クトゥルフ神話TRPGリプレイ

第5回プレイログ

 

●表記について

 プレイログをまとめるにあたり、訂正・省略した部分などは、【 】で示しました。

 小さな誤字・脱字などは断りなく修正しております。

 

●開幕

 

K:前回の予定では

K:ハミルトン、アルバート、ゲイン、ダニエル→儀式の準備

ピート→ジェイクを連れて劉と合流

ヘイズ氏→犬を連れて屋根裏部屋の調査

K:ということになっておりました

ピート:ふむふむ

ヘイズ氏:おりました

K:ですが、その前に大事なことをひとつ忘れてました

ヘイズ氏:ほほ

ピート:な、なんだってー

K:教授とゲインは『妖蛆の秘密』を斜め読みしたので

ヘイズ氏:oh...

K:正気度を失います

劉:ウヒ

アルバート:オゥ

K:というわけで、アルバートは1d6を振ってください

ピート:アワワワ

アルバート(ダイス機能):1D6 = 5 = 5

アルバート:ギャース

K:でかいな

ヘイズ氏:ゴクリ

K:でも数時間かけてゆっくり失ったので発狂はしません

ダニエル:斜め読みでこの威力

K:現在正気度を5ポイント減らしておいてください

劉:魔術書こええ

アルバート:大ダメージを食らった

ピート:真剣に読んだらダイス何個分なんだろ

K:アルバートは、占い、使い魔、魔術、精霊、吸血鬼などについて読みふけり、正気を失った

K:2d6です>真剣に読んだらダイス何個分なんだろ

アルバート:倍ですね。斜め読みの

ヘイズ氏:しんじゃう!

ピート:発狂しちゃう!

K:では、今回の処理の順番は、@ピート&劉、Aヘイズ氏、B教授&ダニエル

 

【今回はハミルトンとゲインのプレイヤーはお休みです】

 

ヘイズ氏:教授&ダニエルって何かコメディっぽい

K:で、いこうと思いますが、ピートが浮浪者のジェイクを連れて行く前にちょっと確認しておくことがありました

ピート:はい

ピート:おお

K:HEX出たかな?

 

【また一部でHEXに不具合が生じました】

 

K:前回、ヘイズ氏とピートは地下室でジェイクと出会い、彼をロスの辻の雑貨店まで送っていくことにしたわけですが

K:ちょっとイベントがありました

ヘイズ氏:おー

ピート:なんと

K:で、ジェイクは連れられていく前に、全財産を持っていくんだとか言い出します

ピート:ぬぅ

アルバート:死にフラグ

K/ジェイク:「これを取りに命がけで戻ってきたんだ」

K:とか言いながら、暖炉の前にあった、毛布や缶切りやナイフなどのガラクタを大事に抱えました

劉:泣いた

ピート:生活に必要だもんね

ヘイズ氏:「…あー」

K:で、ピートとヘイズ氏は、そんなジェイクを抱えながら、HEX左の玄関から出てきたわけですが

ヘイズ氏:

ピート:

K:入口の上の横木に、記号が彫られているのに気づきました

ピート:「なんだこりゃ?」

K:ヘイズ氏はわかりますが、昨夜、劉が写してきた記号と同じです

ヘイズ氏:「ああ、昨日劉君もこんな記号をメモしてたね」

ヘイズ氏:「まあ、とりたてて気にする事もないだろう」

K:以上の2つのイベントを前回忘れていたので今いいました

ヘイズ氏:おおー

ピート:手がかりだー

ヘイズ氏:手がかりだねー

 

●アーカム近郊、ロスの辻

 

K:では、ピートはジェイクを車で送っていくのかな?

