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キロハがカナメを連れて行ってどれくらい足っただろうかその場の雰囲気に飲まれ立ち尽くしていたスチームはやっと落ち着いてきた。さっきまで騒がしかった建物の静けさがスチームの気持ちをだいぶ落ち着かせてくれる。
部屋を出ようとしてそこにあるはずのドアがないことに気づく、これの修理費は誰が払ってくれるのだろうかNISAに請求すれば良いのかこれは、施設の長と話し合い法的処置で対応することが今のルールだろうと施設長室へ向かう。
不思議なことに施設長室に行くにしたがって白い壁が赤と白のまだら色になっているそして足元には横たわる職員、時間帯を考えスチームは朝早くから眠る職員たちを起こさないように寝顔を見ないように施設長の部屋へ向かった。
施設長室の前でスチームは異変に気が付いたいくらなんでも静か過ぎる急いでドアを開け部屋に入るスチーム、そこには机に伏せる施設長の姿が。「……そこに居るのは……スチーム、か」
「施設長まさかNISAが」
「うぅ、手遅れになる前に……あのNISAは、ニ、ニセ……」
そこまで言い残すと施設長は動かなくなった。
日々の激務で疲れたと思ったスチームは施設長の言葉に従い変わりにNISAと全面対決をすることになった、まず電話で。
「もしもしスチーム・スカ少尉だ」
「こちらNISA相談窓口でござぁまっす、ご用件はなんでしますか?」
「うむ、お宅の人が扉を……」

ソウスケがバイクを降りる道端に昔からの知人を見つけたからだ、相手もソウスケに気づき近寄ってくる出会った日から時にはぶつかり時には笑いあってきた親友だ。
「ここで何をしているんだ」
「目覚まし代りのツーリングと野暮用。眠たいと性格変わるからな俺はそっちの方がかっこいいとクオにすかれてるんだが、いや違うそっちこそ何してんだエリートさん」
「仕事ができると時間が余るからな今度そっちの仕事手伝ってやろうか?」
「えらそうに言うハチワンに言いつけるぞ」
「兄は関係ないだろ貴様は人の親切を素直に受け取ればいいんだまったくいつもいつも……」
はいはいと返事を返す、この偉そうで少々説教っぽい奴だが、
「貴様、本当にきいているのか?」
頭ひとつ分くらい下から上目づかいで尋ねてくる、この時折見せる本来の少女らしさをソウスケは気に入っていたこれであのハチワンと血がつながっていると思うと神の残酷さを感じる
「きいているのかと言っているのだ、むぅん……まぁいい今日は仕事はないのか、ないなら理由はわからんが貴様と一緒にいると楽しいからこのままどっかに」
しまったしっかり忘れていたすでに時間は過ぎている、ただ遅刻するならいいが職務怠慢のハチワンに遅刻といわれるのはいやだ、すでに出勤時間は当に過ぎているが用はやつより速くつけばいいのだ。
「それじゃあな」
「おい貴様、人の話を」
「聞いてるよ、今度どこかにつれてってやる」
「なっ」
「クオと一緒にな」
「ん、だ、と、おぉ~!!」
ヘリはもう見えないソウスケは会社へ走った。数回しか会ってない少女のために何かをできるほど自分の力にうぬぼれてはいないし、なぜかは解らないがあの少女とはまた会える気がしたからだ。何か偶然がいくつも重なったり絶対的な何かがどうにかしてくれるようなそんな予感がソウスケの中にはあった。

ガチャン……ツーツーツー
「……」
スチームは怒っていた事の重大さに気が付いたのだ人の施設への不法侵入および器物損害をNISAは認めなかったのだ、実力行使それしかないスチームの頭にはそれしかなかった。
「施設長お借りします」
書置きを残し落ちていた施設長の手を拝借しスチームは迷わず寝ている職員を起こさないようにしながら地下へ向かった、そこには重厚な扉、拝借した手を使い扉に認証させる自動的に開いた扉の奥に一人の……一つの兵器がアイドリング状態で眠っていた。施設で研究していた機動人型戦闘兵器の試作型でAIに問題があったが感情を抑えることでオーバーフローを防ぐことに成功し実戦テストが行われる予定だったがNISAが相手なら十分だろうコントロールパネルを操作し起動させる。人らしくあるがどこかぎこちない動作でそれは起き上がった。起き上がったそれは左右を見渡しまわりに人がいないことを確認するとスチームに手を差し出す、スチームはその手に口付けをするそれが、相手が子供でも大人でもレディに対する紳士の行動だとスチームは信じている。
「……認証」
そうつぶやくとソレは自分のスペックを語りだした。昼間は太陽電池による発電で内蔵兵器を使用した戦闘までこなせるが夜間戦になった場合の戦闘時間は蓄電分のみになり内蔵兵器の使用はほぼ不可能となる故に内蔵兵器のみの戦闘は困難武装は必要だとソレは言った。スチームとソレは施設から武装を拝借しNISAのヘリが向かったと思われる方へゆく、時間が経ってはいるが足取りは朝から爆音轟かせて飛ぶヘリコプターだその音を聞いた者をたどっていけばいい。ある程度の位置がわかりさえすれば相手はNISAだ電波妨害をしているだろう、だがクリアな場所でジャミングをするということは自分の位置を伝えているも同じこと発信源の特定をできる兵器もいる。一人と一つはNISAのヘリが飛んでいった場所に確実に歩んでいった。机の上にひとつ地下の兵器を借りますと書置きを残して……。

もちろん無断借用である。
「む」
「どうし、た?」
喋りづらそうに尋ねてくるソレにスチームは将来喋るたびに恥ずかしがるかもしれない、そんなソレを想像して笑ってしまった。
「?」
「書置きに名前を書くの忘れていた、携帯も通じない施設長が怒っていなければ良いのだが」
目的地は近い

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