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 李曰くの‘安全な場所’。海辺沿いの小屋だった。私はオーディンに木の枝や草の葉っぱをかけると、その小屋の中に入っていった。
「……埃っぽくないな。」とスーが言う。「最近まで使われていた建物だ。」
「使われていた?そんなことがあるわけ無い。もう五年も使ってないような建物なのに。」と李は明かりをつけた。「……けど、確かに埃も被ってないな。」
 私は近くにあった銃を一丁拾った。
「……これ、なに?」私が問いかけると、李がそれを取り上げた。
「菊田は銃を持たない。……つまり……」
「隠れろ!」李は叫んだ。
 歩いてくる音がして、私達は机の下に隠れた。
「何か音がしたぞ。ルミナス」男の声だ。
「さあ?知らない。あなたも早く仕事に戻れば?今はガードマンだっけ。」女性の声。
「……分かった。私は仕事に戻る。」
「はいはーい」
 男の方が小屋から出ると、李が言う。
「オーディンがばれるぞ」
 すると、おおきな音がした。「さあ、もう大丈夫。爆音の方に気が取られてアームヘッドもばれないし、あいつも外に行った。」さっきの女性の声だ。
「……」私達は黙って机の下から出た。
 緑色の目に青い髪に、にやけた顔。露出度の高い服を着た彼女は言う。「初めまして。トゥ・チェンジ・ザ・ワールドの皆さん」
 李は一歩前に出て言う。「……あなたが……ルミナス?」
「いかにもー。サー菊田は?まあ、サーっていう程でもないか。菊田は?あいつに私は会いたいんだけど?セイギマンについて話したいし。いや、語るって言った方が良いのかな?」
 李の顔が曇る。
「……そういうことか。あいつが死ぬなんて……自分のことをヒーローだと言ってた男が……」ルミナスと呼ばれた人は呆れたように言った。「とはいえ、李。あんたが菊田の意志を継ぐんだろ?私は菊田を助けるって言っちゃったんだから、あんたには従うよ。何をすればいい?テロ?テロなら得意……って訳じゃないんだけど。あ、なに?銀行強盗とかー?」ルミナスは手で殴るようなポーズをしながら言った。
「当分、活動はしない。」と、李は言った。ルミナスは不服そうに動くのを止めた。「そう。」
「……じゃあさ、」ルミナスは一旦椅子に座ったかと思うとまた飛び上がった。「自己紹介しよう。ね?いいだろ?李。何事も第一印象さ」
 正直お前の第一印象はよくないよ。と思ったが一応自己紹介をした。
「お名前は?」とルミナス
「宝生旬香です」
「ほうほう。シュッチーね。好きな俳優は?」ルミナスは満足げな顔をした。
「えーっと、特に……あ、セイギマンの人」
「ナニィ?ほうほう。良い趣味してますね好きな食べ物は?」ルミナスは聞いた。
「えっと……りんごジュースかな」
「甘いのがすきなんですね。アップルパイは好きですか」
「あ、はい」
「今度私が作ってあげるよ。」と自慢げなルミナス。「じゃあ、よろしく」といって、ルミナスはてをだした。
「よろしく」
 私がそういうとルミナスはターゲットをスーに変えた