片足で相手の腰を押しつつ、片手で相手の襟を引きつけ、もう一方の手と足で相手の脚を刈って後ろに倒し上を取る技です。
巴投げで相手を投げきれなかったときなどに掛けると、そのまま寝技に持ち込めます。
腰に当てる足と脚を刈る足の違いで、2タイプあります。
Aタイプ
Bタイプ
試合での使用例1(
巴投げから)
試合での使用例2(2:00過ぎ、前に崩してバックに回る)
試合での使用例3(3:35過ぎ)
試合での使用例4(0:30
巴投げから入って相手がこらえたところを
股裂き返しに変化)
両手で相手の両足を持って腰を張るようにして体を伸ばし、自分のアキレス腱の辺りで相手のそけい部(脚の付け根)を押して後ろに倒し、そのまま起き上がって馬乗りになる技です。
起き上がるときは真正面から起き上がらずに、膝を左右どちらかに倒してそちらの側から上体を横に回すようにして起き上がるとスムーズに起き上がって馬乗りになることができます。
また、自分が起き上がるまでは相手の足は放さないようにします。
手を放してしまうと相手に脚を絡まれて起き上がれなくなります。
起き上がり方:良い例(膝を横に倒して、横から起き上がっている)
起き上がり方:悪い例(真っ直ぐ起き上がると自分の足が邪魔になりスムーズに起きられない)
試合での使用例1
試合での使用例2(3:30過ぎ、足を内側からすくっている)
試合での使用例3(0:30過ぎ)
試合での使用例4(1:10過ぎ、相手が起き上がってきたところで
腕挫ぎ十字固めに変化)
試合での使用例5(2:30過ぎ、相手が押し返してきたところに潜り込んで
腕挫ぎ十字固めにとらえる)
倒されたときの対処法
相手の体に脚を引っ掛けて起き上がらせない。逆に技を掛ける側は自分が起き上がるまで相手の足を掴んで放さなければ足を掛けられることはない。
最終更新:2009年12月15日 17:42