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「ぬうっ」
 ユミルの胸には、穴が空いた。
「……くそう」
 オーディンは、とどめを刺そうとして、地面に崩れかかった。すると、光がオーディンを包み、オーディンの傷は全て無くなっていた。そして、それを、遠くのリアルメシアが受け継いだ。
「……」
 異様に体は軽くなったが、リアルメシアはさっきまでオーディンにあった傷が走っている
「……雪那?」
 宝生は呟いた。
 その瞬間、リアルメシアから大きな光が放たれた

「なんだ、また、粒子砲か。芸のない奴」
 ラグナロクが呟くと、光の奥にいるリアルメシアの傷がなくなっているのがわかった。腕さえも、元に戻っている
「……まさかっ」
 それを受けた瞬間、左腕が落ちた。リアルメシアがさっきまでなかった腕の方だ。
「……そんなばかな」
「旬香ッ早く、ユミルをアームキルするんだ。」
 オーディンは頷き、動くことのままならなくなったユミルに、自分の角を突き刺した
 その瞬間、ユミルも同じような光に包まれ、またさっきと同じようにして、リアルメシアへいった光は即座にラグナロクに飛んでいった。
「くそ、くそっ」
 しかし、ラグナロクの脚はヘヴンと融合している。動くことは不可能だった。
 光が――直撃した
 ラグナロクの身体は、アームコアごとにバラバラになりながら、ゆっくり落ちていく
 ラグナロクは、死に往く瞬間、金色の、外なる神だ。
「くそ、ちくしょう、貴様か、エクジコオオオオオオオオオウゥ!」
「いい気味だ」

 一つのアームコアが、また輝きだした。
「勝ったね。オーディン」
『旬香、お前と出会えたことを誇りに思おう』
「何?どうしたの?改まって。」
『我々は居かねばならん。』
「……え?」
『我ら、アースガルズシリーズとは、母なる‘ユグドラシル’あってこその存在だ。彼女が、帰還を命じれば、我々も帰らねばならない』
「……」
『さらばだ。……旬香』
 隻眼の老人は、しずかに微笑むと……消えた。その瞬間、オーディンの機体は崩れ落ち、空には、一本の大きな樹があり、それに向かって沢山の人々が昇っていき、中に、先ほどの老人の姿もあった。
「……オーディン……」