※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

まずは、一般的な話。
どの会社でも、なんらかの方法で仕入先に支払を行う必要がある。
SAPの自動支払プログラムは買掛金の管理に役立つ

R/3で出来る自動処理

  • 支払または回収が必要な未決済明細の選択
  • 支払伝票の転記
  • 支払媒体の印刷、DMEの使用やEDIの生成

支払プログラムは

国内支払と国外支払どちらも可能。
仕入先と得意先、支払と入金のどちらも処理できるように開発されている。
名前は自動支払ですが、入金の処理もできる。
実務上は、消込キーなどがいろいろややこしいので、入金のほうの機能はあんまり使われていない。



自動支払いプログラム全体像

1. 準備データ

パラメータを元に、未消込明細と仕入先マスタを加味した上で、提案する。
  • パラメータ
  • 未消込明細
  • 仕入先マスタ

パラメータの設定

  • 誰に対して支払う
  • どの支払方法を使用
  • いつ支払う
  • どの会社コードを対象にするか
  • どのようにして支払うか

2. 支払提案

ユーザが提案された支払計画を検討し、必要に応じて修正・編集する。
  1. 支払提案
  2. 支払提案編集
取引先と支払期日が到来した未決済請求書の一覧を自動作成
この提案に対して、編集することができる

3. 支払い

支払の会計処理を行う。
  1. 支払い
  2. 支払い実行
支払実行後、支払伝票が登録され、
総勘定元帳勘定及び補助元帳が更新される。

4. 実行結果出力

様々な資料を生成&出力する。
  1. 印刷
  • (仕入先宛) 支払明細通知書
  • (自社控え) 支払概要
  • (銀行用) 振込データ



支払いプログラムの設定

設定画面 TrCD : FBZP

六つのカテゴリ

1. 全会社コード

設定項目
  • 会社間支払の関係
  • 支払を処理する会社コード
  • 現金割引
  • 支払許容日数
  • 処理可能な得意先/仕入先取引
必須
  • 支払を処理する会社コード
  • 処理可能な得意先/仕入先取引
抑えたいところ
  • 支払会社コード
  • 支払特殊仕訳

2. 支払会社コード

設定項目
  • 入金および支払の最低額
  • 支払明細通知書およびEDIの処理
  • 手形のパラメータ
必須
  • 入金及び支払の最低額
  • 支払通知書およびEDIの処理(最終出力の形式)

「書式」のアイコンを押すと、出力の設定ができる。
支払明細通知書用書式→SAPScriptで作成できる。
通常はここのF110_JP_AVIS (←日本用のテンプレートを使えば、さほど問題はない)
さらに「書式」のアイコンを押すと、レイアウトを決めれる

3. 国内支払い方法

重要
  • 国コードごとに、支払方法を定義する
  • 銀行振込
  • 小切手など
  • 最もよく使われるのは「銀行振込」
支払い方法の基本的な用件
  • 小切手作成、銀行振込、手形
  • マスタレコードの要件
  • 転記伝票タイプ
  • 印刷プログラム
  • 使用可能な通貨
ポイント
  • (仕入先)マスタレコードの要件
  • 転記伝票タイプ
  • 印刷プログラム

仕入先マスタレコードの要件→「必須マスタレコード指定」
例:「銀行詳細」を設定すると、銀行口座情報がない取引先に対して、対象から外そう…とのことです。
転記伝票タイプ→「転記詳細」
国別の設定になっているので、会社別に異なる伝票タイプを指定することができない。
「印刷プログラム」→「支払媒体→以前の支払媒体プログラム使用」
「RFFOJP_T」は日本国内銀行振り込み用の印刷プログラム

4. 会社コード別支払方法

定義
  • 最低支払額と最高支払額
  • 国外への支払および外貨支払の可否
  • グルーピングオプション
  • 銀行選択の最適化
  • 支払媒体書式
必須
  • 「最低支払額と最高支払額」=「金額限度」
  • 「支払媒体書式」=「書式データ→入出金データ転送媒体書式」
  • 「支払会社コード」で設定した金額と、ここで設定した金額に不一致が生じている場合は、「厳しいほう」に合わせるようになっている。
支払媒体書式の注意点
  • 「(設定画面の左下の)書式上の振出人」の部分は、「半角のみ」に成っている。

5. 銀行選択 + 6. 取引銀行


全ての項目は必須です。

優先順序(R/3内では、「順序」)

設定項目
  • 支払で優先される取引銀行 (重要)
  • 通貨
  • 手形勘定

銀行口座

支払可能額

補助元帳転記の相手勘定←銀行口座の設定
  • 手形決済勘定
  • 銀行ごとの支払可能額
「補助元帳転記の相手勘定」→銀行口座との紐付き
「銀行仮勘定」←R/3のお決まり。
  • 普通は、「買掛金/預金」に成ったりするが、
  • R/3は「買掛金/銀行仮勘定」のような形にしている。
「支払可能な金額」は、支払を実行しても更新されません。
  • 実務的には、少なめに設定するそうです

起算日

起算日は、支出の流れを追うため、資金管理モジュール(TR)で使われます。

手数料

日本の手数料を確認してみる
支払プログラムカスタマイジング画面(TrCD:FBZP)のメニューバーからアクセスする。
メニュー→編集→会社コード→銀行手数料(日本)→銀行手数料、勘定設定
振込種類
  1. 同行同支店
  2. 同行他支店
  3. 別銀行
振込タイプ
  1. 電信
  2. 窓口