ピート:車借りていいのなら

K:そうするとヘイズ氏はしばらく車なしですね

ピート:緊急時用に残したほうがいいかな

ヘイズ氏:いや

ヘイズ氏:持っていっていいよ 鍵を渡そう

ピート:んでは、借りてきます

K:村から1マイルぐらいあるので、狂ったジェイクを連れて歩くのはちょっとしんどいです

ヘイズ氏:「早く安心できるところへつれて言ってやったほうがいいな、まあ、私はここで短めのバカンスとしゃれこむとするさ」

ヘイズ氏:と鍵を渡す

K:では、車に乗って、ピートとジェイクがロスの辻に戻り、マー・ピーターズの店で劉と合流しました

ピート:「んじゃ借りてくぜー」

ピート:到着

ヘイズ氏:「きちんとこの桃源郷にまた迎えに来ておくれよ」

K/マーさん:「おや、もうお戻りかい」

劉:「おかえりなさいやし、首尾はどうでしたかい」

ヘイズ氏:マー

K:たぶんマーさんと劉は店でだべってました

ピート:「薄汚いのを一人拾っただけさ、おばちゃん、酒をくんな」

K/ジェイク:「お、俺は何もしてねぇよ」

K:ジェイクは余計なことを言います

ピート:なんてドジっ子

ヘイズ氏:フヒヒ

K:ピートと劉は〈目星〉を振ってみて

劉:オッサンじゃなければ萌えキャラだったかもしれないのに

K:前にも振ったけど

ピート:25

ピート(ダイス機能):1D100 = 63 = 63

劉(ダイス機能):25% 1d100 = 73 = 73

ヘイズ氏:ゴクリ

ピート:ぐふぅ

K:じゃあ、あいかわらず2人が見落としてるところへ

劉:フフフ

K:マギー・マクファーソンを探していた村人達がどやどやと帰ってきました

ピート:あああ、タイミング悪い

K/ロスの人:「ふー疲れたぜ、一杯飲んだら今度は南の方を探してみよう」

K:とか言いながらいろいろ注文しています

劉:いなくなったオバちゃんか…

K:そこへマーさんが、ヘイズ氏から聞いた、探索者たちは怪しい人じゃないよ、とかいう話を始めたんですが

K:ジェイクに不審な視線が集まっています

劉:あっしじゃなくてよかったでやんす

K/ジェイク:「な、なんだってんだ!俺はあの悲鳴の女とは会ったこともねえっ」

劉:「ジェイクの旦那、注目の的になってやすが何かしでかしたんで?」ヒソヒソと

ピート:ああ、なんてドジッ子

劉:「……」

ピート:「お前・・」

ヘイズ氏:Jさん・・・

K/ロスの人:「おい、あんたら、知り合いかい?」

劉:「ま、まさか旦那が……」

K:とか言って険悪な雰囲気になったところで追い討ちをかけるように

K:別の捜索班の村人たちがまた帰ってきたんですが

K:なにやら話しながら店に入ってきました

劉:聞き耳を立ててみるでやんす

K/ロスの人:「それで、ヘイスティングの息子が、昨日の夜にマギーと話してる男を見たんだって?」

K/ロスの人:「ああ、車で来たらしいぜ」

劉:(ドキッ)

ヘイズ氏:ワク

ピート:アワワワ

K/ロスの人:「厄介なことになったな、保安官を早く呼ばんといかんな」

K/ロスの人:「ああ、保安官が来るまでは、いつもどおりマー・ピーターズが代理だな」

ピート:マーさん?

K:そこで劉とピートは、店の壁に

ヘイズ氏:ほあんかん!

K:マー・ピーターズを名誉職の治安判事に任じるという証明書がかけられているのにやっと気づきました

劉:「のどかな村にも物騒な話はあるんでやすなあ」白々しく

劉:ゲー

K:そこでですね、どうやらマーさんは君達を拘束すべきかどうか悩んでいるようですが

K:うまい言い訳があればどうぞ

ヘイズ氏:緊縛!

