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記述方法(要素、階層構造、属性)」(2010/06/19 (土) 13:31:55) の最新版変更点

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<p>①Title:XML宣言,文書型宣言とXML文書本体(XMLインスタンス)</p> <p>②用語記述:XML宣言,文書型宣言(document type declaration),DTD(document type definition),XML Schema,インスタンス(instance),<br /> ③解説:<br /> XML文書は,XML宣言,文書型宣言(document type declaration),インスタンスの3つの部分に分かれる。<br /> (1)XML宣言<br /> XML宣言はXML文書の先頭に記述するもので,該当文書がXML文書であることを示している。<br /> 例:&lt;?xml version="1.0" encoding="shift-jis"?&gt;<br /> 宣言は「&lt;?」で始まり,「?&gt;」で終わる。「xml version=」に続けてXMLのバージョンを示し,通常は「1.0」と記述する。次に「encoding=」に続けて文字符号化方式を示す。例示は「shift-jis」であるが,eCTDでは「UTF-8」となる。<br /> (2)文書型宣言(document type declaration)<br /> 文書型宣言をXML文書に含めるかどうかは任意であり,省略してもかまわない。<br /> 「文書型宣言」ではXML文書の中にどんな要素あるか,要素はどのように記述されるのかといった文書の構造を定義する。文書型宣言を記述する方法にはDTD(document type definition)やXML Schemaがある。<br /> (3)インスタンス(instance)<br /> XML文書の中核となる部分で,タグ(要素)の間にデータを入れた文書本体です。XMLインスタンスとも呼ばれます。この部分だけでデータのやり取りができる。<br /> 個別安全性情報で当局から送られる「ACK(確認応答メッセージ)」はインスタンスのみです。<br /> 例:ACK (確認応答メッセージ)の初めの部分<br /> &lt;messagetype&gt;ichicsrack&lt;/messagetype&gt;<br /> &lt;messageformatversion&gt;1.1&lt;/messageformatversion&gt;<br /> &lt;messageformatrelease&gt;1.0&lt;/messageformatrelease&gt;</p> <p>④Reference:<br /> XML用語辞典:<a href="http://www.atmarkit.co.jp/fxml/dictionary/indexpage/xmlindex.html">http://www.atmarkit.co.jp/fxml/dictionary/indexpage/xmlindex.html</a><br /> 短期集中連載「XMLの基礎を理解する10のポイント」第一部 XML文書の作り方<br /><a href="http://www.atmarkit.co.jp/fxml/tanpatsu/07xmlbegin/xmlbegin01c.html">http://www.atmarkit.co.jp/fxml/tanpatsu/07xmlbegin/xmlbegin01c.html</a></p> <p>⑤作成者:水谷 正俊<br /> -------------------------------------------------------------------------------------------------------</p> <p>①Title:XMLの文書構成について(XMLインスタンスとは)</p> <p>②用語記述: XML宣言,XMLインスタンス</p> <p>③解説:<br /> 文書を構成する「内容」「構造」「体裁」という3つの要素は,従来の紙媒体ではひとつとなって決定されており,HTMLにおける情報表現においても,タグ付けされた構造のままに,これら3つの要素が強固に一体化されている。<br /> XMLではこれら3つの要素を分離して扱う。「内容」はXML文書内でマークアップされるが,そのXML文書の「構造」はDTD(DocumentTypeDefinition)と呼ばれる構造定義体によって定義する。また,XML文書に与える「体裁」はスタイルシートにより記述する。XMLに適用できるスタイルシートにはCSS(Cascading Style Sheet )とXSL( eXtensible Stylesheet Language)の2種類がある。</p> <p>XML文書はXML宣言とXMLインスタンスから構成される。</p> <p>XML宣言( XML declaration )<br /> XML宣言は,XML仕様のバージョン番号とXML文書作成に使用する文字コードを宣言する部分である。</p> <p>&lt;?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?