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第1部 装甲列車編 第1話 「宣伝中隊」 Propaganda Kompanie

ドラマを聞きながら参考にすることを目的としたページです。
公式サイトの解説を引用。一部加筆。

2006年05月31日 放送

概要
マキはポーランドの首都ワルシャワの駅でクルスク行きの装甲列車に搭乗する。
列車の運行責任者のダイスラー大尉と会話しながら、マキの目的や生い立ち、ケルベロスや簡単なドイツの実状などが説明される。
ナチがすでになくヒトラーが死んでいることと、ケルベロスが軍内部から忌み嫌われていながらも大衆からは人気があることなど。

ツァイス

ドイツの光学機器の製造会社であるカール・ツァイスのこと。第二次大戦当時は、世界でも最高水準の光学機器製造会社であった。
「ツァイスを信じてまわすことね。」カメラの性能を信じろの意。
現代であれば家電を指差し、「SONYを信じることね」という感じだろうか。

宣伝中隊

戦闘部隊と行動を共にし、戦線でドイツ軍の映像を記録する部隊のこと。この映像を編集し国内で上映することで、戦意向上を図っていた。宣伝中隊[Propagandakompanie](独語)の頭文字をとって[PK](ペーカー)と称された。
作中ではペーカーと呼ばれることが多いので記憶必須要項。

ウーファー

ウーファー(UFA)は、1917年から1945年の間、ヴァイマル共和政下と第二次世界大戦中にかけてドイツにあった映画会社。正式名称は"Universum Film AG"。
第一次世界大戦のためのプロパガンダ映画や公共映画を制作する制作会社として政府によりベルリンに設立された。
一旦は民営化されるがヒトラーが政権を取ったのちは再度国営化され、ナチのプロパガンダ映像を作る。
その為に、フリッツ・ラングなど多くのユダヤ系映画人が海外に亡命する。
史実ではナチのプロパガンダのイメージが強く、ナチ崩壊後は活動停止するが作中では存在しているようだ。

ディートリッヒ

マレーネ・ディートリッヒ。ドイツ生まれの女優で、国際的な名声を得た人物(史実では、アメリカ市民権を得て、反ナチのために、弊誌の慰問などを行なったとされる。
戦後も様々な映画に出演したが、「リリー・マルレーン」などの名曲で歌手としても活躍する)

装甲列車

車両を防御装甲で覆い、対空砲座や野砲を搭載した重武装の戦闘用列車。
第一次大戦および第二次大戦当時、ヨーロッパなど鉄道網の発達した地域で盛んに使用された。

BP42型

ドイツ軍が1942年から運用した装甲列車の形式名。
標準編成は炭水車と装甲機関車を中心に、(無蓋貨車)(戦車搭載車)(榴弾砲及び対空砲車・司令車・対空砲車)をその前後に配置した12両となる。
(榴弾砲及び対空砲車・司令車・対空砲車)はワンセットになっており、装甲通路によって連結されているために搭乗兵員は戦闘中でも車両間を移動することが可能である。
戦車搭載車にはチェコ製の38(t)やフランスの鹵獲軽戦車が搭載され、必要に応じて下車し路外での警戒や戦闘を行った。
1944年より、先頭及び最後尾の無蓋車両を四号戦車の砲塔を搭載した装甲戦闘車に変更したBP44型編成が運用されるようになった。


ヤーボ

“ヤークトボンバー”の略。爆弾や対地ロケット弾を装備する中型~小型の対地攻撃機のこと。

ルフト・ヴァッフェ

“Luftwaffe”(luft=空、waffe=武装、兵力)、ドイツ空軍のこと。

シュルトモヴィク

ソ連のイリューシンIL-2の通称。
戦車や輸送車両などを目標とした対地攻撃を主たる目的とした航空機で、地上からの砲火に耐えるために大変厚い装甲を有していた。

パルチザン

民間人によって編成されたゲリラ部隊。
反ドイツ組織はモスクワからの放送で正規軍との連携も図られていた。

ソミュア

ソミュアS35。第二次世界大戦開戦当時のフランスの主力戦車で、ドイツのIII号戦車を上回る重装甲を有していた。
フランスの敗北後はドイツ軍によって運用が続けられた。