劉:ピンチの予感

ピート:うーん

劉:うむむ、アリバイを証明してくれる人物がいない……

K:今のところは、昨夜の車の男が劉だとはばれてないようなので

アルバート:先行偵察組が早速パクられようとしている…

K:マーさんとしては、マギー失踪事件の重要参考人としてジェイクを取り押さえたいようです

ヘイズ氏:あるある

ピート:ジェイクは昨日森に逃げてたんだよね

K:そうです>森に逃げてた

ピート:でも証明できないよねー

劉:ふむ…ジェイクをかばって車の男は別人であることを言ってしまうとこっちに火の粉が飛んできそうだしな

ヘイズ氏:ここは一緒に緊縛されて無実アピールだ

K:ただし、マーさんはヘイズ氏のインチキ信用の力で、ピートと劉は、まあまあ信用してるので、2人がジェイクの身元を保証すれば見逃してくれるかもしれません

ピート:そもそも件の車が店の表にある・・

K:そうでした

ヘイズ氏:チンチキとかいわれた!

ピート:身元保証・・

アルバート:インチキ信用ふいた

K:件の車が、子供の目に止まるとやばいかもしれません

劉:浮浪者の身元証明・・・

ピート:言わなきゃよかった・・

ピート:俺のダチだーとかで通る?

K:ではロールプレイもしんどいので、ここは〈言いくるめ〉ですぱっと決着をつけましょう

ヘイズ氏:わははは

ピート:くそぅw

K:言いくるめじゃなくても、交渉関係の技能ならなんでもいいよ

ヘイズ氏:まあ捕まったら後で助けに行くよ、正気が残ってたら

劉(ダイス機能):では「いやあ、こいつはあっしの知人でして」65% 1d100 = 70 = 70

ヘイズ氏:ゲェー

劉:ギャー

ダニエル:おしい

K/ジェイク:「こいつらは俺のダチだー」

K:ジェイクも何か言っています

ピート:「汚いなりだが俺のダチだよ」 5%

ピート(ダイス機能):1D100 = 28 = 28

ピート:ぐぐぐ

ヘイズ氏:苦しい立場に追い込まれたようだな

アルバート:ダメな方向に説得力が

K:苦しい立場のようです

劉:さらばジェイク、君はいい友だった

K/マーさん:「ちょっとすまないがね、そっちの兄さんはなんていったかね」

K/マーさん:「今、いっしょに来た兄さん」

K/マーさん:「悪いけど、セイレムから保安官が来るまで、この店にいてもらえないかね」

ヘイズ氏:もっと幼女っぽく言ってくれ

ピート:ジェーイク

K:そんなかんじでジェイクは身柄を拘束されました

劉:「へえ、こいつはジェイクという男でして・・・ええッ?!」

ヘイズ氏:…南無

劉:「い、一体ジェイクが何をしたんで?」

ピート:「こいつは何もやってねぇよマーさん。」

K:まー、あとでもっと言いくるめや信用が得意な探索者が来たら、もういちど挑戦していいです

ヘイズ氏:キタラネ

K/ジェイク:「ピ、ピート助けてくれー」

ピート:「うーん・・すまん。」

K/マーさん:「マギーの行方不明に関係がないとわかったら、行ってもらってもいいから」

K/マーさん:「その車の男というのも調べてみなきゃね」

K:というかんじでジェイクが捕まったところでこのパートは終わりですが

K:劉とピートの今後の予定はどうします

ピート:マギー探し?

K:いま午前10時過ぎぐらいかな

劉:「あっしは別に真犯人がいると思いやす、あっしらも独自にマギーさんの捜索をするでやすよ」

K:車に乗って農家に戻るか、アーカムで車を交換してくるとか

ピート:「それがいいな。ジェイクも助けてやらねぇと」

K:マギー探し隊に加わってもいいよ

劉:車の交換は必要ですよねー

劉:ではあっしはマギー探しに

ピート:んじゃアーカムまでひとっ走り

K:独自でマギーを探してもよい

劉:つまりホラーを楽しめと

K:では、劉はマギー探し、ピートはいったんアーカム、というところで、ヘイズ氏パートへ移動します

劉:その挑戦状受けて立とう、独自に森を探す

ヘイズ氏:おー

ピート:死亡フラグ2本目が・・

K:ていうか、ピート1人でアーカム行っても、教授とか知らないんじゃないか…

ピート:

