを隠し扉から出てきたレプラコーン達に連れ去られた。やがてXメンは全員捕らえられ、彼らは教授をアイルランドに誘い込む計画を明らかにした。

The Fall of the Tower/塔の崩壊

 レプラコーン達がナイトクロウラーを運んでいる間に、彼は目覚めた。レプラコーンはナイトクロウラーをXメンが捕まっているブラック・トムの研究所に導いた。彼はイメージ・インデューサーを使ってエグゼビア教授に変装して、その中でジャガーノートをだまして攻撃を逸らして壁に大きな穴をあけることに成功した。
 空を見て安心したストームは巨大なハリケーンを引き起こして、Xメンを自由にした。ナイトクロウラーがバンシーの枷を解くと彼はブラック・トムと剣で戦って、海に落とした。ジャガノートは彼を追って跳び込み、ストームはハリケーンを鎮めた。

 どこか他の場所で戦いを見ていたエリック・ザ・レッドは、モニターでシーアー皇帝ディケンにXメンをリランドラ皇女と接触させてはならないと言われ、エリックはより良い同盟者にマグニートーを見つけたと報告した。

The Gentleman's Name is Magneto/紳士の名はマグニートー

 モイラ=マクタガートが残してきたジェイミー=マドロックスから連絡が無かったので、彼女の島にXメン(コロッサス、バンシー、ウルヴァリン、ナイトクロウラー、ストーム)を送った。
 彼らが島に接近するに従って、彼らのホーバークラフトは島からの何らかの力によってバラバラにされた。何とか岸に泳ぎ着いたときに彼らは再び攻撃された。そしてバンシーはこのように彼らを攻撃できるのは1人だけだと推測した。基地のゲートが膨れて吹き飛び、マグニートーが姿を現して、Xメンを攻撃し始めた。

 サイクロプスとモイラは島の後部にブラックバードで到着して、負傷しているジェイミーから留守中にエリック・ザ・レッドが現れて、赤ん坊だったマグニートーを大人にしたことを聞いた。サイクロプスがXメンの応援に向かうが、既に全員が倒れていた。彼のオプティック・ブラストでマグニートーを足止めし、他のメンバーがブラックバードに後退するのを助け、全員で島から脱出した。

 その間、スタージャマーズは宇宙のどこかで戦い、そしてポラリス、ハボック、およびエリック・ザ・レッドはエグゼビア教授と回復したジーン=グレイを要撃しようとしていた。

Phoenix Unleashed!/フェニックス解放!

 ニューヨークのウエストチェスターでエリック・ザ・レッドとファイヤーロードがXメンを攻撃して倒した。
 エリック・ザ・レッドはポラリスとハボックにファイヤーロードを攻撃させ、Xメンが世界を征服しようとしていると騙していた。

 ジーンと彼女の両親、友人のミスティ=ナイトとエグゼビア教授がくつろいでいる所へ、リランドラ王女が宇宙船から転送で逃げてきた。彼女と教授を誘拐しようとしてファイヤーロードが来て、フェニックスが迎え撃った。
 二人は町に飛び出して戦い続け、その間にエリック・ザ・レッドが王女と教授を誘拐した。屋上に設置したスターゲートから二人を連れ去ろうとするエリック・ザ・レッドの前にXメンが駆けつけたが、サイクロプス達の乗り物を破壊され、彼らを助けている間にエリック・ザ・レッドは王女を抱えたままスターゲートに逃げ込んでしまった。

 ジーンの両親とミスティにXメンの存在が知られたが、教授はフェニックスがこじ開けたスターゲートで彼らに後を追わせた。ゲートが閉じた後、残された者の前にフェニックスに海に落とされていたファイヤーロードが現れた。

Dark Shroud of the Past!/過去の暗きとばり!

 ファイヤーロードはXメンを探していたが、エグゼビア教授は彼らがスターゲートで瞬間移動したと彼に言った。
そして教授は熱に浮かされるように倒れてミスティ=ナイトをモイラ=マクタガートと誤認した。

 場面は変わってデンジャー・ルームで訓練するXメンが見え、突然そこでオリジナルのチームが新しいチームを攻撃した。戦いは激しくなり、教授が現れて止まるよう彼らに命令してオリジナルのチームは消えた。
次に教授の悪の面が現れて新しいチームと戦いになり、教授はオリジナルのチームを登場させて袋叩きにし、悪の面は彼らとともに消え去った。
 これらのすべては教授の想像で起こっていて、彼は汗でびしょ濡れの状態で目覚めた。

Where No X-Man Has Gone Before!/Xメンの未踏の地へ!

 フェニックスによって開かれたスターゲートを通して運ばれた後に気付くと、Xメンはエムクラン・クリスタルのある古代の惑星で悪の皇帝ディケンに仕えるシーアー帝国のインペリアル・ガードのメンバーに囲まれていた。
サイクロプスが、彼らがリランドラ王女のためにそこに来たと告げ、グラディエイターが彼女の引渡しを拒否したとき、2つのチームの間で戦いは始まった。
帝国のインペリアル・ガードの数にもかかわらず、Xメンは五分にわたりあった。
リランドラがディケンによって解き放たれたソウル・ドリンカーからナイトクロウラーに救い出されたとき、彼女は彼が絶対のパワーを獲得するのにエムクラン・クリスタルを使用する事を計画しているのを明らかにした。そしてそれは、彼女が地球に逃げた理由だった。
戦いの形勢は一時はインペリアル・ガードにおされたが、スタージャマーズの到着でXメンの勝利に終わった。
ジーンは彼らのリーダー、コルセアを心で調べて彼がサイクロプスの父親であると発見して、ショックを受けた。
彼らが戦っている間にエムクラン・クリスタルにパワーが注ぎ込まれ、何分かの一秒の現実は消滅した。
地球でこれを観測したピーター=コルボーは、宇宙の「明滅」が続くと、宇宙が死ぬとファンタスティック・フォーに警告した。

Armageddon Now/ハルマゲドン・ナウ

 ディケンがエムクラン・クリスタルのパワーを解き放つのをXメンが止めようとするとき、クリスタルの2人のガーディアンが彼らを攻撃した。攻撃を退けている間に次の宇宙の「明滅」が起こり、ガーディアンを除く彼らはクリスタルの中に入った。
 フェニックスだけが動けて他のXメンがクリスタルのパワーによって無力にされている状態で、彼女は中にあった輝く球体に呼ばれるように触れ、それぞれが悪夢を見せられた。
 サイクロプスのオプティック・ブラストの制御ができなくなったのでフェニックスが止めたが、輝く球体にあたってひびが入って砕けた。ストームとコルセアの力を借りてフェニックス・フォースと化したフェニックスは輝く球体を再生した。

 スタージャマーズと別れてスターゲートから地球に帰還したXメンをファイヤーロードが迎えたが、彼はエグゼビア教授の説明を受けてスターゲートを守っていたのだった。リランドラ王女が出てきた後、スターゲートは砂のように崩れた。


最終更新:2009年04月30日 21:06
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