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放送開始直前特番 押井守監督インタビュー特番
2006年04月26日放送
トークの概要に軽く触れておきます。
インタビュアー「かわのをとや」ゲスト「押井守」「川井憲次」
----
#contents(fromhere)
*ケルベロス鋼鉄の猟犬とこれまでの物語の関係
今までは警察。今回は完全に軍。ケルベロスのルーツ。
*ドイツ兵の新しいプロテクトギア
時代を遡るので技術的には古典になる。ただの甲冑。プロテクトギアの原型。
*今回のドラマを描きたいテーマ
戦史に興味ある。
あまり知られていない、史上最大の陸戦 独ソ戦に触れる。
あまり知られていないので、フィクションを入れやすい。嘘がつきやすい。
暗いテーマ、寒さ、飢え。悲劇的でないとケルベロスは成立しない、映えない。滅びの歌。
*主人公は宣伝中隊の女性仕官
宣伝中隊は他の軍隊には無い独特な部隊。
彼らの目を通して、つまり距離感をもってケルベロス(装甲猟兵大隊)を表現。
主人公を女性にしたのは、女気がない世界なので。
アニメだろうがラジオだろうが、何かしら色とか艶がないとつらいだろう。何より撮っていてつらい。
榊原良子に戦争を語らせてみたかった。彼女を置いて他にはない。
*監督にとってのラジオドラマとは
TVのない子供の頃から好きだった。ラジオしかない世代だった。
部屋を暗くして布団の中にはいって聞くのが好き。
*川井憲次 登場
ここで川井憲次登場。かわのをとやのインタビュー形式は終わり、押井と川井のトーク形式に。
川井「しゃべってる言葉を邪魔しないで、淡々と雰囲気を作る音楽」
押井「OPテーマとEDテーマ。これを凄く印象的でシリーズの顔になるような曲に」
押井「ドイツ語の歌が欲しい。前からケルベロスの念願だった」(この時点でED曲はまだ歌がない状態。)
押井「ケルベロスって重苦しいじゃないですか(笑)そういう曲ばっかり作業していてどうですか?」→川井「え?つらいですよ(笑)」
赤い眼鏡から20年。頭の中やテンションはお互い何も変わってない。
お互いに一言
川井「なるべく曲数を少なく(笑)」
押井「今、歌モノに興味がある。」→川井「はい、作ります」
*最後にリスナーに一言
ラジオドラマの持つ独特の世界、素晴らしさを堪能して欲しい。
ケルベロスシリーズの異色。イメージの原型。それを楽しみにして欲しい。
何故、滅んでいくモノが美しいのか。
ドイツ軍が好き、ケルベロスが好き、を超えた重量感のあるストーリー。
放送開始直前特番 押井守監督インタビュー特番
2006年04月26日放送
トークの概要に軽く触れておきます。
インタビュアー「かわのをとや」ゲスト「押井守」「川井憲次」
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#contents(fromhere)
*ケルベロス鋼鉄の猟犬とこれまでの物語の関係
今までは警察。今回は完全に軍。ケルベロスのルーツ。
*ドイツ兵の新しいプロテクトギア
時代を遡るので技術的には古典になる。ただの甲冑。プロテクトギアの原型。
*今回のドラマで描きたいテーマ
戦史に興味ある。
あまり知られていない、史上最大の陸戦 独ソ戦に触れる。
あまり知られていないので、フィクションを入れやすい。嘘がつきやすい。
暗いテーマ、寒さ、飢え。悲劇的でないとケルベロスは成立しない、映えない。滅びの歌。
*主人公は宣伝中隊の女性仕官
宣伝中隊は他の軍隊には無い独特な部隊。
彼らの目を通して、つまり距離感をもってケルベロス(装甲猟兵大隊)を表現。
主人公を女性にしたのは、女気がない世界なので。
アニメだろうがラジオだろうが、何かしら色とか艶がないとつらいだろう。何より撮っていてつらい。
榊原良子に戦争を語らせてみたかった。彼女を置いて他にはない。
*監督にとってのラジオドラマとは
TVのない子供の頃から好きだった。ラジオしかない世代だった。
部屋を暗くして布団の中にはいって聞くのが好き。
*川井憲次 登場
ここで川井憲次登場。かわのをとやのインタビュー形式は終わり、押井と川井のトーク形式に。
川井「しゃべってる言葉を邪魔しないで、淡々と雰囲気を作る音楽」
押井「OPテーマとEDテーマ。これを凄く印象的でシリーズの顔になるような曲に」
押井「ドイツ語の歌が欲しい。前からケルベロスの念願だった」(この時点でED曲はまだ歌がない状態。)
押井「ケルベロスって重苦しいじゃないですか(笑)そういう曲ばっかり作業していてどうですか?」→川井「え?つらいですよ(笑)」
赤い眼鏡から20年。頭の中やテンションはお互い何も変わってない。
お互いに一言
川井「なるべく曲数を少なく(笑)」
押井「今、歌モノに興味がある。」→川井「はい、作ります」
*最後にリスナーに一言
ラジオドラマの持つ独特の世界、素晴らしさを堪能して欲しい。
ケルベロスシリーズの異色。イメージの原型。それを楽しみにして欲しい。
何故、滅んでいくモノが美しいのか。
ドイツ軍が好き、ケルベロスが好き、を超えた重量感のあるストーリー。