K:では、ヘイズ氏に戻って、HEXを確認してください

ヘイズ氏:面白くなってきた

アルバート:会ったことないもんね

ヘイズ氏:わー ダダダダ

劉:ではピートとあっしの役割を入れ替えるとか

ヘイズ氏:「さて、とっとと確認して散歩がてらブランチとしゃれこむとするか」

ピート:アーカムで途方に暮れる浮浪者の図が・・

 

●アーカム近郊、農家

 

K:ピートの犬もヘイズ氏のあとをとことこついてきます

K:では、はねあげ戸を調べるんでしたっけ?

ヘイズ氏:えーと周りに、ハネとを引っ掛けられそうな棒を探そう

ヘイズ氏:うん

K:暖炉にひかき棒がありました

ヘイズ氏:よし、じゃあそれを使って空けるぞー

K:また、さっきジェイクがテーブルの足を持ってました

ヘイズ氏:「おっと、いい物があった」

ヘイズ氏:じゃあひかきぼうを使って上を引っ掛けて開けよう グーニーズ的には

犬:犬スタンバイ

K:では、ヘイズ氏は戸を押し開けようとしてふと気づいた

ヘイズ氏:ふと

K:おー>犬

K:犬の技能:聞き耳 75%、興味ある物を嗅ぎつける 90%

K:自由に振っていいよ

犬:了解

アルバート:なにその高性能な犬

ヘイズ氏:ウォーハンマーといい犬は強いな

犬:それでも外す駄犬だけどね

ヘイズ氏:わはは

K:はねあげ戸の周りの木の枠に、さっきと同じ記号が彫られている

SystemMessage:犬さんがチャットから落ちました

K:そして、戸は異常に重い

ヘイズ氏:犬避けの印だったんだ

アルバート:犬ーーー

K:犬ーーーーっ!!

SystemMessage:ピートさんがチャットに加わりました

ヘイズ氏:「ヌッ、クッ、開かないか」

K:おかえりー

K:ゲームでいうと戸のSTRは12です

ピート:ただいま。hexがバグったわー

ヘイズ氏:ほう

ヘイズ氏:ヘイズは10だからやや弱いな

アルバート:古いから建て付け悪そうだな

K:棒で押し上げるのは困難なのでSTR17扱いということにしよう

ヘイズ氏:よし、勝負か!

K:そして、向こう側から、何かが積まれているようなかんじです

K:抵抗ロールするならどうぞ

ヘイズ氏:どうするんだっけ

K:能動が10で、受動が17だから、50%+5x(10-17)=50−35=15%

K:15%の成功率です

ヘイズ氏:よしきた!

ヘイズ氏(ダイス機能):1d100 = 97 = 97

ヘイズ氏:失敗!

K:では、棒はすべってうまく持ち上がりません

K:アイデアロールをどうぞ>ヘイズ氏

ヘイズ氏:ようし

ヘイズ氏(ダイス機能):80% 1d100 = 91 = 91

ヘイズ氏:失敗!

