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<p>①Title:XSL(Extensible Stylesheet Language)について</p>
<p>②用語記述: XSL、XSLT (XSL Transform)、XSL-FO(Formatting
Object)、CSS(Cascading Style Sheets)、Stylesheet、HTML</p>
<p>③解説:<br>
目的:XMLの枠組みを用いて言語を作り、それを利用して「人間が見る」ための文書を作成する場合、そのXML文書をどのように表示するのかという問題が発生します。人が見る、もしくは見せるための文書であればワープロソフトで作った文書のように、キレイにフォーマットした形で画面やプリンタに出力できれば一番良いわけです。そこでXMLを勧告したW3Cでは、「XSL(Extensible
Stylesheet Language)」および「XSLT (XSL
Transform)」という仕様を用意しているわけです。</p>
<p>
役割:XSLはXMLに書式情報などを付加し、フォーマットされた形で画面およびプリンタなどに出力するための規格で、「XSL-FO(Formatting
Object)」などとも呼ばれています。XSLを利用することで、XML上の情報に対してフォントの種類や文字の大きさ、行間などといった書式情報を定義し、見栄えを整えた形で画面上に表示する、あるいはプリンタから出力するといったことが可能になります。</p>
<p>
メリット:XSLと同じくXML文書にレイアウト情報を付加できる仕様として「CSS(Cascading
Style
Sheets)」があります。CSSはHTMLで利用されることが圧倒的に多いですが、XMLにも適用することができます。XSLとCSSの違いは、CSSが画面への表示を重視しているのに対し、XSLは、それに加えて印刷まで視野に入れている点が挙げられます。それを端的に示しているのがページ概念の有無で、XSLではCSSで不可能なページ単位のレイアウト制御が可能であるというメリットがあります。</p>
<p>④Reference:<br>
1.【絵で分かるキーワード】XSL 月刊アスキー
2002年10月号より<br>
Adress:<a href=
"http://akiba.ascii24.com/db/review/soft/web/2003/06/09/644144-000.html">http://akiba.ascii24.com/db/review/soft/web/2003/06/09/644144-000.html</a><br>
2.「Extensible Stylesheet Language(XSL-FO)解説」<br>
Adress:<a href=
"http://www.antenna.co.jp/XML/xmllist/xsl-fo-0401.htm">http://www.antenna.co.jp/XML/xmllist/xsl-fo-0401.htm</a></p>
<p>⑤作成者:松島 久志-20061002</p>