パナール

パナール装甲車。1940年の独仏戦での最新装甲車。ソミュア同様フランスの敗北後はドイツ軍によって運用が続けられた。

T-34

第二次世界大戦から冷戦時代にかけてソビエト連邦を中心に使用された戦車である。
傾斜した装甲、泥濘や雪原でも移動可能な幅広いキャタピラ、大口径の主砲など先進的な設計がなされ、いくつかの欠点はあったものの独ソ戦開戦時のドイツ軍戦車の性能を凌駕していたため、T-34ショックともいわれる大きな衝撃を与えた。
史実ではこの存在が重装甲大口径の主砲を搭載した六号戦車ティーガーや、T-34の設計を参考にした五号戦車パンターの開発を促した。
独ソ戦で、窮地に陥ったソ連を勝利へと導いた一因となったことからモスクワの守護神またはロージナ(祖国)と呼ばれた。

クルスク

モスクワから放射状に展開する鉄道路線のうち、トゥーラ、オリョールを経て南へ通じる鉄道と、キエフ、ハリコフなどウクライナ各地へと至る鉄道とを繋ぐ要衝で、東部戦線の玄関口ともいえる街。
史実ではこの地域を巡って1943年7月に独ソ戦の趨勢を決する大戦車戦が発生した。

スターリングラード

マキの目的地で、ヴォルガ河畔にあるロシア南部の工業中心地にして交通の要衝。
史実では、1942年春から開始されたドイツ軍のロシア南部及びカフカス地方への侵攻作戦「ブラウ(青)」における攻略目標の一つであった。
マキが取材する予定の第101装甲猟兵師団が進出している。
なお現在の都市名はヴォルゴグラード。

ワルシャワ

ポーランドの首都でかつポーランド最大の都市。
ドイツに占領されている。
物語の出発点

ヴォルガ戦域

ヴォルガ川はヨーロッパ最長の川で、モスクワ北西部を源流に、3690kmを流れ、カスピ海に注ぐ。
ここではスターリングラード周辺の戦域を指す。

劣等民族の血を受け継いだ敵性市民

この言葉から作中では他のケルベロスサーガ同様に、ドイツ(ヒトラー政権下)は日本と同盟関係になっていないことがわかる。
史実でも日本と同盟する以前は、ヒトラーは日本人のことを二流民族となしていた。
同盟後は東方アーリア人と呼ぶようになる。

伍長殿

史実におけるアドルフ・ヒトラーのこと。作中においての名前は判明していない。
作中においての名前はでてこず、伍長殿、彼、人種主義者、等呼ばれる。
暗殺されているようだ。
↓の公式サイトによるライスヴェアの説明では、政権をとっていないとあるが、作中では一度政権を取ったのち暗殺されたようである。

ライヒスヴェア

ドイツ国防軍のこと(史実では1935年の徴兵制再施行以後、ヴェアマハトと呼ばれたが、劇中ではヒトラーが政権をとっていないのでライヒスヴェアの名で呼ばれている)。

リーフェンシュタール

レニ・リーフェンシュタール。ドイツの女優、写真家にして映画監督。
ベルリンオリンピックを記録した『オリンピア』と1934年のナチ党の党大会を撮影した『意思の勝利』が有名だが、ナチのプロパガンダ映画として利用された。

武装親衛隊

ヒトラーが組織した国防軍でも、警察組織でもない武装組織。ヴァッフェンSSのこと。

アルゲマイネ

ヒトラーの親衛隊(Schutz-Staffel)のうち、アルゲマイネSS(一般SS)のこと。

ポツダムの巨人兵

18世紀前半のプロイセン王フリードリッヒ・ウィルヘルム一世が長身の兵士だけを集めて作り上げた近衛兵達のこと。ただの一度も戦闘には参加せず、儀仗兵という意味合いが大きかった。

ワイマール体制

第一次世界大戦の敗戦後にドイツ革命によってできたワイマール(ヴァイマル)共和政のこと。
ヒトラーによるワイマール憲法の停止により事実上消滅した。