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「お兄ちゃん、何処に行くの?」
 ボールを持った少年は駿河に着いていった。
 駿河のいくさきには、一体の黒いアームヘッドがあった。
「逃げろ。北に向かって。……もうすぐ、すべてのありとあらゆるものは皆死ぬだろう」
「どうしてそう思うの?」
「……簡単なことだ。俺の予感ははずれない」
 駿河は、ふと思いついて、少年に聞いた。
「少年、名前は?」
「……久世、創甫」

「ッスゲエ!」
 李は、印象が全体的に変わったヘルをみて、興奮したようだった。
「何があったんだ?こんな状態、見たこと無いぞ。」
 ロキというアームヘッドに乗って助けてくれたスーが言った。
「このフォルム!フォオオオオ!」
 李は聞く気がないようだ。スーはため息をついて、フードを被った男をみた。すると、ルミナスが一人、ぼそっと呟いた。
「……こわっ」
「……確かに、ヤクザ、みたいだな」
 スーも、呟いた。
「まあ、いいや。ちょっと、出てくる」
「うぃ」
 ルミナスと私は、適当に返事をした。李は……
「フオオオオオオオッホォオオオウウゥウ」
 そんな暇はなさそうだ
 スーは、いつもどおり、ある店に入った。薄暗い店内に、一人、金髪の男性が座っていた。左目は常に閉じていていて、一本の傷跡が走っている
「久しぶりだ。リド」
「お前が来たって事は、どういう事かだいたい分かるよ」
「分かってるじゃないか。リド」
 スーはテーブルに置かれた酒を持った。
「たく、一緒に飲もうぜ、って言えばいいのに」
「そういうのがめんどくさい性分でね」
「そういうところ、変わってないな。」
 リドはグラスを構えた。スーはそれに自分のグラスを当てると、綺麗な音が出た。
「まあ、いい。元同業者に、乾杯」
「乾杯」
 リドはグラスの中に入った酒をかるく飲むとテーブルに置いた。
「あれから、どうだ?親友」
 リドが言い出した。
「どうした。あらたまって」
「良いから、答えろよ。」
「……そうだな、今は、ある組織にいる。」
「そうなのか……お前がか。まあ、やってることは今も昔もか椀ねえな。お前は」
「お前はどうなんだよ、リド」
「俺?俺は今、お姫様の守護さ、ナイトだよ、ナイト」
 スーは少し考えてから言った。
「給料良さそうだな」
「お前は、いつもどおりだな、本当に」
「さて、と、本題に移るぞ」
 スーはため息をついた。
「来ると思った。」
「……最近、マスコミが騒いでるあれ、だよ」
「……南の海におちた、隕石の話か?」
「お前なら知ってるだろ」
「知らないこともないな」
「教えてくれ」
「わかったよ。」