英名:Binding Thorn
レアリティ:C 絵師:記載無し 番号:BS01-134 収録:BS01/BSC02/BSC06
コスト:2 軽減:2 シンボル:緑 種類:マジック
相手のスピリット1体を疲労させる。
備考/性能
最もシンプルかつ、軽量な単体疲労マジック。
第一期時の軽量緑速攻環境においてはシーザーとともに主力疲労カードとして活躍した。
カーテンと同じく、コストが軽くゼロコスト発動可能なのが利点の一つ。
しかしながら、コアブが充実した第三期環境以降では緑デッキでゼロコスト発動する必要性が薄い。
単体疲労+αの互換カードが多いため、ソーンにお呼びがかかることは少なくなっている。
所持するカードが足りているならソンプリやトラトラ高威力の互換カード群を優先採用したほうが良いだろう。
防御目的に使用する場合、敵アタッカー候補の排除はイコールで返しのターンにおける、
敵ブロッカー候補の排除に繋がる。
このブロッカー排除によって、攻めに転じる機会が得られるならば一石二鳥の戦果と言えるだろう。
アタッカー対象で防御専用のカーテンに対し、疲労系は守りながら攻めの手数を兼ねることになる。
バウンスやカーテンに共通する欠点として白の装甲/重装甲持ちに通じない点が挙げられる。
白系のデッキが相手の場合、防御手段としては腐り易いため、
安定性では神速や非アタッカー対象で防御専用のサイレントウォールに劣る。
リボン/チェストなどの単体バウンス系と比較した場合、バイソン/トラトラなどの単体疲労系はコストが軽い。
そのため、他色にタッチで採用する場合は、バウンス系よりも疲労系の方が投入が容易になっている。
疲労させた敵スピリットは返しのターンで効果対象に狙えるので
ダークウィッチの疲労破壊やマルバレオンの疲労対象の指定アタックとシナジーさせることが出来る。
これに対しバウンス系はコストが割高な分、対象を場から排除してしまうので、再度召喚コストを支払う必要が出てくる。
そのため、相手の展開力を弱めやすく、高コストに対して使う場合は疲労系よりも有利に働きやすい。
召喚時効果を持つスピリットに対しては再利用される心配の無い疲労系が有利に働き、
疲労してもブロック可能な疲労ブロッカーに対しては場から排除するバウンス系が優る。
しかしながら該当色の装甲/重装甲に弱いのはどちらも同じであり、
ギラファランドゥなどの高BP疲労ブロッカーを処理できないとロック戦術によって
『詰み』状態になる可能性があるのでそういった地雷に遭遇すると致命的なのは疲労系のほうだろう。
疲労系は回復状態のスピリットに対して効果を発揮するので、攻撃宣言で疲労済みのアタッカーに
発動しても攻撃を止めることは出来ず、最初の一体目の攻撃を防げない。
その代わり、強襲持ちやハヤトなどの二回目以降の連続攻撃を止めることが出来る。
バウンス系は最初の一体目を妨害することも出来るが、合体スピリットが相手だった場合、
ブレイヴだけが残存して攻撃を続行される可能性がある。
何れもブロッカー無しでノーダメでやり過ごすことができない点ではカーテンに劣る。
公式Q&A/ルール
原文転記Q1/100803
Q.1 アタックしてきたスピリットを、ブロックせずに、このマジックの効果を使ったら、ライフは減るの?
A.1 相手の「アタックステップ」でこのマジックの効果を使う場合、まず、相手が「アタック宣言」をしたとき、相手のスピリットは疲労します。その後、ブロック側のプレイヤーが「ブロック宣言」をしなければ、「バトル解決」時にライフにダメージを受けてしまいます。ですので、すでに「アタック宣言」をしたスピリットに、このマジックを使っても、ライフへのダメージを防ぐことはできません。
エピソード/キャラクター
最終更新:2011年08月29日 16:35