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積読で本を腐らせない機嫌の良い人


内容次第で本は腐る

この記事は、魚柄仁之助さんの著作「冷蔵庫で食品を腐らす日本人」の内容に触発されて、まとめたアイデアです。
魚柄さんの著作で勧めていることは、食品を購入して家に帰ってきたら、すぐに前処理をして、食べるまでの間を、食品が熟成する調理の時間につかおうと言う点です。冷蔵庫が普及するに従って日本人が忘れてしまった、食品の長期保存の方法を紹介しています。

物質としての本を考えた場合、本は確かに腐ったりしません。ところが本の中に記述されている情報を考えてみると、その情報は生み出された時点から経時劣化が進むと考えることができます。ビジネスやITの内容であれば、2、3年もすれば現実が大きく変化して、利用価値の損なわれることもあります。コンテンツという視点から見ると、内容次第で本が腐るという考え方ができます。

そこで、この記事では、本を買ったら、すぐに仕込んで熟成する方法を紹介します。

読書の前の仕込みかた

本を読み始めるまでに、自分の関心や問題について考えを深めておくことが仕込みになります。本を買ったらすぐに、考えるために、重要な情報を取り出しておくのです。

本の概要を把握しておくには、本のカバー、帯、目次、前書き、あとがきなどを読んでおけばよいでしょう。これは、購入する前に書店で読んでおくこともできます。

最も関心のある部分だけを先取りで読んでおくこともできます。自分の興味や問題意識から、一番読みたいことが書いてある部分の一節を見つけて読んでしまいます。先頭からパラパラめくって、見出しの太字だけを流し読みする。あるいは目次や索引からキーワードをたどることで探せます。

事前に考えを深めておけば、自分の考えた内容と照合しながら読むという積極的な姿勢で読書に向かえます。また、複数の本を同時に仕込んでおけば、相互の関係性も意識できるようになります。

仕込みの素材の利用法

本のタイトル、購入日、気づき、購入した動機などを、よく持ち歩くノート、スケジュール表、携帯電話や、あるいはメディアマーカーのような読書ログサイトに記録しておきます。読書ログサイトの場合は、記録を支援する仕組みが揃っていますので簡単に利用できます。これを定期的に見直せば、仕込み済みの内容をさらに熟成させることができます。また、購入した図書の写真を携帯で撮影し、見直して、仕込みの内容を思い出すだけでも効果があります。

記録内容を見直すたびに少しずつ、関心のある一部をさらに読み足してもよいでしょう。

仕込みきれない数の本を買わない、仕込み済みの本を読み終わらないと新規購入しないという制限をルールとして決めれば、無秩序に積読する書籍が増大することも避けることができます。

熟成に転換すれば上機嫌

消費することが目標なら、消費するその瞬間、貴重なもの手に入れたという安心感とともに、思考停止に陥ってしまいます。すると腐敗というのは思いがけなく現れる不快な問題です。この問題から避けたいがゆえに、解決を先送り繰り返してしまう言う点では、食品も本もかわりはないなと感じました。何もしない積読は思考停止です。

過去に膨大な積読を積み上げた経験から、歯止めになる仕組みを色々自らに課しました。魚柄さんの書籍に記されている、「腐敗する時間を熟成する時間に転換しよう」という考え方に触れて、発想を転換してどうすれば積読という行為に熟成という積極的な価値を与えることができるかと考ました。その結果、この記事をまとめることができたのです。

積読を抱えて後ろめたい気持ちになるより、買ったらすぐに仕込んで、読み始めるまでに価値を高めてしまいましょう。たったこれだけのことで、毎日機嫌良く過ごせるのなら、こんなにありがたいことはありません。

[ 2009-03-21 03:43:27 (Sat) ]
仕込み 積読 読書


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