&gt;</p> <p>「encoding =」に続く部分ではXML文書作成時に使用される文字コード(Shift_JIS,UTF-8など)を指定する。文字コードがUnicode(UTF-8,UTF-16)の場合は 「encoding=」の部分を省略してもよい。この部分を省略する場合には,XML宣言そのものを省略することもできる。</p> <p>XMLインスタンス<br /> XMLインスタンスとは,実際の内容にタグが付けられている部分,つまりXML文書の本体のことである。この部分の文法を理解するにはまず,「要素(element )」と「属性( attribute)」について理解する必要がある。</p> <p>① 要素( element )の書き方<br /> XMLインスタンスに現れる要素の1つ1つは次のように記述していく。</p> <p><br /> (サンプル1)<br /> &lt;title&gt;2.2 緒言&lt;/title&gt;<br /> 上記で titleを要素名,&lt;title&gt;を開始タグ,&lt;/title&gt;を終了タグと呼ぶ。これらで囲まれる部分をまとめて要素(element)と呼ぶ。</p> <p>②属性( attribute )の書き方<br /> (サンプル2)<br /> &lt;m2-2-introduction&gt;<br /> &lt;leaf ID="4573EE801C661F2" operation="new"xlink:href="../0000/m2/22-intro/introduction.pdf" checksum-type="md5"checksum="a6b9476f287e7fd123f32cd4c9e58e"&gt;<br /> &lt;title&gt;2.2 緒言&lt;/title&gt;<br /> &lt;/leaf&gt;<br /> &lt;/m2-2-introduction&gt;</p> <p>  上記XML文書のサンプルで,&lt;leafID=457~&gt;という開始タグが書かれていた。この中の「ID=457~」という部分は,属性(attribute)と呼ばれるもので,要素に付加的な情報を与えるために存在する。属性は開始タグの中で次のように書く。</p> <p>&lt;要素名 属性名 ="属性値"......&gt;</p> <p><br /> ④Reference:<br /> 1.スタンダーズコーナー(日本ユニテック)<br /> Adres:<a href="http://www.utj.co.jp/xml/">http://www.utj.co.jp/xml/</a></p> <p>⑤作成者:出嶋浩道-20061002</p> <p> </p> <hr width="100%" size="2" /><p> </p>
<p>①Title:XML宣言,文書型宣言とXML文書本体(XMLインスタンス)</p> <p>②用語記述:XML宣言,文書型宣言(document type declaration),DTD(document type definition),XML Schema,インスタンス(instance),<br /> ③解説:<br /> XML文書は,XML宣言,文書型宣言(document type declaration),インスタンスの3つの部分に分かれる。<br /> (1)XML宣言<br /> XML宣言はXML文書の先頭に記述するもので,該当文書がXML文書であることを示している。<br /> 例:&lt;?xml version="1.0" encoding="shift-jis"?&gt;<br /> 宣言は「&lt;?」で始まり,「?&gt;」で終わる。「xml version=」に続けてXMLのバージョンを示し,通常は「1.0」と記述する。次に「encoding=」に続けて文字符号化方式を示す。例示は「shift-jis」であるが,eCTDでは「UTF-8」となる。<br /> (2)文書型宣言(document type declaration)<br /> 文書型宣言をXML文書に含めるかどうかは任意であり,省略してもかまわない。<br /> 「文書型宣言」ではXML文書の中にどんな要素あるか,要素はどのように記述されるのかといった文書の構造を定義する。文書型宣言を記述する方法にはDTD(document type definition)やXML Schemaがある。<br /> (3)インスタンス(instance)<br /> XML文書の中核となる部分で,タグ(要素)の間にデータを入れた文書本体です。XMLインスタンスとも呼ばれます。この部分だけでデータのやり取りができる。<br /> 個別安全性情報で当局から送られる「ACK(確認応答メッセージ)」はインスタンスのみです。