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「まずは、根元から叩かないと。」
 スーが言った。
「必ず、母体となる機体があるはずなんだ。」
「どういう事?」
 李が聞いた
「これだけの数、人工のアームコアだ」
「人工のだって?」
 李が驚いても、スーは続けた
「それだけをアームホーンとして使用するのは不可能だ。だから、母体と、子機を作る。私達が延々と潰してたのは、子機だ。母体を叩けば、子機は活動ができなくなる。」
「僕たちで母体を叩くのは良い。しかし、その間子機は誰が受け止めておくんだい?」
 旬涼は言った。辺りがシーンとした。
「あの役立たず共」
 スーがぼそり、そう呟くと、無線から声が聞こえてきた
「こんばんは。愉快なテロリスト諸君。君たちを捕まえるのは後だ。今は、この機械君を倒さなければならない。……人手が必要だって?良いだろう。貸してやるよ!」
 後には、沢山のアームヘッドや重砲があった。
「重砲、発射!」
 前方にいたファントムが潰れ、バラバラになっていく
「白兵部隊、前!救護兵よ、偉大なテロリスト諸君を保護せよ!重砲及び、援護射撃班は、仲間に当たらないよう、少し遠くの所を狙いなさい!」
 片腕のアームヘッド達が一列に並び、前進してくる。宝生達の居るところを通り過ぎるところで、白いアームヘッドが私達を抱えた。
 片腕のアームヘッドは、目の前に来たファントム達を、リズム良く、かつ効率的に攻撃しているそれから少し遠くのところに、レーザーの光が直撃していく。
 宝生達はコックピットをあけると、円上のテーブルを囲んだ
「トールとジークフリートはここに残る。残りは母体の攻撃。イラミさん、戦えれる、チョー・スゲーな、機体はありますか?」
 スーはてきぱきと指示をする
「ありません」
「そうですか。それでは、行きましょう」
 全員がコックピットに乗ると、イラミは親指を立てた。
(ああ、そうか。……そういえば、李さんも、してくれたな……)

「俺たちは、ここでつまらない白兵戦か」
 木戸がぼやいた。
「良いじゃないです……か……」
 なだめようとした瞬間、目の前に大きく口を開けた狼があった。
「……」
 ゆうに三十メートル越えている。全員が、目を取られ、志気を失った。
「……」
 狼は、ジークフリートや、その周りのアームヘッドをを、飲み込んだ。
「旬涼!」
 木戸が叫ぶと、コックポットの中から腰から下のない旬涼が居た。
「……旬涼……」
 木戸はトールから織り、旬涼の横に走った。
「……木戸さん……最後、観た人間が……あなたみたいな怖い人なんて……全く、ついてないです。……どうせなら、……そうだな、美人が良かった。」
 旬涼は、石のように動かなくなった。
「……旬涼……」
 木戸は、狼とにらみ合った。
「……この、犬ちくしょうめ」
 木戸は、トールに飛び乗った。
「……弔い合戦だ。畜生が」
 トールは、狼に向かっていった。