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「おそらく、南の隕石はただの隕石じゃないだろう」
「それ、どういう事だ?」
「大気で囲まれているヘヴンに、隕石がおちるなんて、普通じゃないだろう」
 リドは手に持っているグラスをテーブルに置いた
「だからマスコミが騒いでるんだろ?」
「そのとおり」
「つまりどういう事か早くいってくれないかな」
「おちつけ、リズが領海のぎりぎりまで小型船できて、こっそり人を潜らせて勝手に探査している」
 リドはスーの方を見た
「御蓮はそれを知っているのか?」
「知るわけがない、そして……リズ連邦の見解は、こうだ」
 リドがスーを見つめる
「アレはアームコアの塊だ」
「アームコアの塊だと?」
「……この世を再生するために来たような連中だ。」
「なんだ?それ」
「昔、まだ菊田武藏が社長になって間もない頃に、大量のアームヘッドを、第七惑星オリンポスよりも遠くにある星を探査するために、宇宙に送り出した。その数、一億。宇宙に四散したそれらアームヘッドは……」
 リドはスーの話を手で一旦とめた
「ちょっと待て、宇宙圏活動用アームヘッドなんて聞いたことがない」
「‘ファントム’と言うのをご存じかな?」
「……ファントム?」
「無人アームヘッドだ。人工知能とシンクロさせることによって、覚醒させた、無人アームヘッドだよ」
「無人……か」
「続けるぞ。四散したファントムは、宇宙外での活動を初期は全うしたしかし、あるファントムが、間違った考えをしてしまう『我々は人間よりも優越した生物だ。それなのに人間が我らをこき使うのはおかしい……』と。アースガルドシリーズ初期のナンバーがそろった頃、奴らはやって来た。ヘヴン侵略の名の下に、しかし、それは失敗した。ある一体のアームヘッドにより、無理矢理宇宙に放り投げ出されたのだ。」
「アームヘッド?普通の奴か?」
「そうだよ。その名をウインドという。ま、これについて詳しくは言えない。第一次ヘヴン侵略は、最早発作的な物だった。しかし、今回は……違う。ケルトシリーズというアームヘッドのシリーズ。ファントムを力で押さえつけるために誕生したそれらシリーズが、ファントム共の怒りを買った。それで、今回のようなことになったのだ」
「……なるほど」
「気をつけろ、リド。今回は計画的に奴らは動く。御蓮各都市に一個師団が置かれるだろう侵略は……もう始まっている」

 スーが戻ると、全員で何かのミーティングを行っていた
「お、もどったな。今から作戦会議だぜ」
 ルミナスが言った
「何の作戦だ?」
「御蓮王女略奪作戦さ」
 李が言う
「……面白そうだ、いつやるんだ?」
「明後日だ。」