「とある魔術の禁書目録」

いままで読んだラノベじゃかなり高得点。
ちょっと設定を押しすぎているところや、流れに無理もあるけど、
それを補って余りあるくらい世界やキャラが魅力的だと思う。
描写も良い。端的な文章で、映像が瑞々しく脳裏に浮かぶ。
押しすぎなのは「神の奇跡すら殺せる」の行、
無理は「インデックスが一年逃げてた」とか。
まぁそれなりに説得力は持たせようとしてたし、
当たり前のこととはいえ15%が嘘だ、って明かすところも面白かった。
この辺りを上手く説明するために「先生」は凄く都合が良いキャラだったし。
最後の「本当は覚えていないんだろう」っていうのはどうなんだろう。
好きではあるけど、どこか救いがない気もする。
「あっはっはのーはーっ」で喜んだところにこれでは、
意外性とか以前にがっかりな気もする。
でも凄いな。戦慄した。
ステイルとカンザキが活きていないのが残念。
それ以前にビリビリ女はガン無視だが。
続巻を意識して描かれた物語は興醒めだなぁ。

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最終更新:2008年10月03日 23:04
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