アスランとシンを回収した後ミネルバはオーブへと向かっていた。
パンッ!
パンッ!パパンッ!
銃声がデッキから聞こえてくる。
零は重い扉を開け、デッキに出る。
潮風が髪を揺らす。
「あ、深井隊長。」
赤毛のツインテールの少女が引き金を引く手を止めて言った。
「ああ、こんにちは、隊長。」
ルナマリアも手を止め、言った。
零は大した興味もなさそうにルナマリアのボードを見た。
「!!!」
殆どが外れて、円の中には殆ど当たっていない。
「あ、あはははは・・・。」
ルナマリアが零の視線を感じるとただ、乾いた笑いをする。
「おねーちゃん、ほら、白い目で見るよ、みんな。」
最終更新:2009年07月18日 09:46