K:いいアイデアも浮かびません

ヘイズ氏:仕方が無いから足元で台になりそうな奴を探して見て、なさそうなら別の事をしよう

K:ではこの部屋には台はなさそうですが、地下室には何かあるかもしれません

ヘイズ氏:「よし、犬よ。地下だ。うまく台が見つかったらボローニャソーセージを食わせてやるぞ」

K:そして部屋を見回していると、暖炉の対角の壁に高い棚があるのに気づきました

ヘイズ氏:ロウソクをつけて見に行こう

犬:犬、のそのそと歩いて行きます

ヘイズ氏:ほう

K:犬のロール振ってー

犬(ダイス機能):1d100 = 92 = 92

K:駄犬すぎる

アルバート:駄犬

ヘイズ氏:ここに居る奴はどいつもだめだ

犬:なん・・だとw

ヘイズ氏:じゃあその高い棚を見に行こう

ヘイズ氏:つかえそうかな

K:棚の上には、古い木製の葉巻入れの箱と、黄色く変色した書類が一束あります

K:ちなみに棚は壁に作り付けで動かせません

ヘイズ氏:「んん…?」

ヘイズ氏:興味を惹かれたので書類と箱を持ってきて中を見よう 丁寧に

K:ヘイズは葉巻を吸う設定かな?

ヘイズ氏:紙巻じゃなくて葉巻派

K:吸わなければ〈歴史〉ロール

K:吸うなら、振らなくても、1880年代の葉巻だとわかります

ヘイズ氏:ふむふむ

ヘイズ氏:一応分かった

K:つまりルパートがここで交霊術をした時代のものです

K:箱か書類かどっちから見ますか

ヘイズ氏:ぬう、葉巻を見て納得したようにとりあえず書物から

ヘイズ氏:書類

K:書類は、13枚あって

ヘイズ氏:嫌な数字だ

K:1882年3月の日付などが手書きで書かれています

K:達筆だけど見覚えのない筆跡です

ヘイズ氏:「ルパートが何やらしてたっていう時のものか…?」

K:そのうち6枚はまったく同じ内容で、ラテン語の文句を英語で発音できるように書き改めたものです

ヘイズ氏:ふむ、読み取りつつ調査ノートに写しておこう

K:3枚は、『妖蛆の秘密』という本についての覚書のようなものです

アルバート:似たようなもの知らずに今作ってるんだよなw

ヘイズ氏:ゴクリ

K:まさにそうです>今作ってる

K:教授が気がついたように、これは、50年前バージョンの、妖蛆の秘密のまとめです

ヘイズ氏:おー

K:次の1枚は

K:・五芒星形の描き方

・火で燃やす化学薬品の組み合わせ方

K:ですし

ヘイズ氏:「『妖蛆の秘密』…ははあこりゃ発見だ、お手柄だぞ犬」と抱えてくるくるまわそう

K:残りの3枚は

K:・儀式の進め方

・霊を追い払うためには呪文を逆に唱える

・儀式は真夜中から始めて2時間かかる

・詠唱を途切れさせてはならない

・悪意ある霊が入ってこないように見張りを立てる

K:なわけです

犬:わふわふ言って喜ぶぜ犬。何もしてないけど

ヘイズ氏:「ふむふむ…霊を追い払う…ね」

K:書類の情報は以上です

ヘイズ氏:「私にとっちゃ慣れたもんだ」

ヘイズ氏:ニヤニヤ笑いながら葉巻を手にとってみよう

K:では、葉巻の箱の中には、2つの物が入っていました

K:1つは小さな金属製の缶です

ヘイズ氏:ほうほう

K:もう1つはすべらせて開けるふたの付いた、もっと小さな木の箱です

ヘイズ氏:缶からあけていく

K:缶の中には、茶色っぽい粗い粉が入っていました

ヘイズ氏:

