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急性化膿性限局性外耳道炎

外耳道軟骨部 (外側1/3) に分布する毛嚢, 皮脂腺, 耳垢腺, 汗腺などに細菌感染を起こして生じる急性化膿性炎症. 機械的刺激 (耳掻きなど) や水泳・薬剤などの刺激が誘因.

起炎菌は主にブドウ球菌, 緑膿菌, アスペルギルス, カンジダ.

症状: 耳痛. 外耳道皮膚は発赤・腫脹. ときに外耳道閉塞. 疼痛は特に摂食痛が激しい. 耳珠の圧迫・耳介の牽引・開口などによって耳痛増強 (軟骨部の痛みの特徴). 数日後に自潰, 排膿して軽快.

診断 以下の点に注意して中耳炎や乳突洞炎を除外; (1) 耳珠圧迫痛, 耳介牽引痛あり, (2) (外耳道完全閉塞がなければ) 難聴なし, (3) 耳漏が膿性 (膿粘性ではない), (4) 鼓膜に所見はない.

治療: 抗菌薬入りの軟膏を塗布, あるいは圧迫タンポンに軟膏を塗布し外耳道に挿入.

シナリオの注釈

Medication History: Asterizole  抗ヒスタミン薬. 日本では使用中止.

PROBLEM

3. クロラムフェニコールの副作用 (内用の場合)  重大なもの [JAPICより]

(1) 再生不良性貧血 (頻度不明): 再生不良性貧血が現れることがあるので,血液検査を行うなど,観察を十分に行い,血液に異常が認められた場合には直ちに中止し,適切な処置を行う.

(2) Gray syndrome (頻度不明): 腹部膨張に始まる嘔吐,下痢,皮膚蒼白,虚脱,呼吸停止等が現れる. 低出生体重児, 新生児には投与しない.

(3)視神経炎 (頻度不明), 末梢神経炎 (頻度不明): 長期投与により, 視神経炎又は末梢神経炎が現れることがあるので, 観察を十分に行い, 視覚の異常,四肢のしびれや異常感等が認められた場合には直ちに中止し, 適切な処置を行う.

4. (1) まず手洗い, (2) 薬液出口が耳に触れぬよう, (3) 薬滴が外耳道の途中で止まったら少し頭を振る, (4) 耳を上方へ向けて投与する, (5) タンポンを使用する方法もある.

13. (1) 薬による治療に加えて, 清潔に保つことが重要. (2) 自己管理が必要であるので患者に対する教育が重要. (3) 一般的に局所薬としてネオマイシンやクロラムフェニコールを用いるべきではない. (4) 抗菌薬全身投与は周囲の組織に感染が広がったときのみ.