<br /> 例:ACK (確認応答メッセージ)の初めの部分<br /> &lt;messagetype&gt;ichicsrack&lt;/messagetype&gt;<br /> &lt;messageformatversion&gt;1.1&lt;/messageformatversion&gt;<br /> &lt;messageformatrelease&gt;1.0&lt;/messageformatrelease&gt;</p> <p>④Reference:<br /> XML用語辞典:<a href="http://www.atmarkit.co.jp/fxml/dictionary/indexpage/xmlindex.html">http://www.atmarkit.co.jp/fxml/dictionary/indexpage/xmlindex.html</a><br /> 短期集中連載「XMLの基礎を理解する10のポイント」第一部 XML文書の作り方<br /><a href="http://www.atmarkit.co.jp/fxml/tanpatsu/07xmlbegin/xmlbegin01c.html">http://www.atmarkit.co.jp/fxml/tanpatsu/07xmlbegin/xmlbegin01c.html</a></p> <p>⑤作成者:水谷 正俊<br /> -------------------------------------------------------------------------------------------------------</p> <p>①Title:XMLの文書構成について(XMLインスタンスとは)</p> <p>②用語記述: XML宣言,XMLインスタンス</p> <p>③解説:<br /> 文書を構成する「内容」「構造」「体裁」という3つの要素は,従来の紙媒体ではひとつとなって決定されており,HTMLにおける情報表現においても,タグ付けされた構造のままに,これら3つの要素が強固に一体化されている。<br /> XMLではこれら3つの要素を分離して扱う。「内容」はXML文書内でマークアップされるが,そのXML文書の「構造」はDTD(DocumentTypeDefinition)と呼ばれる構造定義体によって定義する。また,XML文書に与える「体裁」はスタイルシートにより記述する。XMLに適用できるスタイルシートにはCSS(Cascading Style Sheet )とXSL( eXtensible Stylesheet Language)の2種類がある。</p> <p>XML文書はXML宣言とXMLインスタンスから構成される。</p> <p>XML宣言( XML declaration )<br /> XML宣言は,XML仕様のバージョン番号とXML文書作成に使用する文字コードを宣言する部分である。</p> <p>&lt;?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?&gt;</p> <p>「encoding =」に続く部分ではXML文書作成時に使用される文字コード(Shift_JIS,UTF-8など)を指定する。文字コードがUnicode(UTF-8,UTF-16)の場合は 「encoding=」の部分を省略してもよい。この部分を省略する場合には,XML宣言そのものを省略することもできる。</p> <p>XMLインスタンス<br /> XMLインスタンスとは,実際の内容にタグが付けられている部分,つまりXML文書の本体のことである。この部分の文法を理解するにはまず,「要素(element )」と「属性( attribute)」について理解する必要がある。</p> <p>① 要素( element )の書き方<br /> XMLインスタンスに現れる要素の1つ1つは次のように記述していく。</p> <p><br /> (サンプル1)<br /> &lt;title&gt;2.2 緒言&lt;/title&gt;<br /> 上記で titleを要素名,&lt;title&gt;を開始タグ,&lt;/title&gt;を終了タグと呼ぶ。これらで囲まれる部分をまとめて要素(element)と呼ぶ。</p> <p>②属性( attribute )の書き方<br /> (サンプル2)<br /> &lt;m2-2-introduction&gt;<br /> &lt;leaf ID="4573EE801C661F2" operation="new"xlink:href="../0000/m2/22-intro/introduction.pdf" checksum-type="md5"checksum="a6b9476f287e7fd123f32cd4c9e58e"&gt;<br /> &lt;title&gt;2.2 緒言&lt;/title&gt;<br /> &lt;/leaf&gt;<br /> &lt;/m2-2-introduction&gt;</p> <p>  上記XML文書のサンプルで,&lt;leafID=457~&gt;という開始タグが書かれていた。この中の「ID=457~」という部分は,属性(attribute)と呼ばれるもので,要素に付加的な情報を与えるために存在する。属性は開始タグの中で次のように書く。</p> <p>&lt;要素名 属性名 ="属性値"......&gt;</p> <p><br /> ④Reference:<br /> 1.スタンダーズコーナー(日本ユニテック)<br /> Adres:<a href="http://www.utj.co.jp/xml/">http://www.utj.co.jp/xml/</a></p> <p>⑤作成者:出嶋浩道-20061002</p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <hr width="100%" size="2" /><p> </p>

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