K:量はおおざっぱにいうと「ひとつかみ」ぐらいです

ヘイズ氏:ははあ

K:〈化学〉があれば何かわかりますが、ヘイズ氏にはないな

ヘイズ氏:これはこっちの持ってる情報だっけなあ まだ持ってなかったか

ヘイズ氏:ないない

ヘイズ氏:でもまあ

K:これも教授チームは調査済みですね

ヘイズ氏:火で燃やす科学薬品なんだろうな とは思う

ヘイズ氏:さっきの書類から

K:そうですね、書類にもだいたい書いてあるはずです

ヘイズ氏:重要アイテムっぽいからぽっぽにないないしておく

K:ないないしました

ヘイズ氏:で、次は小箱だ

K:小箱の中には、銀色っぽい細かい粉が入っていました

ヘイズ氏:イブ粉か…

K:量はおおざっぱに「ひとつまみ」ぐらいです

ヘイズ氏:ちょっとまってね

アルバート:イブングハジの粉まであるのか…

K:待つよ

ダニエル:至れり尽くせり

K:今日はもう時間ないので、地下室の調査は次にして、最後にアーカム班のイベントでしめよう

アルバート:あい

ヘイズ氏:「これが≪イブン=グハジ≫の粉…か?」 とだけいってこれも懐に入れておこう

ヘイズ氏:日記に記述があるのは確認した 手持ちの情報だ

K:懐にしまいました

ヘイズ氏:やばい 私が死んだらクリアが難しくなる

K:葉巻入れの情報は以上です

ヘイズ氏:了解ー

K:で、ヘイズは地下室の調査を再開、ということでいいのかな

ヘイズ氏:おk

ヘイズ氏:ヒマだから次のターンにでも劉ちゃんが迷い込んできてくれると嬉しい

K:では、ヘイズと駄犬は、地下室に下りて、脚立に使えそうな古い家具を見つけたところで

ヘイズ氏:おー

アルバート:まあ、最悪地下室でヘイズ氏が死体になって転がるハメになっても、儀式に必須なものは全て教授達が用意してるからね!

K:アーカムへ移動します

ヘイズ氏:よかった!

アルバート:イブン・グハジの粉が無いくらい

 

●アーカム、ハミルトンのスタジオ

 

K:では、アーカム班はもうお昼過ぎですね

ダニエル:もう図書館から出たんですよね

K:4人はハミルトンのスタジオで、呪文をまとめたり、薬品を調合したりしていたわけですが

ヘイズ氏:ハミルトン=スタジオって凄いハイレベルな映画スタジオみたいだ

K:たまたま、ハミルトンが薬品を買出しに行き、ゲインが文面の不明点を図書館の一般書で確認に行ったタイミングで

アルバート:タイミングで

K:来客があります

アルバート:「……ん?ハミルトンが帰って来たのか?」

ダニエル:「おう、早いじゃねえか」

K:スタジオの呼び鈴が鳴ったので見ると、30ぐらいの陰気な男と、40ぐらいの身なりのよい冷酷そうな男のコンビです

K:30のほうが見覚えがあります

アルバート:ほほう。誰だろ

K:もう忘れたかもしれないけど、ルパートの病室で紹介されました

アルバート:息子?

K:息子のバートランド・メリウェザーです

K/バートランド:「やっぱりここだったか、さあ返してもらおうか」

ダニエル:「話が見えねえんだがどちらさんで?」

アルバート:「あなたは確かルパートの……は?突然どうしたんですか?」脈絡もない話に何事かと

ダニエル:いなかったので

K:ダニエルは初対面ですね

K/バートランド:「おやじの遺品を引っくり返してここの住所を見つけたんだ」

K/バートランド:「あんたら、病室から箱を持ち出しただろ?」

アルバート:「…ここは友人のスタジオですが……それが何か?ああ、所有者のハミルトンはただいま席を外して留守番中なのですがね」

K/バートランド:「一昨日、あふくろがおやじに言われて持ってきてやった箱だ」

K/バートランド:「中に何が入ってた?現金か?株券か?社債か?」

アルバート:「……はて…箱ですか?」

ヘイズ氏:沢山の絶望とちょっとした希望が

ダニエル:「全く話が見えねえな。なんのことだい?」

K/バートランド:「とぼけても無駄だ、おやじが死んでゴタゴタしてたが、持ち出せるのはあんたらしかいない」

ダニエル:と、アルバートに

アルバート:「私個人としては、その箱の事はよく存じ上げておりませんが……あそこに居たほかの方にも聞いたほうが宜しいのではないですかね」

K/バートランド:「出るところに出てもいいんだが、穏便に済ませようとやってきたんだ」

K/弁護士:「あ、私、こういう者です」

K:名刺を差し出したのを見ると、どうやら40男のほうは弁護士のようです

アルバート:「私達はルパートとの交友関係を通じてあそこで始めて会った方々ですから。他の方については殆ど何も知らないのですよ。ハミルトンさんとは少々その後ご縁があって、こうして交友を深めるべくお邪魔してはいますが」

