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「壊れる!オーディンが!」
 あわてふためく宝生の姿を見る村井は、ひどく落ち着いていた。
 その瞬間、オーディンを光が包んだ。
 おおきな木の枝に首をつる老人。腹には槍が刺さっている。その瞬間、リアルメシアの粒子砲が当たった。しかし、貫通しない。微動だにせず再生がつづく
 その樹は鼓動するように動き、再生が――止まった。
 オーディンの自壊は止まっており、真っ赤なアームヘッドがあった。
『旬香、どうするかね』
「今は……戦うべきじゃない。逃げるべきだ。」
 宝生がそういうと、オーディンは納得したように頷いた
 オーディンのバーニアが一瞬止まり、その瞬間、爆発的なエネルギーが噴出された。
 その一回で、リアルメシアを通り越すと、バーニアの全速力で飛ぶ。

「……所長、……これ……」
 そういわれて〈ひかり〉の映像を見た天体学者が持っていたコーヒーを落とす
「直ちに、御蓮政府に連絡しろ……緊急事態だ……」

「ギャラルホルンが……」
 糸目の男、虎次が言った。
「何が起こるんだ?」
 李は不思議そうに言った。
「……世界が終わるかもしれません……」
「ただいま」
 すると、ルミナスと旬涼が現れた。
「……旬香はどうした?」
「……リアルメシアに、妨害され……おいてきました」
 旬涼がそういうと、李は頷いた
 機械音がなり、李が携帯電話を取り出した。その画面を見るなり、李の表情は一変した。
「……」
 携帯は次々に回され、次々に表情は変わっていった。
「To be able to fight, and to change the world」
 画面にはそう書かれていた。
 トゥ・チェンジ・ザ・ワールド。世界を変えるために、戦う
「ギャラルホルンが発令された。……今こそ、戦うときだ。全員、戦闘に待機せよ」
 みんな、李の問いかけに答えようとはしなかったが、その場の空気は変わった。
「皆々、好きなように戦え。……死ぬな」
 全員がアームヘッドに乗り込むと、李はみんなに向けて親指を立てた。
「こんなところで待つだけとは、歯痒いな」
 李が飛び立ったアームヘッドの背中をみながら言うと、虎次が答えた
「待ちましょう。帰ってきた英雄を、もてなすことが私達の仕事でしょう」
 李は、完成したがパイロットの居ないアームヘッド、ベオウルフをみた。
「まさか、出撃できないなんてな」
 李がそういうと、此花が現れた。
「……これに、のせてください」
「何故だ? 乗れないかもしれないのに。期待を抱くだけ……無意味だ」
「聞こえるんです。この子の声が。」
「きこえるだと?」
「そうです。……戦いたくて身震いしている」