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- 放送日:(2011/04/20)メーテレ
- 出演:水道橋博士・MEGUMI
- (注)司会者の質問はかなり短くまとめ、誰が聞いたなどは省略しています。
ぼくも先輩の後ろで踊ってて、で、お芝居の仕事を何本かやらせてもらって、
それがお芝居の仕事をしている間って先輩のバックをしないで、その間だけはぬけて、で
またそっちの仕事が終わったら戻ってっていうことなんですよ。なんですけど、
お芝居の仕事をけっこうコンスタントにやらせてもらってたら、いつのまにか戻らなくていいことになってたんですよ。
それでこっちにいた、っていう。
- もともと踊って歌っていいうつもりで入ったわけですよね?
テレビに出たかったんですよ、中学生なんで。とにかくテレビに出たくて。
そうです。
そうそう(笑)
【 普通じゃない役その1 3年B組金八先生 紹介VTR 】
- 存在感を出していくというプレッシャーがあったんでは?
いえあの、連続ドラマにずっと出させてもらうって、○話だけじゃなくてずっと出させてもらうのって初めてだったんですよ。
なので、ちょっとプレッシャーっていうよりかはどちらかというと楽しくて、今までとかはやっぱりその台本読んでも
セリフがひとつあったら「やった」って思うくらいだったのが、あ、こんなにたくさんセリフあるっていうのですごい嬉しくて、
だからもう、楽しい楽しいでやってたんで、あの時にまじめな事ってあんまり考えてなかったなって思うんですよね。
- 脚本家が描いてる二面性を咀嚼して自分で表現するのは本能的にできるのか?
いや、あの、僕自身も今やっぱりこうやってカメラの前にいさせてもらってる時って、
やっぱ若干猫かぶるクセがあるんですよ。
僕、腹の中真っ黒です。(にっこり)
【 普通じゃない役その2 アキハバラ@DEEP VTR紹介 】
僕、すごいオタクなんですよ。あの。
マンガ喫茶によく行くんですけども、マンガ喫茶行って、3時間で入ってあ、5時間にしとけば良かったかなって
思うことがいつもな感じで。
そこで本を読んだりとか、マンガを読んだりとか、そのなんか、一人で物語だったりに没頭するのがすごい好きで。
それも好きですね。
けどホントに・・。でも休みの日になると家の中にこもってゲームやったりすることが多いですね。
【 普通じゃない役その3 前橋ヴィジュアル系 VTR紹介 】
そうですね、やっぱクセのある、役をいただける事が多いですね。
はい。
- いい人が出たり、テレとか出たりするものですけどまったく感じさせないですね。さすがにヴィジュアル系の経験とかないですよね?
いやでもあの、昔は踊りをやって、あの、客前でやってたので。で、あの(笑)。
昔はやってたんですけれども(笑)。アイドル時代に。
あの、久しぶりに仕事で歌って踊って、なんかこう、新鮮だなって思うのも間違いなんですけれども、
うちの事務所にいながらこれをやるのが新鮮だとか。
なんか、そういう自分を楽しんでるというか。その変わった事をやらせていただいてるのって
やっぱり僕の今の立ち位置も変わってて、で、違うことをやらせてもらってるんで
なんかすごく、僕としては心地よくて。
変わった人だって思われたい、っていうのもあるんですよね。
自分の中でちょっと、変わった人だと思われたい普通の人なんですよ、僕。
だから変わった役をやらせてもらえると、なんか自分のやりたい所にいける気がして。
参考にはしない事が多いんですけど、役にクセをつける事は好きだったりするんですよ。
あの、それは特別使われたりはしないんですけれども、自分の中の自己満足でメガネをかける役だったら
普段、僕、前、真ん中でこうやってメガネ上げるんですけれども、神経質な役だったらこうやって、両手でこうやって
上げたりだとか。ちょっとしたクセを役につけると、なんかすごいリアリティが自分の中であるような気がして。
そんなことを考えたりするのがすごい好きですね。
- 確かに、クセが、クセ汁がものすごい出てますね。
- クセ汁ってなんですか?!初めて聞きました。
これからもクセ汁を出せるようにしていきたいなと思います。
【 演出家つかこうへいとの出会い 】
つかさんに言われたのが、あの、つかさんってやっぱりこう、怒って怒って、役者を追いこんで。
怒っても全然、オレ、へこたれなかったんですよ。お前、折れねえなって言われて。
で、そしたら、つかさんのすごいとこだと思うんですけど、褒め殺しに変わったんですよ。
でもその方がオレ、ものすごい響いちゃって。で、ホントに、
おい、おまえは芝居は上手いよ。上手いな、おまえ、ホントに芝居は上手いけれども
芝居が上手い奴は別に役者やらなくていいんじゃねぇか、とか言われて。
で、でも、ホントに残ってるのが、おまえはホントにいい役者だとは思うと、で、
おまえは絶対にバッターボックスに立ったら二塁打三塁打を十割で打ってくる選手だ、
十割バッターなんてすごいぞ、けど、
今のままだとおまえ、三振しないかわりに多分ホームランは打たねえぞって言われて。