アルバート:とりあえず、事が終わるまではしらばっくれないと面倒だと思って誤魔化すつもりの教授

K/バートランド:「では、他のやつらはどこにいるんだ」

ヘイズ氏:ややこの世ならざるところに…

K:どうやら、バートランドは、相続の整理などしていて、箱がないことに気づいたようです

アルバート:「あそこの病室に居たのは……ハミルトン君の他には誰が居たんだったか…ハミルトン君は先も言った通り少し外しているだけですがね」

K:そして中にはきっと財産が入っていたに違いないと疑っているようです

アルバート:「他の方がいまどうしているかは私には判りかねますが……もし何かその事についてわかったらご連絡差し上げましょうか?」

K/弁護士:「では、できるだけ速やかに私の事務所に連絡をいただけますかな?」

K/弁護士:「私の依頼人は、葬儀の後で遺言書を確認するまでに、この件については解決しておきたいと望んでおりますので」

アルバート:「ええ、では名刺を……ああ、私のもどうぞ」と言って、名刺を交換しておこう

ヘイズ氏:ベン弁護士

K:知識ロール振って、といおうと思ったけど、だいたい成功するな

K:ダニエルには〈法律〉ロール振ってもらおう

アルバート:まあ99%成功しますね。知識ロールだと

K:2人とも一応振ってください

アルバート:こっちは知識ロールでいいのかな

アルバート(ダイス機能):1D100 = 28 = 28

ダニエル(ダイス機能):1d100 = 38 = 38

K:2人ともアーカムの住人じゃないから、アーカムの弁護士にはそんなに詳しくないな

ダニエル:60で成功

K:では、教授は、弁護士の名刺をもらって、そういえばこんな名前の悪徳弁護士が、酒の密輸事件の弁護とかしてた気がするな、と思い出しました

ヘイズ氏:あー

アルバート:ははあ、金の為なら口八丁なタイプか

ピート:もしかして弁護されてるかしら俺

K:そして、ダニエルは、ヤクザ稼業の法律の知識で、ルパートが一応は生前にくれた箱だから、もらってもかまわないはずだけど

K:ルパートの贈与を証明するのは困難だし

K:土地の権利書については、さすがに農家をもらったことにはならないだろうな、とわかります

K:よってバートランドと争うなら、だいぶ泥沼になりそうです

アルバート:まあ、面倒くさい儀式が終わったらとっとと返してしまったほうが面倒が無くてよさそうですね

ダニエル:そうだな。厄介ごとは御免だ

K/バートランド:「よし、今日は引き下がるが、葬式までには必ずカタをつけてもらうぞ」

K/バートランド:「もしもあんたら全員が箱のことを否定するなら、法廷で会おう」

K:そんな捨てゼリフを残して、2人は帰って行こうとしますが、何か聞くことでもありますか?

アルバート:特にないですね

ダニエル:これ以上突っ込んで

K:ないなら帰っていった

ダニエル:馬脚を現したくないしな

アルバート:ああ、葬式の予定日は聞こうかな

アルバート:普通に参列する心積もりで

K:うん、聞いてやれよと思った>葬式の予定日

ダニエル:素で忘れてた

K:まー葬式の日取りが決まったら、たぶんアーカムの地方新聞に広告が出るはずです

K:では、教授たちは作業に戻ったということで

アルバート:まあ今日明日の話ではないから充分時間はある

K:ちょうど1時だ