だから、今回の舞台、その、客席が千人いたらおまえは基本的に絶対に千人良かったねって言って帰すんだよ。
そうじゃなくて、990人がいっつもいいのに風間君なんか今回良くないなって言って帰しても
10人が客席から立ち上がれない芝居をしろって言われたんですよ。
- またもう、舞台の人ってむずかしいわー。
- わかんなくなるよねー。
【 ディスティニー稽古風景 VTR 】
『器用に立ち回るというと非常に言い方悪くなっちゃうんですけど、
常に周りに気をつかって動く男だなという。
ま、さすがジャニーズの演劇部と、ははは(笑)、呼ばれているだけのことはあるなと。
ホントにあの、姿勢が素晴らしいですね。演劇に対して、ま、手を抜かないというか。』
そうですね、今回こうやってちゃんと剣を交えというのが、初めてなんで
ちょっと今苦戦しながらやってます。
【 コラボ・トーク 】
吉俣 良さん登場。紹介。
「江」「篤姫」「空から降る一億の星」「プライド」「ランチの女王」など作曲。
吉俣 51歳。 風間 27歳。
風「一番最初は「眠れる森」っていう作品だったんですけど、その音楽吉俣さんがやってくれてて、
不思議なつながりがたくさんあって。」
吉「子役でね、出てたって聞いて」
風「一緒にいるとまったく感じないんですけどね」
吉「そう、俺も少しは感じろって感じですよ(笑)。ものすごいおんなじレベルでしゃべっちゃうんですよ。」
風「今流れてた吉俣さんの音楽、ホントに吉俣さんが作ってるとオレ信じてないですからね(笑)。」
吉「(笑)」
風「なりますよね。」
吉「ありますよ。だって電話きて、おなかすきましたって電話くるんですよ?おなかすきましたってくるんですよ。」
風「吉俣さん、あれ、いつでしたっけ一緒にメシ食うって言ってたのって今日でしたっけ?っていう。」
吉「ぜんぜん約束してないのに。普通に電話してくるんですよ。」
- 仕事量からすると、そんなに突然電話かかってきても困るんじゃないですか?
吉「でも、それがですね、作曲家ってずーっと家にいるじゃないですか?結構いいんですよ、その気分転換に。
なんかのきっかけがないと外に出ないので。」
風「吉俣さんって異色なのが、その、こうやってすごいオーケストラのスコアみたになものとかを書いたりとかいう人たちの
経歴じゃないんですよ。ロックミュージシャンなんですよもともと。」
吉「リボルバーってロックバンドでデビューしてて、で、食えないんで、アレンジの仕事とかサポートの仕事とかして。」
吉「このスタジオは思い出のスタジオなんですよ。」
- 演歌畑もやってるわけですからね、ロックから。
- オーケストラまで。幅ひろすぎますね。
風「なんでもできる。」
吉「なんかね。いつのまにかこうなっちゃったんですよ。」
風「そうですね。だから、吉俣さんと話してると、異端児だったりとか、異色っていうのが、
もう、おんなじ方向でずっとしゃべれるんですよ。」
吉「ジャニーズって思えないでしょ?」
風「ふふふ(笑)」
吉「今日なんか、さっきモニターで見てて、ジャニーズだぁって思ったもん(笑)。」
風「ははははは(笑)」
吉「そうなんですよ。俊介、ジャニーズだったんだっていう。」
風「今、今もこうやって吉俣さん、スタジオで座ってると、作曲家っぽいですよ。」
吉「あそう?や、オレ、作曲家だから。」
風「ホントにすごい人なんですよ。それはもうよくわかってるんですよ。ホントにすごい人なんですよ。
今、あの、もちろん・・・」
風「いやホントだって、名前、あれ今回二番目でしたっけ?大河ドラマの。二番目に出てくる人なんですけど、
一緒にいるとまったくそれを感じさせないっていうか。」
風「なんか、おもしろいなと思うのは、吉俣さんはホントに0から1で音楽を作ってそれをどんどん増やして
いく仕事で。ボクはあの、台本もらうんで1を増やす・・・。で、なんか音楽を作るのも、お芝居も
やっぱり人に聞いてもらったり、人に見てもらうっていうので似てるねみたいな話を、最初の20分でしますよね。
そのうちどうでもいいような話にスイッチングしていって。」
吉「どうでもいい話してるね。別に、なんかこう、すごい盛り上がった話も、何話したっけ?っていう。」
風「そうなんですよね。」
風「そうですね。」
吉「親子ほど年齢離れてるんだけど、でも兄弟みたいな付き合い方かもしれないですね。」
- 大御所になってくるとね、いじってもらえるだけでうれしいですからね。
風「(笑)」
吉「(笑)」
吉「やりたいって言ってますねー。早いうちにやってくれないと、もう50過ぎたんで。
ね、早くやってくんないと、そうそう何曲も書けないので。」
【 記念品 】ウチワ提出。
風「僕がもう二度と作らないであろう、昔踊りをやってた時のウチワなんですけど。」
風「これ何年前だろう?何年前だろう?あ、2002年って書いてありますね。
じゃ、僕2002年から歌って踊ってないという事ですね。」
吉「それが最後?」
風「これが最後です。」
風「これ・・・、ごめんなさい、いざここにきてから、これを置かせてもらうとウキそうな気がするんですけど。」
- (部屋の感じが)アートな感じですよね。
- いただきます。
風「お願いします。」
最終更新:2011年05月02日 01:45